2023年は、今年のゲーム業界の盛り上がりを予期するように期待の新作が多数登場します。そこで今回の記事では、2023年の発売間近な注目タイトルを5つピックアップして紹介していきます。お年玉でどのゲームを買おうか悩んでいる人や、年明け1本目に購入するゲームに悩んでいる方は参考にしてみて下さい。
『ファイアーエムブレム エンゲージ』2023年1月20日発売(ニンテンドースイッチ)
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2023年1月に登場する『ファイアーエムブレム エンゲージ』は、数多くのファンを抱える「ファイアーエムブレム」シリーズの最新作です。今作は「未来を繋ぐ、指輪と竜の物語」をコンセプトとし、4つの王国と1つの聖地からなる世界「エレオス大陸」を舞台に、仲間たちとの冒険や強敵と戦いを楽しめます!物語は千年という永い眠りから目覚めた主人公と個性豊かな仲間たちが、封印された邪竜活の復活を阻止するべく12個の指輪を集める旅に出るという流れです。
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今作ではシリーズお馴染みのキャラクターをマスの上で動かして戦う、戦略性の高いターン制のコマンドバトルが健在。拠点モードも充実。拠点となる空飛ぶ島「ソラネル」では、主人公の基本能力を一時的に上げるミニゲームで遊べたり、好きな仲間たちと会食ができるカフェテラスがあったりと、冒険とは違ったゆったりした内容が楽しめます。
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さらに本作の代表的な新要素として、指輪を介して異界の英雄「紋章士」を呼び覚ませます。紋章士は、「マルス」・「セリカ」・「ロイ」といった「ファイアーエムブレム」シリーズ歴代キャラクターたちが登場。シリーズファンにとって、彼らとの久しぶりの共闘シーンはたまらなく興奮する瞬間になること間違いなしですね!
『ホグワーツ・レガシー』2023年2月10日発売(PS5/PS4/Xbox series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ/その他)
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世界中で大人気の小説「ハリー・ポッター」が原作のオープンワールド・アクションRPG『ホグワーツ・レガシー』。本作の舞台は小説シリーズで描かれた時代より古い1800年代のホグワーツで、プレイヤーは魔法魔術学校の5年生として学校生活を送ることになります。
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プレイヤーは「グリフィンドール」・「スリザリン」・「レイブンクロー」・「ハッフルパフ」の4つの寮生になれます。原作が忠実に再現されている寮の雰囲気や、それぞれの制服を見られるのも本作の魅力ですね。映画では主人公が所属するグリフィンドール寮が中心となって描かれていましたが、他の寮での生活も気になる所……。推しキャラクターがいる方は寮を合わせてみるのもいいですね!
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本作はオープンワールド・アクションRPGなので、ホグワーツ城内部以外にもホグズミード村・禁じられた森・辺境など、おなじみの場所を自由に散策できます。呪文を習得したり、魔法薬を調合したり、植物を育てたり、魔法動物を手懐けたりしながらの冒険は、原作を読むだけでは伝わらない魔法界のさらなる魅力に気づけるかもしれませんよ!
また、さまざまな呪文を使いこなせるのですが、その中には魔法界において許されざる呪文のひとつとされる死の呪い「アバダケダブラ」も存在します。自由度の高いオープンワールドということもあり、闇堕ちして「闇の魔法使いなる」というコンセプトでプレイをしてみても楽しいかもしれませんね。それから本作では、原作の小説や映画より前の物語が描かれているので、過去作品を一切見たことがない人でも違和感を感じずにプレイできるでしょう。
『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』2023年2月22日(PS5/PS4/ニンテンドースイッチ/その他)
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2022年5月にシリーズ25周年を迎えた「アトリエ」シリーズの最新作『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』。今作は2020年に発売された『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~』から約1年後の世界を描いています。ライザたちは突如姿を現し、クーケン島に悪影響をおよぼしている「カーク群島」の調査に向かうことに。謎の遺跡を探索したり、錬金術の材料を収集したりしながら、島を救う術を見つけ出さなくてはいけません。
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今作からの新要素であり、物語の中でも重要な役割をになっているのが「鍵システム」。さまざまな種類の鍵が登場し、フィールドにある閉ざされた扉を開くのに使うのはもちろん、装備することでバトルや調合で新たな効果を発揮するなど、冒険に役に立つあらゆる効果を与えてくれます。
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また、一面に広がるカーク群島の美しいフィールドにはさまざまな仕掛けが組み込まれており、水中を移動したり崖を登ったりと、豊富な移動手段を活用しながら隅々まで探索できます。さらにバトルもパワーアップ!リアルタイムタクティクスバトルによる直感的な楽しさはそのままに、シームレスな戦闘への移行や演出の強化によって、より爽快感を感じられるように進化しました。
『龍が如く 維新!極』2023年2月22日発売(PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/その他)
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本作は「龍が如く」シリーズでお馴染みの主人公「桐生一馬」が坂本龍馬となり、幕末で大暴れするアクションアドベンチャーゲームです。リメイク版である「極」では、混沌とした幕末の熱気をさらに味わえるようになりました。
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たとえば、新たにサブストーリーが追加され、幕末に生きる人々の人情ドラマがより豊かになりました。また、一部キャラクターの配役が変更されており、過去シリーズに登場した印象的な人物たちが幕末の舞台で活躍します。シリーズファンはもちろん、新しい雰囲気になったストーリー部分にも期待が高まりますね。
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さらにフォトモードも実装。200種類を超えるスタンプ・40以上のカラーフィルター・喜怒哀楽の表情や豊富なポーズなど、写真のカスタマイズは無限大です。殺伐としたシーンでふざけている桐生さん顔の龍馬を撮影するなど、さまざまな楽しみ方ができそうですね!
『オクトパストラベラーII』2023年2月24日発売(PS5/PS4/ニンテンドースイッチ/その他)
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スクウェア・エニックスが開発した「オクトパストラベラー」シリーズの完全新作RPG『オクトパストラベラー II』。今作では、シリーズ独特の懐かしさを感じるドット絵とフィールドに奥行きを感じられる3DCGの融合によって誕生した「HD-2D」のグラフィックが、さらなる進化を遂げて登場します。そして、舞台となる新たな大地「ソリスティア」では、踊り子や学者など8人の主人公たちの物語が描かれます。
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今作でもキャラクター特有のアビリティやジョブを活かすRPG的な要素や、ブレイク&ブーストなどの遊び慣れた要素は健在。シリーズ特有の戦略的なバトルの他にも、新鮮な楽しさを体感できる新システムが数多く追加されています。
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特に注目の追加要素は「昼」と「夜」の追加です。今作の街には昼と夜の概念が存在し、ボタンひとつで簡単に時間を切り替えられます。そして、キャラクターが行えるフィールドコマンドや街の人々の様子が変化するなど、プレイヤーができることに変化が出てきます。例えば剣士である「ヒカリ・ク」は、昼は町の人と「試合」でバトルを申し込めますが、夜では町の人から情報を「買収」できるようになります。これによって、ひとりのキャラクターで行えるコマンドが多くなり、よりキャラクターへの思い入れが湧くようになりますね!
以上、2023年の発売間近な注目タイトルを5つ紹介しました。筆者は過去に『龍が如く 維新』をプレイしたことがあり、懐かしさを感じながら幕末の活気あふれる物語をまた体験したいなと感じました。皆さんはどの作品が気になったでしょうか?ぜひ、今回の記事を参考にゲームライフを豊かにする作品を手に入れてください。