あのヤギが更にカオスになって返ってくる!情報量が多すぎる『Goat Simulator 3』プレイレポ&ヤギを10年“吸い続ける”開発者インタビュー

謎のヤギゲー最新作『Goat Simulator 3』を先行プレイ!豆の樹の高さは無限で、スローでエモートもできるようになっています。

ソニー PS5
あのヤギが更にカオスになって返ってくる!情報量が多すぎる『Goat Simulator 3』プレイレポ&ヤギを10年“吸い続ける”開発者インタビュー
あのヤギが更にカオスになって返ってくる!情報量が多すぎる『Goat Simulator 3』プレイレポ&ヤギを10年“吸い続ける”開発者インタビュー 全 17 枚 拡大写真

「2」は無いけど「3匹のヤギがぴったりでしょう」?

「BitSummit X-Roads」には、本作を手掛けるCoffee Stain Studiosのセバスチャン・エリクソンCEOと、同クリエイティブディレクターのサンティアゴ・フェレロ氏が来日。会場内ステージにも登壇しトークを終えたばかりのお二人に、最新作について色々聞いてみました。

終始ユーモアたっぷりの受け答えで通訳の方を困惑させていたフェレロ氏(写真左)とエリクセン氏(同右)

──新作の発売も段々と迫ってきましたね!まずはお聞きしなければいけないのですが、何故『2』がなくて『3』なのでしょうか。

エリクソン氏うーん、クラシックな質問ですね。見てくださいこのビジュアルを。

エリクソン氏3匹のヤギが並んでいますよね。この見事に並んだ姿を見て、おぼろげながら浮かんできたんです。「3がちょうどいい」と……。

──確かステージでは「最初は『2』を作っていたが、気付いたら『3』になっていた」とコメントされていたはずなんですが……。

エリクソン氏そうでしたか?

毎回回答が違うことを突っ込まれても微動だにしないCEOの鑑

──どうやらここは深く聞いても仕方がないようなので、ゲームの内容について聞かせてください。本日は30分程度の体験でしたが、かなりのボリュームに感じました。

フェレロ氏サンドボックスでマップも広くなっていますし、クエストもギアも増えています。ですが、このゲームは人によってどんな楽しみ方をしてもらっても構わないと思っているので、ボリュームを明確に表現するのは難しいですね。

エリクソン氏『3』ではオンラインマルチプレイヤーにも対応していてミニゲームもありますので、ゲームを進めずにひたすらフレンドと遊んでも良いですね。

フォレロ氏人によってはひとつのギアで何時間でも遊べると思いますし、クリエイティビティさえ発揮されれば無限にプレイの幅は広がります。例えばモノの長さを計測できるギアを使ってゲーム内のオブジェクトを全て測って長さを当てるゲームをはじめたら、何十時間でも遊べますよ!

──今回は試遊できませんでしたが、マルチプレイではどのような遊び方が可能なのでしょうか。

フェレロ氏基本的には4人で通常のプレイを楽しめます。ミニゲームもあるのですが、サンドボックスとは分かれたモードでは無いので例えばサッカーのようなミニゲームの最中に車や装備品を持ち込んで、他のプレイヤーに対してアドバンテージを得ることも可能です。
※取材後に発表されたリリースでは以下のようなミニゲームが遊べると発表されています。

  1. 丘の王様:王冠を手に入れるため、城内に留まろう。もっとも多くの王冠を獲得したプレイヤーが勝ち!

  2. 地面は溶岩:溶岩に触らないように!パルクールのテクニックを駆使してできるだけ高く登り、上昇してくる溶岩
    から逃れよう。最後に生き残ったプレイヤーが勝ち!

  3. カー・ダービー:他のプレイヤーが運転する車の後ろに突っ込んで、相手が持つ爆弾を爆発させよう!最後に生
    き残ったプレイヤーが勝ち!

  4. プロップハント:俗にいうかくれんぼ。鬼役は物に頭突きをして他のプレイヤーを見つけよう。隠れるときは、隠れ
    たいアイテムを舐めるだけ。隠れているときに移動すると、追加ポイントを獲得できる。

  5. 頭突きDEアート:頭突きで世界を塗りたくろう!描いたもの1点につき1ポイントを獲得できる。

  6. ヒヅメサッカー:自分のゴールにボールを入れて、得点を稼ごう。普通のサッカーと同じく、最も多くのポイントを獲得したプレイヤーが勝ち。

  7. プロップゴルフ:アイテムを目印の旗まで大至急運ぼう!先に旗に到達したプレイヤーが勝ち!

