『ポケットモンスター』シリーズには、実態がイマイチわからないアイテムもチラホラ。その最たる例と言える「メタルコート」の正体が、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』で明らかになったようです。
◆多くのトレーナーが勘違いしていた「メタルコート」
「メタルコート」は、ストライクとイワークを進化させるために必要なアイテム。持たせて通信交換することで、それぞれハッサムとハガネールへ。また、他の用途として“はがねタイプ”の技の威力を1.2倍にする効果もあります。
そんな「メタルコート」が登場したのは、『ポケットモンスター 金・銀』でのこと。当時は見た目が明かされておらず、ネーミングから“鉄の羽織”的な形状だと想像していた人も多かったのだとか。
後にアイテムがプレビュー表示されるようになると、円柱の物体であることが判明。これにより「メタルコート」=“鉄の塊”という認識が一気に広まりました。
ところが『ポケモンSV』でまさかの事実が発覚。実はデザインが一新されており、たとえるなら塗り薬のようなアイコンへと変化していたのです。つまりは、コーティング剤だったのでしょう。
長年勘違いしていたトレーナーにとっては、青天の霹靂だった模様。SNS上でも、「メタルコート、お前クリームだったのか」「メタルコートのあの見た目って軟膏みたいなものが入った入れ物だったの!?」「メタルコートは文鎮みたいな見た目でそれを食って進化するのかと…」などと驚きの声が続出しました。
登場から約23年越しに明かされた「メタルコート」の正体。ストライクやイワークに塗りたくることで進化しているとしたら、その労力は計り知れませんね…。