
『ウマ娘 プリティーダービー』を通し、競馬に興味を持つゲーマーが増えてきた昨今。Twitterユーザー・おしみさん(@oshimi06)の投稿した、『ウマ娘』ファンには堪らない“伝説的な馬券”のエピソードが話題を集めています。
『ウマ娘』にハマり、過去の競馬グッズを購入し始めたというおしみさん。それをお父様に話したところ、「ずっと財布にいれてた馬券あげるよ」と1枚の馬券を差し出されました。
その馬券は、1992年4月26日に行われたGIレース「第105回 天皇賞(春)」のもの。TVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」の第5話でも描かれた、トウカイテイオーvsメジロマックイーンによる伝説の一戦です。
このレースでお父様は、トウカイテイオーの単勝に500円、メジロマックイーンの単勝に1,000円、計1,500円分を購入。結果、1枚の馬券にトウカイテイオー、メジロマックイーンの名前が並ぶ、とんでもない馬券となっているのです。
アニメでも熱いライバル対決で視聴者を魅了しただけに、2頭が並ぶ馬券にSNS上では「これ凄いお宝ですよ。羨ましい」「凄いものを見せていただき感謝。正直鳥肌止まりません」などの反応が。
まさかの馬券に、おしみさんも「本当に軽い気持ちでお財布からこの馬券がでたとき、あまりの衝撃で語彙力が消し飛んでしまうほどでした」と驚愕しています。
ちなみに、こういった馬券が高値で取引されているのを知っていたため、過去の落札金額をお父様に知らせたところ、とても驚いて「売ってきて欲しい!」と言われたそう。もちろん断りましたが、本当に軽い気持ちで持っていたんだと知り、改めて驚いたといいます。
当時のレースですが、1番人気はトウカイテイオー、2番人気がメジロマックイーン。なぜお父様がメジロマックイーンを推したかについては、当時トウカイテイオーが無敵すぎたため、逆にメジロマックイーンを信じたのだとか(なお、お父様はずっとマヤノ推し)。換金しなかった理由は「オッズが2.2とかだからほとんど戻ってこないし…」とのこと。
伝説の馬券が30年の時を超えて、親から子へと引き継がれた今回のエピソード。そのきっかけに『ウマ娘』があるのは、一ファンとしても感慨深いものを感じます。
これを機に、SNS上では「お父様にも『ウマ娘』を始めてもらおう!」という声も寄せられていますが、おしみさんによるとアプリゲームは遊ばない人なのだとか。そのため、代わりに漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」を貸したそうです。
おしみさんとお父様、お二人が競馬のみならず、同作を通して『ウマ娘』トークに花を咲かせる日もそう遠くないかもしれません。