「デジタル・デビル・ストーリー」シリーズで知られる小説家・西谷史氏が、なぜ「女神転生」のタイトルが決まったかなど様々な逸話をTwitterにて明らかにしています。
1987年にファミリーコンピュータ向けに発売された『デジタル・デビル物語 女神転生』から始まり、現在では『真・女神転生』シリーズとして続くアトラスのRPGシリーズですが、その原作第1巻である「デジタル・デビル・ストーリー 女神転生」はなぜこのようなタイトルになったのでしょうか。
ツイートによると、「女神転生」というタイトル自体は原作者の西谷史氏が考えつきましたが、「Digital Devil Story」「転生の〇〇」など他の案とも悩んでおり、編集部に提案したところ当時の編集長であった鈴木敏夫氏が「絶対『女神転生』だ。これは売れる」という鶴の一声でタイトルが決定したとのことです。
当時様々なメディアで展開していた「女神転生」はOVAも発売されましたが、「女神転生2」は制作されませんでした。このOVAは、日本版発売前にヨーロッパからの予約により制作費の回収は済んでいたため金銭的な問題はありませんでしたが、「次は『男神転生』にしよう」という提案に対し西谷氏が激怒したため、企画を遅らせてしまったのだといいます。また、とある重要キャラクターを殺したことで様々な人から激怒されたとのことです。
西谷氏のTwitterでは他にも様々な逸話が語られていますので、「デジタル・デビル・ストーリー」や『女神転生』『真・女神転生』ファンの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。