本記事は、『ポケモン スカーレット・バイオレット』のストーリー「スターダストストリート」に関するネタバレを含みます。未クリアの方は、ご注意ください。
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『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場する、アカデミーの生徒「ボタン」。本キャラクターを巡り、その父親は『ポケモン ソード・シールド』のDLC『冠の雪原』に登場する、「ピオニー」ではないかと話題になっています。
「ボタン」は『ポケモン スカーレット・バイオレット』に登場する、主人公と同学年の生徒。赤色と青色が混じったショートヘアの女の子で、イーブイのバッグをいつも背負っています。少し人見知りな性格で、とある理由であまり学校には来ていないとのこと。
そんなボタンについては、同作内で「ガラル地方に実家があること」、そして「自身のことが大好きな父親を持つこと」が明かされます。父親については、「ドがつくほどウザい……」「声はデカいし、スキンシップヤバいし、ボタちゃんとか変な呼び方するし!」と思春期っぷり満載でコメント。やや過干渉ではあるものの、娘好きの父親を持っていることが伺えますね。
本作発売後、ネット上では「ボタンの父親とは誰なのか」という疑問が浮上。そこで導き出されたのが、父親は『ポケモン ソード・シールド』のDLC『冠の雪原』に登場する「ピオニー」ではないか、という説です。
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ピオニーは同作にて、伝説のポケモンの言い伝えを確かめるために探検をする男性。なかなかアツい性格をしており、時には人の話を聞かない豪快な振る舞いを見せることもあります。
ピオニーとボタンの繋がり…その最も大きなカギは、それぞれの名前にあります。「ボタン」という名前で連想される花「牡丹」を英訳すると、驚くことに「peony(ピオニー)」となり、前述のキャラクター「ピオニー」と完全に一致。『冠の雪原』はガラル地方を舞台としていることに加え、公式サイトによると、ピオニーは「娘思いの優しい一面も持ち合わせている」とのことで、ボタンによって語られた「自身(娘)のことが大好きな父親」像にも当てはまります。
また同作には、ピオニーの娘として「シャクヤ」も登場。ピオニーはシャクヤのことを「シャクちゃん」と呼んでおり、ボタンが文句を言っている「ボタちゃん」という呼び方に似通ったものがありますね。
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ネット上では、「シャクヤ」をボタン科の花「シャクヤク(芍薬)」とし、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」というように、美人を例えることわざを連想するユーザーも見られました。
記事執筆現在、『ポケモン』公式から「ボタン」の父親に関する情報は発表されていません。ですが、もしかしたら「ピオニー」と何らかの関係があるかもしれませんね。