君はもうプレイしたか?PS4『BAYONETTA&VANQUISH』10年経っても色あせないスタイリッシュなアクションで思うがままに敵を蹂躙しよう!

『ベヨネッタ&ヴァンキッシュ』のプレイレポートをお届け! リマスター版となり、両作品ともよりスタイリッシュになったアクションが楽しめます。

ソニー PS4
君はもうプレイしたか?PS4『BAYONETTA&VANQUISH』10年経っても色あせないスタイリッシュなアクションで思うがままに敵を蹂躙しよう!
君はもうプレイしたか?PS4『BAYONETTA&VANQUISH』10年経っても色あせないスタイリッシュなアクションで思うがままに敵を蹂躙しよう! 全 11 枚 拡大写真

5月28日、PS4用アクションゲーム『BAYONETTA&VANQUISH(ベヨネッタ&ヴァンキッシュ)』がセガより発売されました。本作は、爽快感と高いアクション性が評価を受けている『BAYONETTA』と『VANQUISH』が10周年を迎えることを記念して、1本のリマスター版としてまとめられた作品。オリジナル版からフレームレートや解像度が向上し、よりスタイリッシュになったアクションが楽しめます。

また、『BAYONETTA』は日本語ボイスが追加され、『VANQUISH』はDLC配信していた特殊武器3種といった要素が追加。2020年になった今なお、スタイリッシュなアクション満載の2作品は一切の古臭さを感じさせません。リマスターされたことにより、これからプレイされる方にとってはもちろん、オリジナル版でプレイ済みの方にとっても最高の環境で楽しめる1本となっています。そんな本作について、プレイレポートをお届けします!

スタイリッシュで華麗なアクションが魅力の『BAYONETTA』


舞台はヨーロッパの辺境「ヴィグリッド」。ミステリアスで妖艶な魅力を醸し出す魔女・ベヨネッタは、自身の失った記憶を取り戻すべく、迫りくる天使たちとの戦いに身を投じることになります。両手両足に銃を装備した、二丁拳銃ならぬ“四丁拳銃”の圧倒的火力によって天使たちを蹂躙していくベヨネッタ。パンチ・キック・銃撃をタイミング良く組み合わせて軽快にコンボダメージを与えていく様は、爽快の一言です。


敵の攻撃をタイミングよく回避することで時の流れがスローモーションに感じられるようになる「ウィッチタイム」や、拷問器具を召喚する「トーチャーアタック」でトドメを刺すなど、ド派手でスタイリッシュなアクションが楽しめます。ジャズの名曲「Fly me to the moon」のアレンジをバックに行うアクションは、とても濃厚でリッチなゲームを操作しているような充実感を与えてくれます。


ストーリー・演出は濃厚かつコミカル。筆者はOPで唐突に始まる戦闘シーンから胸踊らされ、冒頭のシーンにてディレクター・神谷英樹氏の名前が刻まれた暮石に、とあるキャラクターが小便をひっかけるシーンから「ここまでするのか!」と心をガッチリと掴まれてしまいました。

シリアスなシナリオが展開する一方、天使とダンスを披露し合ってセクシーさを競うお色気とおバカが混ざり合った熱気高めのシーン、肝心のクライマックスアクションをしくじり両陣営から気まずい沈黙が流れるといったシュールなギャグを挟むなど、メリハリあるストーリーがテンポ良く展開。とにかく先の演出が見たくなってしまい、止め時を失ってしまいます。


難易度は全体的に高めながら、ボタン連打だけで強力なコンボ技や回避まで自動的に繰り出せるイージーオートマチックモードも用意されているため、アクションゲームが苦手な方でも楽しめます。とはいえ、前述したウィッチタイムを発生させるための回避や、技を繰り出すタイミングなどは自分で操作したいという人もいるでしょう。

その場合は、イージーモードで自動的に装備されているアクセサリー「永遠なるマリオネット」を解除すれば、敵の強さだけ据え置いたまま、手応えのあるアクションを味わうことができます。プレイする度に、「もっとベヨネッタをカッコ良く扱いたい!」という欲が湧き、クリア後には難易度を上げて周回プレイしたいと感じてしまうはずです。


また、ロード時間が大きく短縮されており、ロード画面が表示されるのはほぼ一瞬。QTE(クイック・タイム・イベント)が多めな作品ながらリトライポイントが多く設定されているので、ストレスを感じさせません。イベントもR2+オプションボタンでスキップができるので、周回プレイも快適。コンボ練習に欠かせない「プラクティスモード」は、一瞬ながら表示されるロード画面中、オプションボタンを入力することで突入可能なのでご安心を。

●PS4『BAYONETTA&VANQUISH』ベヨネッタ デモプレイ映像

疾走感溢れるシューティングゲーム『VANQUISH』


本作は、近未来のスペースコロニーを舞台にしたSFシューティングアクションゲーム。政府機関「DARPA」のエージェント・サムが、最新鋭のバトルスーツ「ARS」を装着し、軍の部隊と共に過激派組織「ロシアの星」に占拠されたコロニーの奪還を目指します。


サムが装着するバトルスーツは、高速移動する「ブースト」と、時間の流れがスローモーションに感じられるようになる「ARモード」を搭載。開幕ブーストで敵陣に突っ込んでいくような大胆なアクションができる一方、ARモードを利用して一方的に的確な銃撃を行うなど、静と動のメリハリのあるシューティングが魅力的です。


味方と敵が入り乱れる一方で、左上には各キャラクターとの会話内容がワイプで表示されるなど、ゲーム中のスクリーンは終始賑やか。ソロプレイながら、戦闘中には負傷した仲間を救助するシステムが用意されており、チームプレイを楽しんでいるような一体感がありました。


難易度については『BAYONETTA』と同様、本作にも初心者からコアゲーマーまでがしっかりと楽しめるよう、幅広く設定されています。一番簡単な難易度といっても、敵からの集中攻撃を受けてしまってはすぐにゲームオーバーになってしまうので油断は禁物。闇雲に銃撃を繰り返すだけでなく、敵の配置や地形から攻略を考えていくことで、ゲームが格段に面白くなっていくはずです。

●PS4『BAYONETTA&VANQUISH』ヴァンキッシュ デモプレイ映像



以上、『BAYONETTA&VANQUISH』についてのプレイレポートをお届けしました。斬新で洗練されたアクションは、10年前の作品とは思えないほどです。ローディングの速さやグラフィックが強化され、より遊びやすくなった本作を、ぜひプレイしてみて下さいね!

《島中一郎》

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