『ポケモンSV』シリーズ初心者におくる「努力値」のススメ!ポケモンを“より自分好み”に育成できる機能を解説

劇中では詳しく説明されない「基礎ポイント(努力値)」。覚えれば育成の幅が広がる本機能を、シリーズ初心者に向けて解説します。

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『ポケモンSV』シリーズ初心者におくる「努力値」のススメ!ポケモンを“より自分好み”に育成できる機能を解説
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ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のポケモンたちは、レベルのほかに「基礎ポイント」というパラメーターを持っています。アイテムの「タウリン」などで目にする言葉ですが、ゲーム内では詳しく説明されないため、初心者からすれば「何それ?」と疑問に思うことでしょう。

この基礎ポイント、一般的には「努力値」と呼ばれており、やり方を覚えれば“より自分好み”にポケモンを育成できます。基本的に対人戦で重視される要素ですが、ソロプレイでも覚えておいて損はなし。本記事ではそんな基礎ポイント、もとい努力値をシリーズ初心者に向けて解説します。

◆そもそも努力値ってなに?

努力値は、ポケモンのステータスを“選んで底上げ”できる隠しパラメーターです。

ポケモンのステータスは6項目(HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さ)に分けられ、基本的にレベルアップで上昇します。レベル100で最高値となるのですが、ここに努力値が加わるとさらに数値を伸ばせるのです。

努力値を振っていないリザードン(Lv.100)。HPは297までしか上がりませんが…
努力値をHPに振ったことで、レベルアップでの最大値を超え、360まで増えています。

例えばレベル100でHP300になるポケモンがいた場合、努力値が加わることで最大HP363まで伸ばせます。

◆努力値の仕組み

努力値は自由に割り振りできる「ステータスポイント」のようなもので、1つのステータスにつき最大252まで振ることができます。ただし、割り振れる合計は510なので、全ステータスを最大まで上げることは不可能です。

記事冒頭の“より自分好み”にポケモンを育成できるというのもこれが理由。例えば攻撃と素早さに振ってアタッカーに仕上げたり、HPと防御に振って耐久型にしたりと、どのステータスを伸ばすかはプレイヤー次第です。

例1:攻撃と素早さに最大まで振り、アタッカーに特化したエルレイド。
例2:特攻と特防に最大まで振り、特殊系の攻守に強くなったニンフィア。

努力値は振った値を4で割った数値がステータスに反映されます。例えばレベル100でHP300になるポケモンがいた場合、HPに努力値を4振ればHP301に、40振ればHP310に、最大値の252を振ればHP363になるといった感じ。

余りは切り捨てなので、41や251など4で割り切れない数値で振ると無駄になります。

◆努力値の確認方法

努力値を確認するには、ステータスの能力画面でLボタン(レーダーの切り替え)を選択。グラフの中心にある“濃い黄色の部分”が努力値を表しています。

野生で捕まえた直後のポケモン、タマゴから生まれたばかりのポケモンなど、どんなポケモンも初めは努力値が0。濃い黄色の部分は小さな正六角形になっています。

努力値を獲得すると、振られたステータスにグラフがどんどん伸びていきます。

また、努力値が合計値の510まで振られている場合はグラフが白色に変化。最大値の252まで振られているステータスはキラキラします。

次ページ:「努力値の振り方」を紹介!

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《茶っプリン》

ゲームライター 茶っプリン

「ゲームの新情報を一番に知りたい、そして色んな人に広めたい」そんな思いからゲームライターに。インサイドではニュースライター、時々特集ライターとして活動。関係者、ユーザーから生まれるネットブームにも興味あり。

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