『ELDEN RING』「魔術師トープス」を愛さずにはいられない!柔らかい物腰の“鈍石”が最後に残した魔術

エルデ屈指の人の良さ。

ソニー PS5
『ELDEN RING』「魔術師トープス」を愛さずにはいられない!柔らかい物腰の“鈍石”が最後に残した魔術
『ELDEN RING』「魔術師トープス」を愛さずにはいられない!柔らかい物腰の“鈍石”が最後に残した魔術 全 10 枚 拡大写真

※本記事は『ELDEN RING』のストーリーや設定に触れています。ネタバレにご注意ください。

発売以来、世界中のゲーマーから熱狂的な支持を受けているアクションRPG『ELDEN RING』。高難度なアクションに加え、そのシリアスな世界観や魅力的なキャラクターによって織りなされる物語にも高い評価が集まっています。

その中でも多くのプレイヤーに好感を持たれた"愛されキャラ”といえるのが、「魔術師トープス」です。

◆才能の乏しい“鈍石”?「魔術師トープス」

トープスは「魔術師セレン」と同じく「魔術学院レアルカリア」で学んでいた魔術師。しかしトープスは、才能にあふれたセレンとは反対に凡人でしかなく、“鈍石”と自嘲するほどです。

彼と初めて出会うのは、「ストームヴィル城」の裏にある教会。望みに応じて10ルーン渡すと、魔術を教えてくれます。しかしその数は僅か3つと少なく、ここからも彼が持つ才能の乏しさを感じさせます。

購入できる魔術は3つだけ

それでも魔術への情熱はとても高く、学院に戻って研究を再開するため、その門を開けるのに必要な「学院の輝石鍵」を探し求めるトープス。彼のイベントは、この「輝石鍵」を渡すと進行し、最終的にはある魔術を入手できます。

◆愛される理由は「人の良さ」

何ともパッとしないトープスが、なぜプレイヤーから愛されるようになったのか?その最大の要因は、「メッチャクチャ人が良い」所にあります。例えば、3つの魔術を全て習得すると「おかげで師のまねごとができた」とわざわざお礼を言ってくれます。

とにかく物腰が柔らかい

さらに物語の中盤で、主人公が「輝石鍵」を拾った後に話しかけると「それは受け取れないよ」「その鍵はお前さんが使うべき物だ」「私のことなど、気にしなくて良いんだ」と言って断ります。このようにトープスは狭間の地の住人と思えない、思いやりの心を持っているのです。

そしてもう1本「輝石鍵」を見つけると、トープスは大歓喜。自分が戻ったら一度学院を訪ねて欲しいと話した上、含み笑いしながら「その時にはもう少し良い師になっているかも知れないぞ」と、尋常ではない喜びを見せます。

◆彼が最後に残した魔法「トープスの力場」

これほど人の良いトープスですが、本作を製作したのはダークファンタジーに定評のあるフロム・ソフトウェア。『ダークソウル』シリーズなどをクリアしている同社のファンほど、「こんなに良い奴、絶対死ぬだろ……」とイヤな確信を得た人も多いとか。

ちなみに筆者は『ダークソウル3』をプレイした位の経験しかありませんが「トープス、狂った末に襲いかかって来たりしないだろうな……」と思っていました。

そして一度分かれた後に学院を訪れると、案の定事切れたトープスの姿が。予想通りの結末に、頭を抱えるプレイヤー達でしたが、彼は最後に「トープスの力場」という魔術を残していました。

テキスト文が泣ける……!

この魔術は、相手からの魔術や祈祷を逸らす効果を持ちます。そしてこの魔術の説明テキストには、「トープスが生涯を賭して探求した魔術」であり、その理論は「新しい教室にも値する、発見であった」と記してあるのです。

周囲から蔑まれてなお、魔術の研究を続けたトープス。その功績が生前には評価されませんでしたが、最後に生み出した魔術はとても“鈍石”と言えない、眩い輝きを放っていたのです。鍵を渡して、良かったな……。



《鈴木伊玖馬》

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