『FORTNITE』『第五人格』2部門で王者が決定!ハイレベルな試合が繰り広げられた第3回「Human Crest Gaming Cup」の模様をレポート

8月29日に開催されたe-Sports大会「Human Crest Gaming Cup」の模様をレポートいたします。

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学生部門 全 10 枚 拡大写真

8月29日、e-Sports大会「Human Crest Gaming Cup」が開催され、『FORTNITE』と『IdentityV 第五人格』の2タイトル4部門で決勝大会が行われました。

「Human Crest Gaming Cup」は教育機関であるヒューマンアカデミーが、同社が運営するプロゲーミングチーム「Crest Gaming」とともに開催するe-Sports大会であり、『「好き」から「プロに」』をキーワードにe-Sports業界で活躍する人材を育成するための場としての役割も担います。

ヒューマンアカデミーは「Crest Gaming」のチームコンセプトに『若者の健全育成と憧れの提供』を掲げており、大会を通じて実践やプロの技術に触れる場を提供し、業界を目指す若者や選手に憧れを提供することを目的に「Human Crest Gaming Cup」を定期的に開催しています。

3回目となる本大会の模様はCrest GamingのYouTubeチャンネルにて配信され、豪華優勝賞品を巡って各部門で予選を勝ち抜いたプレイヤーによる真剣勝負が繰り広げられました。


プロ選手も参加するハイレベルな戦いとなった『第五人格』部門

まず行われたのは『IdentityV 第五人格』部門。MCをCrest Gamingストリーマー部門に所属する梨蘭さんと公式大会実況者のなおやさんが務め、学生部門と女性部門の2部門が実施されました。

MCを務めた梨蘭さんとなおやさん

『IdentityV 第五人格』はハンター側1名とサバイバー側4名が試合に参加し、ハンターは固有の能力を駆使してマップ上のサバイバーを攻撃して脱落させることを、対するサバイバーはハンターに捕まらないように暗号を解読して脱出することを目的とする非対称型の対戦アクションゲームです。今大会のルールでは1チーム5人で構成され、交互に両サイドをプレイした結果の脱出人数によってポイントを計算し、勝敗を決します。

配信のスタートとなった学生部門で存在感を放ったのは、プロゲーミングチーム所属プレイヤーである、あまにゃあ選手擁するチーム「飛翔」でした。キラーとしてプレイしたあまにゃあ選手は準決勝で見事に相手チームを全滅させると、決勝戦でもそれまで圧勝を続けていたチーム「Dragmateinnovation」を相手に彫刻師を操り再び全滅を達成。プロプレイヤーが面目躍如のプレイを披露したチーム「飛翔」が見事に優勝を決めました。

事前に参加者が明かされていなかったため、なおやさんも「あまにゃあ選手、学生だったんだ!」と驚きのコメント

続いて実施されたのは、「チームの過半数が女性であること」がエントリー条件となる女性部門。開始前にはMCの梨蘭さんがチーム名を見て「ゴツゴツした名前が多いですね」と表現しましたが、試合内容もバチバチとした攻防が繰り広げられるスピーディーな展開に。

女性部門のトーナメント表

そんな激しい戦いを制したのは、チーム「即死!戦犯!ありがとう!」でした。チーム「M&S」との対戦となった決勝戦では、前半でハンターを務めた、いぶたそ選手が4人全滅に成功し一気に優位な状況を作り出すと、後半戦ではヴァイオリニストから2名の脱出に成功し、見事な完勝劇で優勝に輝きました。両部門の優勝チームには、以下の賞品が贈られます。

ビクロイを争う頭脳戦が展開された『FORTNITE』部門

続いて行われたのはEpic Gamesが手がけるTPSバトルロワイヤル『FORTNITE』部門です。MCは梨蘭さんとコスプレイヤー兼ゲーム実況者のみなみさん、そしてゲームキャスターの央川跳惟(おうかわとうい)さんが務めました。

本大会では普段の競技シーンでは見られない「アブダクター」というUFOのギミックが登場するマップでの対戦となり、アイテムを求めてアブダクターに乗り込むプレイヤーの姿も見られる珍しい展開に。1マッチでビクトリーロイヤルを獲得したプレイヤーが優勝となるルールのため生存重視の立ち回りが多く、学生部門と一般部門のどちらも最終盤に20人以上が残る混戦となりました。


学生部門では序盤からユニークなプレイヤーネームにMC陣からツッコミが入りつつも、随所に若いプレイヤーらしい素早い反応での撃ち合いも見られる試合内容に。終盤戦になると高速建築を利用した高所の取り合いで乱戦模様となり、配信画面上では「陽気なフィリピン人」選手が巧みなショットガン捌きで連続キルを披露するもストームに飲まれて無念の3位に。

キャベツを食べ、ストームに耐えるxavier weeks 74選手


最後は生き残った2人のプレイヤー同士で完全に安全地帯が無くなってからの回復合戦となりましたが、これを制したのは回復アイテムのキャベツをたっぷり持ち込んでいた「xavier weeks 74」選手でした。試合後には2位まで勝ち残った選手が実はMCのみなみさんのYouTubeチャンネルの動画班に所属するプレイヤーであることも判明し、意外な展開と決着にコメント欄も大いに盛り上がるシーンとなりました。

そして大会のラストとして行われたのは一般部門。こちらは学生部門に出場したプレイヤーも参加し、更にハイレベルな参加者によって再び終盤に20人以上のプレイヤーが生き残る展開に。学生部門の結果を受けてか回復アイテムを溜め込むプレイも見られましたが、やはり後半になると壮絶なエリアの奪い合いによって消耗戦の様相を呈した試合は、僅かな安全地帯を残してラスト3人に決着が委ねられます。

上空へとワープしてからゆっくり降下することで三つ巴を回避するだるいー選手

ラストは回復と建築によるバトルになるかと思われましたが、上空へとワープできる「裂け目」を利用して一時退避に成功した「だるいー」選手がしっかりと状況を見極め生き残りに成功。見事な頭脳プレイでビクトリーロイヤルを掴み取り、一般部門のチャンピオンに輝きました。『FORTNITE』部門では、両部門の優勝者に以下の賞品が贈られます。


3回目を迎え2タイトル4部門に拡大された「Human Crest Gaming Cup」は、随所に印象的なプレイも見られる熱い戦いが繰り広げられ、MC陣の楽しくも的確な実況解説もあり大いに盛り上がる大会となりました。

配信の最後にはCrest Gamingは今後もファンの皆さんに楽しんでもらえる大会を企画していくとコメントを発表。今後の展開にも注目です。

《ハル飯田》

よく遊び、よく喋る関西人 ハル飯田

1993年、大阪府生まれ。一旦は地元で公務員になったものの、ゲームが好きすぎて気付いたらフリーライターに。他メディアではeスポーツ選手や競技シーンの魅力を発信することに注力したり大会でキャスターを務めたりもするのだが、インサイド&ゲムスパではもっぱら好きなゲームについて語ることで安らかな気持ちになっている。

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