『スプラトゥーン3』対戦&フェス調整がメインの「更新データ」配信決定!「テイオウイカ」にもさっそく変更あり

フェスの最終結果における各部門の獲得ポイントも調整。ここ数回の「票が多ければ勝ち」の雰囲気を払拭へ。

ゲーム Nintendo Switch
画像は『スプラトゥーン』公式Twitterから引用。
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任天堂は、ニンテンドースイッチ向けシューター『スプラトゥーン3』の更新データVer.3.1.0を3月31日10時00分に配信決定しました。フェスに関するデータの追加と獲得ポイントの調整、および対戦に関する調整を中心とした内容になっています。

◆フェスに関する変更点。各部門の獲得ポイントも調整へ

フェス関連では、フェス開催中のハイカラシティに関するデータを追加。また、フェスマッチやトリカラマッチで流れる楽曲が1曲追加されます。

そして、フェスの最終結果における各部門の獲得ポイントも調整。中間発表の時点で、結果が決まっているように感じられる場合が少なくなるようにすることを目的にして調整したといいます。変更後のポイントは下記の通りです。

  • ヨビ祭:+8p → +7p

  • 投票率:+10p → +8p

  • フェスマッチ(オープン):+12p → +12p ※変更なし

  • フェスマッチ(チャレンジ):+12p → +12p ※変更なし

  • トリカラマッチ:+15p → +18p

  • 合計:57p → 57p ※変更なし

◆対戦に関する変更点。「テイオウイカ」もさっそく調整へ

■メインウェポン関連の変更点

メインウェポンに関しては、特徴がよりはっきりするような変更を加えたり、サブウェポンやスペシャルウェポンとの組み合わせによる戦い方を強化するような変更が加えられています。

  • スペースシューター
    ・射撃中の移動速度を約10%速くしました。
    ・これまでより足元に塗りが発生しやすくしました。

  • ノヴァブラスター、ノヴァブラスターネオ
    ・爆発で70.0ダメージを与える範囲の半径を約50%拡大しました。
    ※50.0ダメージを与える範囲の半径は変わりません。

  • ワイドローラー
    ・タテ振りの距離によるダメージ減衰率を調整し、これまでよりもダメージが落ちていく量を緩やかにしました。
    ※この変更により、これまでより、100.0以上のダメージを与えられる距離が約15%、50.0以上のダメージを与えられる距離が約49%伸びます。

  • R-PEN/5H
    ・最大ダメージを60.0から68.0に増やしました。

  • バケットスロッシャー、バケットスロッシャーデコ
    ・自分よりも低い位置にいる相手に対するダメージ減衰率を調整し、これまでよりもダメージが下がりにくいようにしました。
    ※この変更により、相手に与えるダメージの最低値が50.0になります。

  • スプラスピナー、スプラスピナーコラボ
    ・射撃継続時間を約17%長くしました。

  • スパッタリー、スパッタリー・ヒュー
    ・スライドしたあと、次に行動できるまでの時間を約4/60秒間短縮しました。

  • スプラマニューバー
    ・スライドの移動速度をこれまでより速めることで、移動距離は変えないまま、移動にかかる時間を約4/60秒間短縮しました。

  • LACT-450
    ・チャージ量に応じた拡散角度を狭めて、1か所に攻撃を集中させやすくしました。
    ・チャージ中の移動速度を約20%速くしました。

  • カーボンローラーデコ
    ・スペシャル必要ポイントを200 → 190に変更しました。

  • .96ガロンデコ
    ・スペシャル必要ポイントを200 → 210に変更しました。

■サブウェポン関連の変更点

サブウェポンに関しては、特定のサブウェポンの使い道を増やす変更のほか、特定のサブウェポンを連続して使用し続ける戦法をある程度抑える変更が行われています。

  • ラインマーカー
    ・地形に当てたときに発生する塗りの半径を約2倍に大きくしました。

  • クイックボム
    ・ギアパワー「インク効率アップ(サブ)」を装着していない場合のインク消費量を、標準インクタンクの40%から45%に増やしました。
    ※最大までギアパワーを装着している場合のインク消費量はこれまでと変わりません。

