『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』デモ版プレイレポ―個性と魅力あふれるキャラクターたちとともに初音ミクの楽曲を奏でよう!

『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』のデモ版プレイレポートをお届けします。

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『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』デモ版プレイレポ―個性と魅力あふれるキャラクターたちとともに初音ミクの楽曲を奏でよう!
『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』デモ版プレイレポ―個性と魅力あふれるキャラクターたちとともに初音ミクの楽曲を奏でよう! 全 26 枚 拡大写真

セガ×Craft Egg/Colorful Paletteで贈るiOS/Android向け新作アプリ『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』のクローズドβテストが5月15日(金)18:00~5月16日(土)1:00にかけて実施決定しました。

クリプトン・フューチャー・メディアの歌声合成ソフトウェアにしてバーチャル・シンガー「初音ミク」をはじめとするピアプロキャラクターズ出演による、新作リズムゲームとなる本作。

初音ミクを題材にしたリズムゲームの代表作『Project DIVA』シリーズを手掛けてきたセガと、スマホ向けリズムゲームを席巻する『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』の開発・運営を担うCraft Eggがタッグを組んだ、今注目の作品です。なお、本作の開発は、Craft Eggの新設スタジオColorful Paletteが担当します。


2020年内に配信予定なので今か今かと配信日発表を待ちわびていたところ、本作のデモ版をクローズドβテストをプレイできる機会に恵まれました。本記事では、そのプレイレポートをお届けします。

初心者でも楽しめる初音ミクのセカイ!“オリジナルキャラクター”たちも登場!



はじめに言っておくと、本作は題材こそ初音ミクですが、登場人物も初音ミクたちだけというわけではありません。4人で構成されるユニット×5組の計20人におよぶ本作オリジナルキャラクターが登場します。

5つのユニットはそれぞれが問題や悩みを抱えており、初音ミクたちはその問題を解決に導くサポーターのような存在として登場。オリジナルキャラクターと初音ミクたちが力を合わせて困難に立ち向かっていきます。


本作での初音ミクたちも、バーチャル・シンガーとして世界中のクリエイターが創りあげた歌を表現する存在……つまり現実世界と同じ扱いをされています。異なる点は、主人公たちを不思議な空間「セカイ」に招き、そこにいる1人の人物として問題解決のサポートをしてくれること。

初めて初音ミクに触れる人も「とりあえず、初音ミクっていうバーチャル・シンガーが主人公たちの問題解決を手伝ってくれるんだな」という簡単な認識からゲームに入れます。初音ミクたちの自己紹介や会話イベントもあるので、段々と魅力に気付けるでしょう。


また、ユニットごとにバンド、アイドル、ストリート、ミュージカル、アンダーグラウンドと音楽性が分かれているため、初音ミクの曲に詳しくなくても安心。好きな音楽性を担うユニットの曲を選べば、おのずと自分に合う曲をプレイできます。

「Leo/need」

「MORE MORE JUMP!」

「Vivid BAD SQUAD」

「ワンダーランズ×ショウタイム」

「25時、ナイトコードで。」

キャラクターの性格を知れるシナリオパートは、それぞれのユニットを中心に描くメインストーリー、キャラクターカードごとのサイドストーリー、エリア画面で見られるミニストーリー、そしてデモ版ではまだ体験できませんでしたがイベントストーリーなどがあります。

サイドストーリーやミニストーリーでは、例えば「ワンダーランズ×ショウタイム」と「Vivid BAD SQUAD」のメンバーが会話をするなど、ユニットに縛られないシナリオも存在。

シナリオパートは基本Live2Dで進行

エリア画面では気軽に見られるミニストーリーが満載

カードごとのサイドストーリーは前後編で構成。解放にアイテムこそ必要なものの、読めばカードの性能がアップします

Craft Eggの新スタジオであるColorful Paletteが開発に携わっていることもあってか、オリジナルキャラクターたちはどの子も個性豊かなバックグラウンドやビジュアルをしており、初音ミクファンとしてゲームに入っても必ず推せる子に出会えること間違いなしです。育成システムもインターフェースがシンプルな表記となっているため、初心者にも分かりやすく設計されています。

