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芸術家の作品は、得てして後世で評価されるもの。そんな現実世界でもありがちな現象が、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』でも発生していたようです。
◆『ORAS』の小ネタが回収される
話題となっているのは、「ボウルタウン」に飾られているオブジェクト。町の各所にはアーティスト兼ジムリーダー・コルサが手掛けた作品を中心に、さまざまな創作物が展示されています。
実はその中に、『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア(ORAS)』で登場したアイテムの一部が紛れているとのこと。たしかに、遊具があるエリアに設置されている「こくうのむげん」と「なゆたのけしき」、そして樹木周りにある「るてんのわだち」はもようがえグッズとして同作に登場していました。
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ちなみに、いずれのアイテムも『ORAS』の「ミナモびじゅつかん」にいるNPCから購入可能で、お値段はなんと各100,000円。
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とても価値の高そうな芸術品ですが、一方で作者からは「ぼくのアートを飾ってくれなかったんだ!」「ぼくのアートを理解できない美術館とはね!」と恨み節が。ようするに、世間からはあまり評価されなかった作品だったのでしょう。
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そんな品々が、どういう経緯で「ボウルタウン」に運ばれたのかは明らかになっていません。とはいえ町を訪れた人からの評判は上々で、「こくうのむげん」に至ってはコルサの作品と勘違いされるほど。「ホウエン地方」では、見向きもされていなかったのですが…。
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ただし作者は不明扱いになっているため、かのNPCが芸術家として名を馳せたのかは微妙なところ。アートが認められたという事実だけは、せめてもの救いと言えそうですね。