PS5への登場を期待したい『アンチャーテッド』シリーズを振り返る─“PLAYする映画”と呼ぶにふさわしい冒険活劇!ネイトの「マジかよ!」をもう1度

PS5でも「アンチャーテッド」を遊びたい…!

ソニー PS4
PS5への登場を期待したい『アンチャーテッド』シリーズを振り返る─“PLAYする映画”と呼ぶにふさわしい冒険活劇!ネイトの「マジかよ!」をもう1度
PS5への登場を期待したい『アンチャーテッド』シリーズを振り返る─“PLAYする映画”と呼ぶにふさわしい冒険活劇!ネイトの「マジかよ!」をもう1度 全 14 枚 拡大写真

斬新な本体デザインも明らかになり、発売日などの詳細な情報が待たれる「PlayStation 5」(以下、PS5)。すでに多くのタイトルが発表されていますが、中でも筆者が登場を待ちわびているのが、『アンチャーテッド』シリーズです。なかでもPS3で発売された『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』の出来は素晴らしく、そのクオリティに度肝を抜かれたというプレイヤーも多いのではないでしょうか。

そこで本記事ではPS5への展開を願って、名作『アンチャーテッド』シリーズを振り返っていきたいと思います!

画像は『アンチャーテッド』公式サイトより


そもそも『アンチャーテッド』とは?


画像はAmazon.co.jpより

シリーズの1作目である『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』は、2007年に発売されました。同シリーズは発売から10年以上の歴史があり、これまでスピンオフ作品を含め、国内では6タイトルがリリースされています。これまで数多くの賞を獲得しており、2015年5月時点でのシリーズ全世界累計出荷数は、2100万本を突破しています。

『アンチャーテッド』を開発したのは、2020年6月19日に『The Last of Us Part II』をリリースしたことでも有名なアメリカのゲーム会社であるノーティードッグ

『アンチャーテッド』は、TPSを基本としたゲームシステムで、泳いだり、崖を登るなどの様々なアクション要素があります。「PLAYする映画」というキャッチコピーのとおり、アドベンチャー映画のような物語にプレイヤーはその冒険に惹き込まれていきました。

「エル・ドラド」を求めたネイサン・ドレイク─最初の冒険


シリーズ1作目である『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』

物語は、自称フランシス・ドレイク卿の子孫を名乗るトレジャーハンターの主人公「ネイサン・ドレイク(以下、ネイト)」と、ドキュメンタリー番組のレポーターを務める「エレナ・フィッシャー(以下、エレナ)」が、実在する冒険家であるフランシス・ドレイク卿の棺から1冊の手帳を発見するところから始まります。その後、ネイトの師匠である「ビクター・サリバン(以下、サリー)」も仲間に加わり、手帳に記された「エル・ドラド」を求めて冒険に旅立ちます。

グラフィックの凄さと映画のようなプレイ体験


『アンチャーテッド』を紹介する際に最初に浮かぶのは、やはりグラフィックでしょう。2007年に発売された『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』を当時プレイした人は、その美しさに驚いたと思います。


冒険の際に訪れる遺跡や古城。さらにはジャングルといった舞台の表現も、PS3の性能を活かしていた作品と言えます。13年前に発売されたとは思えないほど、色鮮やかで、特に「水」のグラフィック描写は素晴らしく、透明感のあるクオリティとなっています。その圧倒的な表現に、筆者も高揚感を抑えることができませんでした!


今プレイすると、2007年のグラフィックなので古臭く感じるかもしれません。しかし間違いなく『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』の発売により、同シリーズは、名作への道を歩んでいったのです。


「PLAYする映画」と表現される本シリーズですが、その理由の一つには、超が付くほどのド派手なアクションが、コントローラーを握るプレイヤーに伝わってくるからです。崖から崖へと飛び移ったり、建物の高層で行われる戦闘、崩れ落ちていく足場を駆けるように移動しなければいけないなど、多くの緊迫感あるアクションを楽しむことができます。筆者もハラハラドキドキしながらプレイしたのを、今でも覚えています!

さらに、日本語吹き替えの評判も良く、ネイト、エレナ、サリーといったシリーズの中心人物であるキャラクターたちの性格や細かな描写が、セリフひとつで読み取ることができるのも理由に含まれますね。


ネイトは「やべやべやべ!」や「マジかよ!」「ウソだろ!」などが口癖で、あらゆる場面で言います。それは絶体絶命なピンチの時でも、ハッピーな時でも関係なく発言します。どこか洋画で観たこと、聴いたことのあるようなセリフを通じて、映画のような雰囲気を味わえるのも本シリーズの魅力ですね。

シングルプレイだけではなく、マルチプレイもできる!


シリーズ2作目である『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』から導入されたマルチプレイでは、協力モード、対戦モードが収録されています。基本的なデスマッチも用意されており、これまでシリーズに登場してきた主要キャラクターを使用することが可能になっています。

残念ながらPS3版として発売された『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』と、シリーズ3作目『アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス』のオンラインサービスは2019年9月4日に終了しており、現在はマルチプレイができません。

しかしPS4で発売された『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』は現在もマルチプレイが遊べますので、気になる方はぜひプレイしてみてください。


ゲーム本編にちょっとした遊び心も!


『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』では、同じ開発スタジオでもある、ノーティードッグの名作アクションゲーム『クラッシュバンディクー』の一部をプレイすることができます。


まず、ゲームの中でゲームをプレイするという体験に驚きますよね。そして今後の『クラッシュバンディクー』に注目せざるを得ないと当時の筆者は思いました!


他にも、同スタジオの最新作『The Last of Us Part II』では、『アンチャーテッド』が取り上げられている場面があります。この画像では、『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』のパッケージが置かれているのがわかります。上には『ジャック×ダクスター』もありますね。


『アンチャーテッド』をプレイしよう!


『アンチャーテッド』はアクションやそのグラフィックの美しさだけではなく、カットシーンも作り込まれており、キャラクターの表情なども非常にリアルなので、物語に没頭できること間違いなしです!もちろん手に汗握る戦闘もプレイヤーを待ち受けているので、TPSが好きな人にも楽しめる作品だと思います!

PS5の発売が近づいている今だからこそ、シリーズを未プレイの人はぜひ今のうちに「PLAYする映画」を堪能してみてはいかがでしょうか?

これまで『クラッシュバンディクー』や『アンチャーテッド』、『The Last of Us』といった名作シリーズを開発してきたノーティードッグの今後に期待です!

《Bridiman》

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