カプコンは、2022年1月13日に狩猟アクション『モンスターハンター ライズ』のSteam版を配信開始しました。発売直後からSteamトップ上位に入る同時接続プレイヤー数を獲得している本作。Steam版から再び“狩り”を始めたプレイヤーも多いのではないでしょうか。
本作では新たな「翔蟲(かけりむし)アクション」が追加。ワイヤーアクションを駆使してフィールド状を縦横無尽に駆け巡ることが可能になるほか、攻撃や防御あらゆる面でプレイヤーを助けてくれるシステムです。本作ではこの「翔蟲アクション」を上手く使いこなせるかどうかでプレイが変わると言っても過言ではありません。
本稿では、Steam版から新たに始めるプレイヤー向けに「翔蟲アクション」の使い方を紹介していきます。
■翔蟲アクションの基本!万能移動“疾翔け”
翔蟲アクションで最も基本となるのが“疾翔け”です。翔蟲を放って素早く空中移動できるこの技はフィールド上の移動はもちろん、戦闘中のジャンプ攻撃や回避などにも使用可能。非常に便利なアクションなのですが、使用するために翔蟲ゲージをひとつ消費するため、ゲージ管理には注意しましょう。
“疾翔け”は前方の地上/空中への撃ち分けのほか、照準を合わせて自由な方向への移動もできます。Steam版で最適化された「キーボード&マウス」で遊ぶ場合はマウス操作なので、FPSやTPSプレイヤーだとより直感的な移動が可能になるかも知れません。なお、翔蟲アクションはキーボード&マウス操作の場合、使用武器種によって操作ボタンが異なります。詳しくは公式マニュアルをご覧ください。
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壁に向かって“疾翔け”を行いダッシュすると、スタミナが続く限り壁を移動できる“壁走り”も使用可能です。“壁走り”を駆使することでシリーズおなじみのツタを使った移動にこだわらず、気軽に崖を駆け上れます。
さらに“壁走り”と空中での“疾翔け”を組み合わせれば、スタミナが足りないような崖や斜面でも登り切ることができます。また、空中で翔蟲にぶらさがる“空中停止”で、スタミナの回復も可能です。
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本作のフィールドでは、マップ内にある「見える場所」のほとんどへ移動することができます。たいていの場合、移動が難しい場所には隠し要素や貴重なアイテム、サブキャンプ設置場所などが用意されているため、「行けそうだな」と思った場所は翔蟲アクションの練習がてら目指してみましょう。
■戦闘の要!“鉄蟲糸技”&“翔蟲受け身”
『モンスターハンター』シリーズで最も重要なのは、もちろんその名の通りモンスターとの戦闘。『ライズ』では、戦闘中にも翔蟲が大活躍してくれます(というより覚えないとほぼ確実に倒されてしまいます)。
まずは、武器を構えた状態でのみ発動できる“鉄蟲糸技(てっちゅうしぎ)”の紹介。“鉄蟲糸技”は武器によって能力が異なり、ジャンプ攻撃やカウンター攻撃などダメージを与える技のほか、一時的な能力強化や武器の隙を補うような移動技などが豊富に用意されています。武器によってはかなり癖の強い技もあるので、カムラの里にある「修練場」で一度は練習してみましょう。
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戦闘中にモンスターからダメージを受け、尻もちや吹っ飛び状態になったときに便利なのが“翔蟲受け身”です。攻撃を受けた時に素早くモンスターと距離が取れるほか、武器を収めた状態になるので即座に体力や状態異常回復のアイテムが使えます。
ダウン中にモンスターから追撃を受けて倒された経験は、ハンターであれば誰しもあると思います。“翔蟲受け身”はその状況を覆してくれる、本作の「絶対に覚えなければいけない」操作。本当にピンチの時は“疾翔け”で一目散に逃げ出すのも戦略ですよ。
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なお、“鉄蟲糸技”と“翔蟲受け身”の発動にも翔蟲ゲージを消費します。翔蟲ゲージは基本2つ&フィールドで拾える1つで、最大3つまで所有可能です。“鉄蟲糸技”には2ゲージ消費する大技もあり、攻撃にばかりゲージを消費していると肝心なときの回避ができなくなることも。どんなときでもモンスターを観察し、相手の行動に合わせたゲージ管理を心がけましょう。マップで拾える翔蟲の位置をある程度覚えておくことも大切です。
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■翔蟲でモンスターを操れ!豪快アクション“操竜”
ゲーム内で「翔蟲アクションの攻撃を食らう」「縄張り争いでダメージを受ける」「特定の環境生物を利用する」などの条件を満たすことで、モンスターが“操竜待機状態”になることがあります。この状態でハンターが攻撃orボタン操作を行うと、モンスターを鉄蟲糸で拘束して操る“操竜”が可能です。
“操竜”状態のモンスターは一定時間自由に操作が可能。「弱攻撃」「強攻撃」「緊急回避」「突進離脱」の4種類のアクションを使い分け、他の敵モンスターへの攻撃して大ダメージを与える、乗っているモンスターを壁にぶつけてダウンさせるなどさまざまな行動ができます。
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「突進離脱」を当てれば対象のモンスターを“操竜待機状態”にさせることも。“操竜”状態のモンスターの攻撃は、相手からの「落とし物」を獲得できるチャンスもあり、上手に利用すれば大量の素材を獲得することも不可能ではありません。ちなみに同じモンスターの“操竜待機状態”は連続ではすぐに発生しないため、序盤は一回の狩猟で各モンスターに一回ずつ乗れれば良いくらいで考えましょう。
“操竜”の登場により、狩猟目標以外のモンスターの存在がとてもありがたい本作。モンスターごとに使える技の違いがあり、慣れないうちはろくにダメージを与えず逃げられることもあると思います。“操竜”は慣れないうちは難しいため、まずはウツシ教官の練習クエストをしっかりと復習しましょう。
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「翔蟲アクション」によって、移動・戦闘・探検すべての要素が大幅に進化しています。一度慣れてしまうとこの快適でスピード感のあるハンター生活からもう戻れないかも?
『モンスターハンターライズ』は、ニンテンドースイッチ/PC(Steam)向けに配信中。Steam版は4K解像度対応やキーボード&マウス操作の最適化など、PC版ならではの追加要素も登場しています。