動画で見る『GUILTY GEAR -STRIVE-』クローズドβテスト、各キャラ変更点まとめ─新技の性能は?あの技は残ってる?

動画で見る『GUILTY GEAR -STRIVE-』変更点まとめ!

ソニー PS4
いよいよ4月17日~19日にかけて、クローズドβテストが開催されるPS4『GUILTY GEAR -STRIVE-』。それに先駆けて、今回使用可能な7キャラクターの特徴を紹介する動画が公開されています。

どのキャラクターも「ギルティギア」シリーズではおなじみの存在と言えますが、『GUILTY GEAR -STRIVE-』は新作ということもあり、大きく変わっている点も多々。各動画を見ながら、そのポイントをチェックしていきましょう。なお本記事の内容は、あくまでクローズドβテスト時点のものとなります。


ソル



主人公ポジションのソルは荒々しい技を押し付ける、ゴリッゴリの近距離ファイター。飛び道具の「ガンフレイム(フェイント)」や、無敵対空の「ヴォルカニックヴァイパー」といったおなじみの技は健在な模様。

しかし、「バンディットリヴォルバー」はヒットした時のみ派生して相手を吹っ飛ばすようになったほか、「バンディットブリンガー」はボタンのタメで攻撃タイミングが遅らせられるようになるなど、新たな可能性も見えます。

そしてコマンド投げである「ぶっきらぼうに投げる」は、動画を見る限り追撃不可になった代わりに、地面に叩きつけた瞬間に3~4割のダメージが確定しています。相手のバーストの有無に関わらずこれだけの火力が出るのであれば、相当強そう…!

従来シリーズの「グランドヴァイパー」は、同コマンドで出せる「ナイトレイドヴォルテックス」に置き換わりました。通常技からキャンセルできないものの、ヒット時に追撃が可能です。

カイ



カイは飛び道具、無敵技、突進技が一通り揃っており、クセもなく使い易いキャラクター。動画でも「スタンエッジ(チャージアタック)」、「ヴェイパースラスト」、「スタンディッパー」の存在が確認できました。

本作のカイは特定の技で相手を「帯電状態」にすることが可能。この状態で各種必殺技を当てると、性能が強化されます。これはヒットやガードを問わないので、研究が進めばヒットで大ダメージ、ガードでも恐ろしい固めに発展する可能性があります。「帯電状態」を引き起こし易い新技「ダイアエクラ」もありますし、攻略のポイントとなるのは間違いないでしょう。

また、中段技だった「グリードセバー」は、同じコマンドの「フードゥルアルク」に変化。グリードセバーは主に相手を崩す手段として使われましたが、フードゥルアルクは相手に触りたい時に活躍するのでしょうか。

メイ



メイは小柄ながら、巨大なイカリを軽々と持ち上げる生粋のパワーファイターです。繰り出す技、ひとつひとつの判定がとにかく強く、一度流れに乗ったメイを止めるのは非常に困難。

本作でも代名詞と言える「イルカさん(横or縦)」は健在であり、画面中を飛び回ってくれることでしょう。コマンド投げも「オーバーヘッドキッス」もバッチリ、習得しています。

新要素としてあげられるのが、有栖川さんを呼び出してボールを射出する「有栖川スパークル」。従来の「拍手で迎えてください」「お見逃しなく」に代わる技となりそうですが、その使い心地はいかほどか。

コマンドリストを見る限り、前作にあった「究極のだだっこ」は無くなった様子。五所川原さん(技名は「ワンダフル五所川原ダイナミック」)には無敵があるようなので、切り返しを狙う際はこちらを。

アクセル



他キャラを近寄らせない圧倒的なリーチを持つアクセル。基本的なコンセプトは従来通りですが、技の構成がガラリと変わっています。

まず、無敵技である「弁天狩り」と当身技の「天放石」がありません。その代わり「蝸牛(かたつむり)」、「潦(にわたずみ)」という新技が追加されており、“攻め込まれたら切り返す”ではなく、“近付かれる前に追い返す”という印象を受けました。