■スペシャルウェポン関連の変更点

スペシャルウェポンに関しては、『スプラトゥーン3』で登場した新しいスペシャルウェポンの使用方法・対処方法が成熟した現在の状況を基準として、改めて各スペシャルウェポンの性能を見直し、調整を行ったとのこと。

また、新登場の「テイオウイカ」も基本的な能力は据え置きのまま、特定のルールでの好ましくない体験を減らすための調整が行われています。

  • キューインキ
    ・インクを吸い込む範囲のうち、先端部分の半径を約10%大きくして、これまでより広い範囲をカバーできるようにしました。

  • エナジースタンド
    ・装置を投げるときの初速を約33%速くして、これまでより遠くに設置できるようにしました。
    ・ドリンクを飲める範囲の、水平方向の半径を約2倍に拡大しました。

  • サメライド
    ・遠い距離で爆発に巻き込んだときに与えるダメージを60.0から70.0に増やすとともに、その範囲の半径を約17%大きくしました。
    ・爆発での塗りの半径を約21%大きくしました。

  • ジェットパック
    ・爆発で50.0ダメージを与える範囲の半径を約43%大きくしました。
    ※30.0ダメージを与える範囲の半径は変わりません。
    ・Bボタンによる噴射の勢いを強化し、これまでより高く飛び上がれるようにしました。

  • ウルトラハンコ
    ・連続スタンプ攻撃を行っているときに発生する衝撃波でダメージを与える範囲の半径を、約43%大きくしました。
    ・連続スタンプ攻撃を行っているときの旋回性能を向上させ、これまでより向きを変えやすいようにしました。
    ・連続スタンプ攻撃を行っているとき、使用者の画面ではハンコが半透明で表示されるようにし、進行方向を視認しやすくしました。

  • カニタンク
    ・移動形態から攻撃形態に戻ったとき、約20/60秒間攻撃が行えないようにしました。
    ・スペシャルが終了したとき、次に行動できるまでの時間を延長しました。

  • テイオウイカ
    ・ガチヤグラルールで、ガチヤグラの上で相手の攻撃を受けたとき、これまでより押し出されやすくしました。
    ・ガチアサリルールで使用したときに、持っていたアサリやガチアサリをその場に落とすようにしました。
    ・相手が使用したテイオウイカに関する効果音を、これまでより遠くまで聞こえるよう、わずかに調整しました。

■ギアパワー関連の変更点

ギアパワーに関しては、「サブ影響軽減」と「スタートダッシュ」を調整。少ないギアパワーでもより効果を発揮したり、効果延長時間がさらに延びたりと、それぞれの性能が向上しています。

  • サブ影響軽減
    ・「クイックボム」と「タンサンボム」のダメージを、少ないギアパワーの数でこれまでより減らせるようにしました。
    ※最大までギアパワーを装着している場合の軽減率はこれまでと変わりません。

  • スタートダッシュ
    ・効果時間中に相手を倒したりアシストしたりしたときの効果の延長時間を、約7.5秒間から約15.0秒間に増やしました。
    ・効果時間中は、「アクション強化」のギアパワーの効果も発揮されるようにしました。
    ※効果量は基本ギアパワー3.0個分です。

◆サーモンランに関する変更点

サーモンランに関しては、金イクラに触れてから実際に使用できるようになるまでの時間が、プレイヤーごとにほぼ一定になるように調整されました。

通信プレイの子機のとき、金イクラが背中のウキワタンクに吸い込まれるアニメーションの速度を、通信にかかった時間に応じて調整することで、金イクラに触れてから実際に使用できるまでの時間が親機とほぼ同じになるようにしているとのこと。ただし、通信の遅延が一定の水準を超える場合は、親機と同じ時間にならないことがあるといいます。


更新データVer.3.1.0は3月31日10時00分に配信予定。なお、次回の更新データは、6月に開幕するシーズンのための機能追加やブキのバランス調整を中心として、現在開催中のシーズンが終了する時期に配信予定だといいます。


《茶っプリン》

ゲームライター 茶っプリン

「ゲームの新情報を一番に知りたい、そして色んな人に広めたい」そんな思いからゲームライターに。インサイドではニュースライター、時々特集ライターとして活動。関係者、ユーザーから生まれるネットブームにも興味あり。

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