スマホでもほのぼの生活を送ろう!『こもりライフ』のOBTに参加してわかった人と猫で心を癒す物語の心地よさとは?【プレイレポ】

のんびり田舎生活を送りながら、最高に猫を愛でられる作品です!

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スマホでもほのぼの生活を送ろう!『こもりライフ』のOBTに参加してわかった人と猫で心を癒す物語の心地よさとは?【プレイレポ】
スマホでもほのぼの生活を送ろう!『こもりライフ』のOBTに参加してわかった人と猫で心を癒す物語の心地よさとは?【プレイレポ】 全 16 枚 拡大写真
田舎での生活という響きは、いつの世でも喧噪な市街に疲れた人にとって魅力的な響きです。土の香りに包まれながら、静かな日中を過ごし、穏やかな時間の流れに身を任せる姿を夢見る方は多いでしょう。そのひとりでもある筆者は、先日Android版のオープンβテストが実施されたスマホゲーム『こもりライフ』にて、憧れの暮らしを覗いてきました。

田舎暮らしをスマホで味わえる『こもりライフ』ってどんなゲーム?


『こもりライフ』とは、中国最大の動画プラットフォームのビリビリが運営、ZORROが開発している今夏に配信予定のスマホゲームです。物語は事情があり、祖母と過ごした田舎の町へと帰るところから始まります。その町で祖母の残した家と土地を修繕しながら、町の人と関わり合う日々を過ごしていきます。


祖母が残しておいてくれたのは、まさに山の中でみる廃屋と言った代物

オープンβテストのプレイを通して感じたのは、このゲームが他の家庭用ゲームで行える内容を踏襲しつつ、うまくスマホゲームに落とし込んでいることです。そして何より、心が癒される作品でした。

特に引き込まれる一場面。色々な情報が伝わってくる

ゲームを開始すると、主人公が田舎に帰るまでを軽く説明した歌に合わせたアニメが流れます。このアニメの作りはシンプルなものの、これから向かう場所を端的に説明したものとなっており期待が膨らみます。

4人の中から主人公を決める。年齢、職業、生い立ち全てが異なる

開始直後には主人公を4人の中から選択します。ここでは性格や性別、顔のプリセットを決定。キャラクターエディットによって変更可能なのは瞳の色、髪型、肌色とメイクそして服装です。

このゲームでの目標は『Stardew Valley』や『牧場物語』を思い浮かべてもらえれば分かりやすいです。受け継いだ家の修繕に加え、家畜の世話や農場の作成はもちろん行えます。

そしてこの作品の特徴として、料理や家具の作成方法を口伝で教わることが挙げられます。この口伝が重要視されている部分とゲームのUIがMMOを意識したレイアウトであること、他のプレイヤーとパーティーを組み行動ができることなどから、他者との繋がりを大切にしていることが伺えます。

町の住人から教えてもらうことで作れるものが増えていく

『Stardew Valley』や『牧場物語』のヒットに見られるように、田舎での暮らしを描いたゲームには色褪せない魅力があります。魅力と一括りに言っても、人によって気になる部分は異なることでしょう。全てを網羅することは難しいので、ここからは僕がプレイした中で魅力的に感じた部分を特に紹介していきます。

穏やかな人とのふれあい。そして癒やされる動物たちの存在


本作でコミュニケーションが重要視されていることはお伝えしましたが、演出も凝ったものになっています。まず、会話パートで3Dキャラクターが様々な身振りや表情を見せ生き生きとしていること。喧噪を避け望んできた田舎で体験する、心を癒すような人の暖かさを見事に演出していました。


もうひとつは、携帯の存在です。ゲーム内の携帯はメニューも兼ねているのですが、機能のなかにNPCキャラクターとのチャットがあります。

NPCのセリフが出るまで入力中と表示されたりと芸が細かい

このチャットはクエストの進行度により、NPC側から発信されたメッセージにプレイヤーが応答するセリフを選ぶ仕組みなので、自由に使えるものではありません。しかし、ストーリーのログになるほか、セリフに応じたNPCの返答が愛着を抱かせるキッカケになります。

次にご紹介したいのは動物の表現です。心が癒される要因のひとつによく挙げられる動物の存在は、のどかな雰囲気のゲームには必須とさえ言えるものです。このゲームでも、至る所に動物が登場します。

動物に出会える場所は、大きく分けてNPCがいる町、森、自宅周辺に分けられます。町ではカイというキャラクターが飼っている柴犬に出会えました。

正直ちょっと太ってる柴犬

森には各種動物がバイオームに従って存在します。熱帯雨林風の森にリンゴやスギが育つような気候の森と、多く用意された森にはそれぞれ特有の動物が生育しています。

オオカミに似た動物やヤク、めんどりなど幅広い種類の動物を観察可能。これらの動物の一部は投げ縄で捕まえる、スリンガーで狩猟することもでき、捕まえて牧場を経営してみるのも今晩の料理に使うかを決められるのが新鮮でした。

眺めていると気づけば時間が過ぎていく動物たち

そして何といってもこのゲームで一番心が癒される動物であると感じたのが、自宅周辺で出会える猫です。

猫カフェの禁断症状が出始めていた僕は、ずっと猫を愛でている内にOBTが終了した

ストーリーの合間に流れるムービーでも猫が多く登場します。そしてあるクエストを完了すると、猫を飼えるようになります!このゲームにおいて猫は重要なコンテンツとして設定されているようで、飼い猫に自分好みの服を着せたり、触れ当って毛玉を入手したりと猫に関する遊びが豊富です。

そして何より素敵なのは、同時に飼える猫の数が多いところ。飼い猫を自宅のどこで飼うかを設定できるのも良いポイントです。自宅の中、庭まわりなどの設定が可能なので、猫好きだけどアレルギーがあるからという方でも安心。猫好きの僕の自宅は、猫で覆われることになるだろうと思わされました。

加えて、このゲームでは猫にあげる餌も自分で作れるため、猫様のために魚を釣り、餌を献上し、毛づくろいをさせていただく……という猫様にひたすら尽くす遊び方もいいかもしれません。



以上、『こもりライフ』のオープンβテストでのプレイレポートをお送りしました。今回僕が遊べたのは期間が限られていたこともあり、全てのコンテンツに触れられた訳ではありません。それでも僕なりにこのゲームをやりたいと思えるポイントを見つけられたのです。みなさんも、きっと自分だけの心が癒されるポイントが見つかることでしょう。配信開始の日が待ち遠しいですね。

《Takumi》

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