
日本時間の6月5日7時より開催されたRazerのE3発表イベントにて、同社が展開するゲーミングノートPC「Razer Blade」の新型モデルや、以前よりアナウンスされていたゲーミングマスクなどの情報が発表されました。

今回発表された新型のRazer Bladeは、AMDの「Ryzen 9 5900HX」とNVIDIAの「RTX30」シリーズを搭載する14インチディスプレイの薄型ゲーミングノート。ディスプレイはFHD(1920x1080)/144HzかWQHD(2560x1440)/165Hzから、GPUはRTX3060、3070、3080から選択できます。

続いて、高性能ゲーミングモニターの「Raptor 27」と小型ACアダプター「Razer USB-C 130W GaN Charger」が発表されました。Raptor 27は、WQHD(2560x1440)/165HzでDCI-P3を95%カバー。ゲーミングモニターとしては初となる、ジョージ・ルーカスが作った音響技術評価サービスTHXから認定を得ていることが特徴です。

Razer USB-C 130W GaN Chargerは、窒化ガリウム(GaN)チップを用いた約350gのACアダプター。Razer Bladeを充電しながら他のデバイスも充電可能です。

そして、今年頭のCESにてアナウンスされ大きな話題となったゲーミングマスク「Project Hazel」の新情報を公開。医療で利用されているN95と同等の性能を持つとされており、使い捨てのマスクよりもエコであることが強調されています。

半透明素材を活用した本体にはLEDも搭載されており、フィルター部分のゲーミングなライティングのほか、口元を明るく照らして会話相手に表情や口の動きをみせることもできます。販売時期は第4四半期を予定。待ちきれないユーザーには、インスタグラムでProject HazelのマスクをARで装着できるエフェクトが用意されているとのことです。