「鎌閃撃」は従来通り。距離限定ではありますが、追加入力技「鬼灯(ほおずき)」でダメージアップも可能です。また、派生技である「曲鎖撃」「旋鎖撃」はヒットorガード時に相手を引き寄せるようになりました。色々な場面で頼りになる技ですが、ポチョムキン相手に派生して良いのかどうか、迷ってしまうのは私だけでしょうか。

またガード不能技である「羅生閃」は、新技「冬蟷螂(ふゆいもじり)」に変わりました。慣れるまで回避は難しそうな気配がします。ちなみに「蟷螂ってなんだろう」と調べたら、昆虫の“かまきり”を漢字で書いたものでした。

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チップ



目にも止まらないスピードで相手を翻弄するチップ。その分、従来シリーズでは防御力が低いという懸念がありましたが、なあに捕まらなければよいのです。その戦い方はまさに“忍者”そのもの。

本作でもα、β、γからなる各種必殺技、「冽掌」から始まる打撃、消える移動投げ「幻朧斬」は健在です。「αブレード」には斜め上の軌道もあり、より目で追うのが困難となりそう。

そして新たに、壁を駆け上がる「壁走り」も会得!αブレードと組み合わせて、新たな忍者像を作っていきましょう。画面端はまさに、チップの独壇場と言えるのかも。いわゆる「転移」と「迷彩」は、コマンドリストには無いようです。

ポチョムキン



どっしりと構えて、ズシンズシンと歩いてくるポチョムキンの恐怖…!本作でも、そのプレッシャーをムンムンさせています。

彼の代名詞と言えるのが、強力無慈悲なコマンド投げ「ポチョムキンバスター」。威力、投げ間合い、発生の早さと3拍子揃ったまさに必殺技であり、これをいかに決めるかが、試合の勝敗に直結します。

しかし、その逆択と言える「ヒートナックル」は空中ガード可能に…!「ガード時は相手を地上に引きずり下ろし攻めを継続できる」とあるので、ポチョムキン使いにとってはここを煮詰めることが重要になってくると思われます。

「メガフィスト(前方or後方)」や「スライドヘッド」、「ハンマーフォール(ブレーキ)」、「F.D.B」は健在。これらを駆使して、相手との距離をジリジリと詰めていきましょう。

「ガルダインパクト」は注目の新技。発生は遅いものの、ヒットorガード問わず、有利な状況が取れます。従来の“投げ”と“打撃”を仕掛ける読み合いに、どんなスパイスが加えられるのか楽しみです。

ファウスト



暗い表情(?)とぼんやり赤い瞳。ファウストは現時点で判明しているキャラクターの中で、もっとも印象が変わりました。繰り出す技にも変更点が多々あります。

新技「捏和混練(ねっかこんれん)」は、前作にあった「ごーいんぐまいうぇい」を縦回転にしたような技。移動方向をある程度調整できるため、ガードされたら離れるといった芸当も可能です。

「メッタ刈り」も前作の「メッタ斬り」と似たような印象がありますが、本作では対戦相手の髪型をアフロにします。そのアフロにも喰らい判定が生まれるため、ファウストのジャンプ攻撃が当たりやすくなるという利点が。アフロ状態限定コンボや、高速昇り中段が成立するのか気になりますね。

ランダム効果のアイテムを投げる「何が出るかな?」や、空中から爆弾を投げる「愛」、技名は変わったものの前作の「~からいきますよ」を連想させる「久延毘古(くえびこ)」、レレレっぽい「突きます」は健在。

そしてコメンドリストを見る限り、前作にあった「覚醒必殺技:刺激的絶命拳」に相当する技がありません。切り返しはシステム面に頼ることになるのでしょうか。



PS4『GUILTY GEAR -STRIVE-』は、2020年秋以降発売予定です。

《ねんね太郎》

また、お会いしましたね ねんね太郎

ゲームセンターとテレホーダイが生み出す濁流に、満面の笑みで身投げした雑食系ゲーマー。油断すると余裕で半日は寝てしまうため、スヌーズ機能が欠かせない。ゲーム以外の趣味は、モノを捨てること。

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