──では、私がフレンドとヤギレーシング大会を開催するのもこのゲームの正式なプレイのひとつなんですね。

フェレロ氏そういうことです。それも素晴らしいアイデアですね。このゲームをひとりで遊びつくしたと思っていてもフレンドと遊ぶことで更なるカオスと発見があるのではないかと思います。

──日本ではヤギはあまり普段から目にする動物ではないのですが、『Goat Simulator』は大きなブームとなっていました。

エリクソン氏このゲームで本物のヤギを再現しようと頑張っていますので、『3』をプレイしてヤギにさらに詳しくなっていただきたいですね。

フェレロ氏『1』を面白いと感じてくださった方には絶対に楽しんでもらえるゲームになっていると思います。

──発売を楽しみにしている日本のファンへのメッセージをお願いいたします。

エリクソン氏もうすぐプレイヤーの皆さんにもこのゲームをお見せできることにとてもワクワクしていますし、どのようなクリエイティビティを発揮して遊んでくれるのかも楽しみです。

フェレロ氏スーパーエキサイティングですよ!

──最後に質問です。おふたりにとってヤギとはどんな存在なのでしょうか。

エリクソン氏素晴らしい動物です。私たちはヤギを吸いながら生活して10年になりますから、ヤギを可愛がってきた経験を世界中の皆さんに沢山伝えたいと思っています。

フェレロ氏ゴートヨガは非常に楽しくてリラックスできるんですよ。素晴らしい経験ですね。

「ゴートヨガ」には会社内で取り組んでいるそうです。詳細はよく分かりませんでしたが、これ以上通訳さんを困らせることは出来ないので謎のままにしておきます

エリクソン氏その通りだね!


そんなこんなでインタビューまでカオスたっぷりだった『Goat Simulator 3』は2022年11月17日にPC(Epic Gamesストア)、PS5Xbox Series X|S向けに発売予定。『3』ですが4人までのオンラインマルチプレイにも対応しています。

どう見ても『Dead Island 2』のトレーラーをパロっちゃってるトレイラーも公開されており、期待が高まります。真のヤギ好きに向けた限定版「GOAT IN A BOX」エディションも発表されていますので、前作以上のカオスっぷりを堪能すべく発売日を楽しみに待ちましょう。
※編集部注:ちなみに単なる煽りかと思った『Dead Island 2』ですが、なんと発売日まで正式に発表されました。

商品名:

Goat Simulator 3

対応機種:

Windows PC(Epic Games Store)/PlayStation 5/Xbox Series X|S

発売日:

2022年11月17日(木)

価格

■パッケージ版 ※PlayStation 5のみ
通常版:4378円(税込)
限定版「GOAT IIN A BOXエディション」:10670円(税込)
■ダウンロード版
スタンダード・エディション:3850(税込)円
デジタル・ダウングレード・エディション:4950円(税込)

ジャンル

アクションアドベンチャー

プレイ人数

1~4人

開発

Coffee Stain North AB

販売

Coffee Stain Publishing AB、Koch Media

CERO表記

C

著作権表記

©2022 Coffee Stain Studios AB・Coffee Stain is part of the Embracer Group・Co-published by Koch Media GmbH, Austria・Developed by Coffee Stain North AB・Developed by Deep Silver Fishlabs・All rights reserved.

公式サイト

https://www.goatsimulator3.com

公式Twitter

https://twitter.com/GoatSimulator

公式Tiktok

https://www.tiktok.com/@goatsimulatorgame

PlayStation ストア

https://store.playstation.com/ja-jp/concept/10003123

Microsoft Store

https://www.xbox.com/ja-jp/games/store/goat-simulator-3/9nmb4t25w817

Epic Gamesストア

https://store.epicgames.com/ja/p/goat-simulator-3


Safari Safari Farm (サファリ ファーム) ヤギ(メス) S161129
¥1,100
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
Goat Simulator 3【予約特典】「搾乳前」ギア 付 - PS5
¥3,582
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
  1. «
  2. 1
  3. 2

《ハル飯田》

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]

関連ニュース