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11月24日、『デュエル・マスターズ プレイス(デュエプレ)』に第17弾カードパックとして「ライジング・アライズ-希望の王女-」が登場。古参プレイヤーから“最もヤバイカード”の1つとされている「母なる大地」が復活したことで、大きな衝撃が走っています。
◆最凶カード「母なる大地」が時を超え蘇る
『デュエプレ』は、大人気トレーディングカードゲーム『デュエル・マスターズ(デュエマ)』をオンラインで楽しめるアプリ。第17弾カードパックでは、「予言者ヨーデル・ワイス」「超電磁コスモ・セブ Λ」「超次元ライデン・ホール」など、さまざまなカードが実装されました。
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その中でも注目を浴びているのが、「母なる大地」。本家『デュエマ』では、あまりに強力な性能から、禁止カードにあたる「プレミアム殿堂入りカード」に指定されているほどの存在です。
歴史上最もキケンとも言われていましたが、『デュエプレ』でまさかの復活を果たすことに。その恐ろしさを知るプレイヤーたちは、「伝説の禁止カード来ちゃった」「やばいカードが来てる!?」「母なる大地マジですか…」と驚愕していました。
◆『デュエマ』を根本からひっくり返す効果
「母なる大地」はなぜ、それほどまでに恐れられているのでしょうか。その理由の1つは、圧倒的な汎用性の高さにあります。
このカードは本家『デュエマ』では、3コストでシールド・トリガー持ち、「バトルゾーンのクリーチャーをマナゾーンに置き、代わりにそのプレイヤーの最大マナ以下のコストのクリーチャーをバトルゾーンに出す」という呪文でした。
一応確認しておくと、『デュエマ』ではマナゾーンにカードを置く行為が必要不可欠であり、「マナゾーンに置いた手札は使えなくなる」という基本的な原則があることは言うまでもありません。
しかし「母なる大地」があれば、クリーチャーカードをマナゾーンに置いても、直接バトルゾーンに出せるため、もはや手札にあるのと同じ状態。最大マナ数さえ足りていれば、マナの色を問わず、3マナ消費するだけで出せるので、手札から出すより楽とも言えるでしょう。
すなわち「母なる大地」は、いわば『デュエマ』の基本ルールを真っ向から打ち破っていくようなカードなのです。
おまけにコストが軽く、時にはノーコストで使えてしまう上、相手の強力なクリーチャーを弱いクリーチャーと入れ替える…といった防御的な使い方も。『デュエプレ』で収録されるにあたり、コストは3から7に変更されましたが、その他の強みについては据え置きとなりました。
コスト変更によって、「母なる大地」はどれだけ“許される”カードとなるのか。『デュエプレ』の環境変化が気になるところです。