『世界のアソビ大全51』で全然知らないゲームを遊んでみた!─蒔いた種を刈り取るのが快感な「マンカラ」など、シンプルなのにどれも奥深い【プレイレポ】

『世界のアソビ大全51』は、お馴染みの遊びから聞き慣れないゲームまで多種多彩。その中から、独断で選んだ“初めて遊ぶ3作品”のプレイレポをお届けします。

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『世界のアソビ大全51』で全然知らないゲームを遊んでみた!─蒔いた種を刈り取るのが快感な「マンカラ」など、シンプルなのにどれも奥深い【プレイレポ】
『世界のアソビ大全51』で全然知らないゲームを遊んでみた!─蒔いた種を刈り取るのが快感な「マンカラ」など、シンプルなのにどれも奥深い【プレイレポ】 全 49 枚 拡大写真

コンピュータゲームの歴史もそれなりの歩みを刻んできましたが、アナログゲームと比べればその差はまだまだ歴然。数千年の歴史を持つテーブルゲームもあり、その奥深さは侮れないのがあります。

ですが、そんなアナログゲームをデジタルの世界に取り込めるのも、コンピュータゲームが持つ特徴のひとつ。先日発売されたニンテンドースイッチソフト『世界のアソビ大全51』にも、数多あるテーブルゲームなどがぎゅっと詰め込まれています。

本作に収録されている作品は、将棋にチェス、麻雀といったお馴染みの遊びもあれば、名前は知っているけど遊んだことがないものや、名前すら初耳といったゲームも勢揃い。世界に広がるアナログゲームの奥深さを改めて思い知らされます。


そこで今回は、『世界のアソビ大全51』で筆者が初めて出会った見知らぬゲーム3本を独断でチョイスし、前情報なしでプレイ! その実感を綴るプレイレポをお届けします。新たな世界との出会いを、どうぞご覧あれ。

敢えて相手の陣地に種を蒔き、一気に刈り取る快感!─「マンカラ」



最初に選んだゲームは、本作の中で“種まきのゲーム”と紹介された「マンカラ」。アフリカで生まれた、世界最古の知育ゲームとのことです。理解できないと頭が悪く思われそうで、なんだか緊張感が走ります。ちなみに、Googleで「マンカラ」を検索したところ、約206,000件がヒット。ウィキペディアにもしっかり記載されており、歴史の重みがじわじわと感じられます。

早速「マンカラ」を選択し、最初の解説をチェック。6つの小さな穴が上下に置かれており、下段が自分の陣地とのこと。その中にあらかじめ置かれた石を、プレイヤーから見て右側にあるゴール(細長い穴)に移動させた数で勝ち負けが決まります。

移動にはもちろんルールがあり、自分の番に6つの穴からひとつを選択。その後、選んだ穴の石を全て取り、時計回りに動きながら、穴にひとつずつ石を落としていきます。穴は、ボードゲームで言うところのマスの役目も果たす模様です。ゴールにも石を落としますし、まだ石が残っていたら相手のマスにも投下。これを繰り返して、ゲームが進行します。


もちろん、これだけではただ石を置いて回るだけ。勝敗を左右する要素はここからです。石を取って蒔いている際、最後の1個が自陣の空っぽの穴に入ると、相手側の穴(向かいの穴)にある石を全部取り、自分のゴールに置くことできます。言い換えるなら、相手の石を“横取り”できるのです!


あらかじめ穴を空にしておき、ちょうどそこに最後の石を落とせるよう逆算した穴の石を取る。これが基本的な戦い方のようです。そこまで確認し、早速プレイ開始。最初に置かれている石が4個ずつだったので、5番目の穴の石をまず拾って蒔いて空に。そして次の順番で、一番左の穴の石を掴み、落としていきます。2つめの穴から落としていくので、2、3、4・・・そして5つめの穴に最後の石を落とし、狙い通りに横取り達成!

その後、相手の石がこちらの空の穴に落とされたので、その隣りの穴を空にしてから、落とされたひとつを拾って隣りの穴へ。こちらも無事、横取り成功。取り方次第で相手の陣地にも石を置かなければならないので、それがピンチやチャンスになるようです。


どちらかの陣地が全て空になると、ゲーム終了。自分の陣地に石が残っていた場合、回収して自分のゴールに加算できます。最初の難易度は最低レベルなので、ガチ初心者でも圧勝でした。


調子に乗って、難易度をひとつあげて再プレイ。先ほどと同じように、初手で5番目の穴を空にしてみます。


すると相手は、自分の石をこちらの陣地に回し、穴にある石の数を増やしにかかりました。その結果、5番目の穴に落とそうと思っていた穴にある石の数が5個になり、最後のひとつを落とす場所が6番目に(穴から拾った石は、右隣りの穴から落とし始めるため)!「なるほど、こうやって相手の手を潰していくのか」と、つい感心してしまいます。


しばらく互いに石を落とし合うだけの攻防が続きましたが、運良く横取りを狙える巡り合わせになり、相手の石を一気に9個もゲット。これまでの流れで自陣の石を何個か蒔いたので、その分も回収できてお得でした。

右回りのため、横取りを狙いたいので右側の穴を空にしたくなりますが、そうすると左に石が残りやすく、そこを横取りされると大ダメージ。むしろ、自陣の石をうまく相手に回した上で、しっかり回収するのが肝要です。

相手を有利にさせるように見えて、時期を見計らって刈り取る。なるほど、“種まきのゲーム”と呼ばれる意味がちょっと分かりました。ですが、その刈り取り(横取り)に失敗すると、相手の陣地に残った石がそのままゴールに加算されてしまうので、ガンガン相手に回せばいい、と短絡的に考えるのも危険でしょう。

また、蒔いている石の最後のひとつが穴ではなくゴールに落ちた場合、相手に順番が回らず、もう一回自分の番になります。これも、戦略を組み立てる上で重要な要素です。相手のこれを許すと、形勢の逆転もあり得ます。


積極的に石を蒔いて鮮やかに回収するか、最低限勝てる分だけかすめ取ってゲームを終わらせるか。相手の横取りを防ぎつつ自陣に石を貯め、相手の陣地を空にして一気に逆転する、というのも爽快感があって楽しそうです。

ルール自体は決して複雑ではありませんが、攻撃と防御のバランスにどれだけ気を配るか。そして、どこでそのバランスを崩すか。シンプルながら実に奥深いゲームでした。




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《臥待 弦》

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