「ゲームの大幅な手直しが必要」アクションRPG『地罰上らば竜の降る』クラウドファンディング中止―支援者へは返金対応

講談社は今後も引き続きプロジェクトへの支援を継続していくことも発表しています。

ゲーム Nintendo Switch
「ゲームの大幅な手直しが必要」アクションRPG『地罰上らば竜の降る』クラウドファンディング中止―支援者へは返金対応
「ゲームの大幅な手直しが必要」アクションRPG『地罰上らば竜の降る』クラウドファンディング中止―支援者へは返金対応 全 6 枚 拡大写真

講談社ゲームクリエイターズラボは、Team 疾鷹が開発を手がけるアクションRPG『地罰上らば竜の降る』について、現在CAMPFIREにて実施中のクラウドファンディングの中止と今後の計画の告知を公式サイト内に掲載しました。

ゲームの大幅な手直し決定により返金を判断

本作は、ゲームプランナーとして『DARK SOULS III』のDLC開発に参加していたHytacka氏が中心となって手がける3DアクションRPG。「世界一面白いアクションRPG」を目指し、緊張感のある、戦略性を追求した戦闘が楽しめることなどを特徴としている作品です。クラウドファンディングはSteam向けの戦闘体験版の配信と共に開始していました。

今回のクラウドファンディング中止については、2023年4月5日にHytacka氏が配信した映像にて明らかにされたもの。映像内では講談社側と相談するという旨の内容を話しており、その後正式に中止が告知されました。

中止の理由については、戦闘体験版の反響を鑑みて「ゲームとして大幅な手直しが必要という結論に達した」とのこと。その手直しによって、プロジェクトページで宣言した内容や期間と齟齬が生じ、現段階で資金を集めるのは適切でないと判断したということです。返金についてはCAMPFIREのシステムを通じ、講談社ゲームクリエイターズラボが責任をもって行います。

開発および支援は今後も引き続き継続

告知内では『地罰上らば竜の降る』開発に関する今後の計画についても触れられています。Hytacka氏の話し合いにより、講談社は今後も同プロジェクトへの支援継続を決定したとのこと。どんなに時間がかかっても「世界一面白いアクションRPG」を作りたいというHytacka氏の目標は変わらず、今後プロダクトの見直しを行うということで合意したようです。

『地罰上らば竜の降る』は2025年のリリースを予定。Steamストアページでは体験版を配信中です。


《Mr.Katoh》

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]

関連ニュース