ライブパートは馴染み深い落下タイプ!スタミナが無いから好きなだけ楽しめる



リズムゲームの肝となるライブパートですが、上からノーツが落ちてくる通称「落下タイプ」になっています。ノーツの種類もタップ、ホールド、フリックで構成されているので、戸惑うことはまずありません。

特徴を挙げるならば、ノーツの横幅が1つ1つ違うところ。細かく分けて12レーンが用意されているのですが、ノーツはときに3レーン、ときに6レーン分もの横幅で落ちてきます。また、ホールドノーツも少し独特。2つのホールドノーツが途中で交差したり、「うねうね」という擬音が似合う動きをしたりします。

ノーツのサイズはさまざま

難易度が上がれば、ホールドノーツの動きもより複雑に

たまに黄色のノーツも出現。スコアアップの効果を持つボーナスノーツです

デモ版では、「Tell Your World」「ロキ」「ヒバナ -Reloaded-」「ハッピーシンセサイザ」「Blessing」「自傷無色」「劣等上等」「スイートマジック」の8曲を確認できました。

難易度はEASY、NORMAL、HARD、EXPERT、MASTERの5段階が用意されており、MASTERは「対象曲のEXPERTをGOOD以下5以内でクリア」などの条件をクリアすると開放されます。リズムゲームの経験があったためEXPERTまでは初プレイでも余裕でしたが、MASTERからは格段に難しくなりました。


上記の映像は、デモ版でプレイできた最高難度「ヒバナ -Reloaded-」のMASTERです(一部分)。最高難度なだけあって筆者はほとんどノーツを叩けず、すぐさまゲームオーバーとなりました。

ちなみに、本作にはスタミナの概念が無いので、好きな時に好きなだけライブパートを楽しめます。いくら失敗しても間を置かず黙々と練習できるので、プレイの上達も早め。


スタミナの代わりといってはなんですが、時間経過で回復する「ライブボーナス」なるアイテムが用意されています。これは、ライブでの報酬・EXPを倍にするというもの。1つで5倍の効果があり、1回のライブで最大5つ(25倍)使えます。


また、他のプレイヤーと一緒にライブを楽しめる「みんなでライブ」も搭載。こちらでは報酬・EXPが2倍になります。コミュニケーション用のスタンプもあるので、友達や見知らぬプレイヤーとワイワイ盛り上がって楽しめそうです。

ライブ中はバックも大盛り上がり!メンバーによって出演者が交代する力の入ったMV



初音ミクのリズムゲームといえば、力の入ったMV(ミュージックビデオ)が特徴です。本作でももちろん搭載されており、MV付きの曲をプレイした際に、ノーツレーンのバックでMVが再生されます(上記映像は「ハッピーシンセサイザ」のMV)。

本作では最大5人編成のユニットでライブに挑むのですが、一部の曲ではこの編成メンバーによってMVの出演者が変化。例を挙げると、デフォルトでは「Leo/need」を想定したMVになっているものの、編成メンバーを「25時、ナイトコードで。」にして挑めば、出演者が「25時、ナイトコードで。」に交代するといった感じ。


「Leo/need」編成、またはスタート横の「オリジナルメンバーでMV再生」にチェックを入れれば、MVは「Leo/need」で再生


しかし、「オリジナルメンバーでMV再生」にチェックを入れず、「25時、ナイトコードで。」編成にして挑めば、MVは「25時、ナイトコードで。」で再生されます

編成によっては、5ユニットそれぞれのメンバーによる混合MVも可能


さらに、編成位置を変更すればMVでの役割も変わります

キャラクターそれぞれに「衣装」と「アクセサリ」の着せ替え機能もあり、着せ替えるとMVに反映されます。好きなメンバー・好きな配置・好きな衣装でMVを見るのも、本作の楽しみの1つとなるでしょう。



今回のプレイレポートは以上となります。初音ミクのスマホ向け新作リズムゲームとして登場する『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』ですが、初音ミク・リズムゲームともに初心者でも入りやすいゲームデザインになっていますので、本作から両ジャンルに触れてみるのもいいと思います。2020年内に配信予定なので、その正式リリースを楽しみに待ちましょう。

《茶っプリン》

ゲームライター 茶っプリン

「ゲームの新情報を一番に知りたい、そして色んな人に広めたい」そんな思いからゲームライターに。インサイドではニュースライター、時々特集ライターとして活動。関係者、ユーザーから生まれるネットブームにも興味あり。

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