「がんばれお父さん」が決勝進出!?『Apex』世界大会で“独特すぎるチーム名”が話題に

APAC Northから出場を果たした「GANBARE OTOUSAN」。そのチーム名の由来とは?

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YouTube「ALGS Year 3 Split 1 Playoffs - FINALS | Apex Legends」より
YouTube「ALGS Year 3 Split 1 Playoffs - FINALS | Apex Legends」より 全 3 枚 拡大写真

各国の強豪チームが勢ぞろいし、『Apex Legends』の世界一を賭けて競い合った「Apex Legends Global Series(ALGS) Year 3:Split1 Playoffs」。そのなかで、「APAC North」地域から出場した“とあるチーム”のネーミングが注目を集めました。

◆大会で最も強烈なネーミングセンス

話題を呼んでいるのは、「GANBARE OTOUSAN」(がんばれお父さん)というチーム。元「REJECT」のDogma選手、JungHee選手、元「FOR7」のJusna選手で構成されており、日本っぽい名前にもかかわらず、実際には韓国人チームです。

左からJungHee選手、Jusna選手、Dogma選手

元々国内でも結果を出していたプレイヤーが揃っているので、競技シーンのファンにとっては馴染み深いかもしれません。しかし、今回世界大会で活躍を見せたことで、あらためてユニークなネーミングに注目が集まりました。

なぜ自分たちがプレイしているのに「がんばれ」と応援するスタンスなのか、なぜ「お父さん」なのか…。あまりに難解なチーム名と言えるでしょう。

また、実況でチーム名が呼ばれることもありましたが、その言葉の響きは他のチームとは明らかに一線を画していました。

視聴者たちもユニークなチーム名に釘付けとなり、「頑張れお父さんってなにwww」「頑張れお父さんって名前で決勝行ってんのウケる。日本人じゃなくて韓国人なのもウケる」「頑張れお父さんとかいう名前が楽しすぎるチームよw」とSNS上が盛り上がっています。

◆名前の元ネタは意外なところに

日本語でありながら、意味はよく分からない「GANBARE OTOUSAN」というチーム名。その由来については、韓国で愛されている日本酒「がんばれ父ちゃん」が元ネタとも言われています。

「がんばれ父ちゃん」は、新潟の酒造メーカーである「白龍酒造」によって作られているパック酒。韓国の日本酒市場を席捲した大ヒット商品で、かなりの知名度を誇っているそうです。

また日本のゲーマーたちの間でも、同大会を通じて、このお酒の名前が広まっており、「GOの影響でがんばれ父ちゃん買ってみたくなった」という声も…。

そんな「GANBARE OTOUSAN」ですが、名前だけでなく結果でもインパクトを残しました。一度は敗者復活ラウンドに退いたものの、そこから這い上がってファイナルステージへと駒を進め、1戦目では見事チャンピオンを獲得しています。

現在は新たな所属先となるプロゲーミングチームを模索しているため、次の大会では別の名前になっているかもしれません。しかしその勇姿とネーミングは、ファンの胸に強く刻み込まれたことでしょう。


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《サワディ大塚》

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