なにかと気苦労が多く、悩みを抱えている人が多いストレス社会。二次元では癒しを与えてくれるキャラクターが人気を博しがちですが、『ウマ娘 プリティーダービー』にも逸材が現れました。新たなウマ娘として、“おばあちゃん”キャラが発表されたのです。
新ウマ娘は「おばあちゃん」属性
話題のウマ娘・ワンダーアキュートが発表されたのは、7月27日に配信された情報配信番組「ぱかライブTV」Vol.19でした。
彼女のモデルとなった競走馬は、ダートが主戦場。2006年生まれで、2015年にはなんと9歳でGIレース「かしわ記念」に勝利しました。それによって障害レースを除く、平地GIレースでの最年長勝利記録を樹立しています。
生涯現役と言わんばかりに活躍したモデル馬の魂は、ウマ娘としてのワンダーアキュートにもしっかり受け継がれることに。見た目はかわいらしい乙女ですが、その性格には“おばあちゃんっぽさ”があふれ出しているようです。公式キャラクター紹介によると、「周囲からは『話すとなんだか、おばあちゃんを思い出してほっこりする』と評判」とのこと。
さらにキャラクター紹介ページでは、声優・須藤叶希さんによるサンプルボイスを聞くこともできます。こちらもおばあちゃん感がたっぷりで、「わぁしの根性、みせるときじゃねぇ」といったセリフ内容。声を聞いた瞬間、脳裏に縁側でお茶をすするおばあちゃんの顔が浮かんでしまうような、どこか懐かしい気持ちに…。
母性を突き詰めた先の新境地！
いわば「おばあちゃん属性」とでも言うべき、とがった設定のワンダーアキュート。しかしはやくも『ウマ娘』ファンたちは期待を寄せているようで、「かっぽう着着てほしい」「スマホ苦手であってほしい」「ロイヤルビタージュース（青汁）が好きそう」と好奇心が爆発しています。
思えば、癒しを求める現代人が増えている影響か、昨今のアニメ・ゲームなどでは母性あふれるキャラクターが数多く誕生。『ウマ娘』においては、スーパークリークがその筆頭でしょう。とにかく人を甘えさせようとする性分で、ファンの間では“ママ”属性のキャラクターとして愛されてきました。
そんな中で登場したワンダーアキュートは、ママを超えたグランドマザーという境地を見せてくれそうな画期的キャラクター。まだ詳細は明らかになっていませんが、育成シナリオなどの内容次第では、『ウマ娘』界隈を飛び出して広く人気が集まるかもしれません。
ワンダーアキュートが界隈にどんな風を吹き込んでくれるのか、実装の日が楽しみですね。
