
2月24日、新作格闘ゲーム『ストリートファイター6』のプレイトレイラーが新たに公開されました。そこには“よりプロレスラーらしくなった”ザンギエフの姿が映し出されており、プロレスマニアたちの胸を熱くさせています。
◆プロレスラー(?)だったザンギエフ
ザンギエフといえば、最初期の『ストリートファイターII』から登場しているキャラクター。マッスルボディのプロレスラーであり、投げ技の宝庫として愛されてきました。

ところで彼の出身地はロシアという設定ですが、これを聞いて頭に「?」マークが浮かんでしまうプロレスマニアも少なくないそう。というのもロシアにおいてプロレスは全くと言っていいほど盛んではなく、マイナースポーツなのです。
そうした設定の違和感を解消するためか、最近の作品である『4』や『5』では、“アメリカンプロレスとロシアレスリングをミックスした独自の格闘技の使い手”として紹介されるようになりました。
そもそもザンギエフが使う技も、プロレス技かどうかは微妙なライン。たとえば、代名詞の1つである技「ダブルラリアット」は典型でしょう。プロレスでも同じ名称が使われることはありますが、竹とんぼのようにグルグル回りながら敵を殴る技ではありません。
◆プロレスマニアも大満足する連携技
ある意味では“なんちゃってレスラー”といった趣もあったザンギエフですが、最新作『6』では一味違った進化を遂げているようです。
プレイトレイラーでは、「ボディスラムからのエルボードロップ」「モンゴリアンチョップで頭が下がったところを掴んでパイルドライバー」といった、“本物のプロレスラーらしい”連携技の数々を披露していました。
とくにプロレスマニアを感心させたのが、「ダブルラリアット」の扱いでしょう。回転に相手を巻き込み、そのまま持ち上げてボディスラムにつないでおり、プロレス技としてリアリティのある「ダブルラリアット」へと昇華されていたのです。

新生ザンギエフの姿に、ネット上のプロレスマニアたちも「歴代で一番プロレスのモーションが良くて、超かっこいい」「今回のザンギエフ、プロレス感がマシマシですごくかっこいいな…」「プロレス色が強くなってて最高!」と太鼓判を押しています。
随所にプロレス愛を感じるザンギエフのモーション。ゲーム本編ではどんな戦い方を見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。