『龍が如く8』の舞台はシリーズ最大規模の広さ!『龍が如く』新作発表会レポート

9月頃開催予定のイベント「RGG SUMMIT FALL 2023」でさらなる情報解禁が予定されています。

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『龍が如く8』の舞台はシリーズ最大規模の広さ!『龍が如く』新作発表会レポート
『龍が如く8』の舞台はシリーズ最大規模の広さ!『龍が如く』新作発表会レポート 全 9 枚 拡大写真

2023年6月16日、東京・恵比寿ガーデンホールで「RGG SUMMIT SUMMER 2023 / 龍が如くスタジオ新作発表会」が開催され、『龍が如く7外伝 名を消した男』と『龍が如く8』に関する最新情報の発表や、キャストが登壇してのトークが行われました。

◆『7外伝』桐生はサングラスで“真剣に変装してるつもり”!

最初に登壇した龍が如くスタジオ代表兼制作総指揮の横山昌義氏は「去年の9月に初めての『RGG SUMMIT』を開催して以来、9カ月間黙りに黙ってきました。開発は順調に進んでいますので、みなさんに驚いてもらえるように情報を出していきます」とあいさつしました。

龍が如く7外伝』のトレーラーがあらためて上映されると、横山氏は「桐生一馬は『6』の最後で“生きていてはいけない人間になること”で家族を守る決断を下しました。本作では、かつて桐生であった男の今を追う物語で、とある組織のエージェントとして活動している彼の姿を描きます。ちなみに、かけているサングラスはあれで真剣に変装しているんです」と補足しました。

また、本作の桐生には二つの戦闘スタイルがあり、従来作のような殴る蹴るのケンカアクションで戦う「応龍」スタイルに加え、さまざまなガジェットを駆使して戦う「エージェント」スタイルが新たに登場。エージェントスタイルでは敵を特殊なワイヤーで拘束したり、複数の小型ドローンを展開して戸惑わせたりするシーンが確認できました。

応龍スタイルは一対一に強く、エージェントスタイルは複数の敵を相手にする時に有効な戦い方となるとのことです。

これまで通りのケンカアクションを楽しめる応龍スタイル
最新ガジェットで複数の敵とも戦いやすいエージェントスタイル

◆出演したすぎて女優が「生キャバオーディション」に応募!

ゲストトークのコーナーでは、八代目近江連合 直参渡瀬組 若頭補佐の獅子堂康生本宮泰風さん、八代目近江連合 直参渡瀬組 若頭の鶴野裕樹山口祥行さん、蒼天堀のなんでも屋・赤目ファーストサマーウイカさんが演じると発表され、桐生一馬役の黒田崇矢さんと共に登壇。

黒田さんは「いつも言っていることですが、収録のたびにこれでラストかなと思いながら臨んでいます。でも桐生一馬が好きなので、その人生を再び演じられることへの喜びが湧き出てきています」とあいさつしました。

本宮さんは「『龍が如く』といえばゲーム界の大作。オファーを受けた時は迷いもありましたが、山口(祥行さん)とも相談しながら考え、覚悟を決めてお受けしました」とコメント。演じる獅子堂に関しては「役者としては、最近はあまり動きのない役をやることが多かったので、久しぶりの"暴れん坊"な役を楽しく演じさせてもらいました」とコメント。

続く山口さんは「普段やっているのはアクションが多い役…『龍が如く』でいえば桐生に近いので、こんなにセリフがある役を演じさせてもらっていいのかなと。最初にお話をいただいた時はモーションキャプチャー役として声がかかったのかな?と思ったくらいでしたので、演者としてのオファーで安心しました(笑)」と笑顔を見せました。

続くファーストサマーウイカさんはプライベートで『龍が如く7 光と闇の行方』を遊んでシリーズファンになったとのことで、なんと龍が如くスタジオから事務所に出したオファーを知る前にタッチの差で「生キャバ嬢オーディション」に応募していたというエピソードを披露。

横山氏はそれに補足する形で「オファーを出したのが年始だったからか、ご本人に連絡が届くまで少しラグができてしまったみたいです。かといって、他の応募者の方たちもいるオーディションの場で「あなたにはこちらからオファーをしているのですが…」とも言い出せず、困りました」と語り、笑いを誘いました。

◆『龍が如く8』は桐生に甘えるかわいい一番にも注目!

続いては、2024年初頭の発売が予定されている最新作『龍が如く8』の情報コーナーに。引き続き登壇する黒田さんに加え、『龍が如く7』の主人公・春日一番を演じる中谷一博さんが登場しました。

一番が海外のどこかのビーチでまさに文字通りの全裸で目を覚ます衝撃の映像があらためて公開されると、横山氏は「一番は前作でもゴミ捨て場に捨てられていて、そこから裸一貫で仲間を作ってのし上がりました。きっと彼は毎回こんな感じなんでしょう」とコメント。

さらに、これがPV用に制作された映像ではなくゲーム中の序盤で見られる1シーンであることや、横浜の異人町と海外を合わせて過去最大規模の舞台になっていることが補足されました。

続いて、桐生と一番のW主人公が作中でどう関わるかを示すものとして2人の会話シーンが初公開に。音声収録時はかけあいではなく1人ずつ行ったとのことで、中谷さんは「かけあいになっているシーンを初めて見られて感動しました」、黒田さんは「(中谷さんとは)長年の付き合いなので、イメージ通りの芝居でした。ただ、春日と桐生の付き合いはまだ浅いわけです。桐生に恋愛の話を聞くか~?(笑)」と笑みをこぼしました。

桐生一馬と春日一番の会話シーン映像は1:00:10から見られます

さらに『龍が如く8』の見どころに関して中谷さんは「(こんな風に)桐生に甘える春日のかわいい一面にも期待してください」、黒田さんは「『7外伝』ともども想像をやすやすと超える展開で、ご期待に添える作品です。自分も楽しもうと思います」とコメント。

最後に横山氏は「こうして新作をお届けできるのは『龍が如く7』をみなさんが受け入れてくださったからです。春日一番と桐生一馬を応援してくださる方たちに感謝を」と謝辞を述べ、9月頃開催予定のイベント「RGG SUMMIT FALL 2023」でさらなる最新情報を発信すると発表しました。

龍が如く7外伝 名を消した男』は2023年11月9日発売予定、『龍が如く8』は2024年初頭発売予定です。

◆新発表キャスト3名へのミニインタビュー

イベント終了後には、『龍が如く7外伝』に出演する本宮泰風さん、山口祥行さん、ファーストサマーウイカさんへのメディア合同ミニインタビューが行われました。

ファーストサマーウイカさんが『龍が如く7』との出会いのきっかけを問われると、コロナ禍で仕事に少し空きができてしまった際に「おもしろいゲームだから」と勧められたのがきっかけだったそう。さらに、バトルがあまりゲームをしない人でも遊びやすいコマンドRPGスタイルだったのもハマった理由のひとつだったようです。

本宮さんは『龍が如く』の魅力を問われると「さまざまな俳優さんが演じる、見た目もそっくりのキャラをぶっ飛ばせること」とニヤリ。それを聞いたファーストサマーウイカさんが「え、こわ…」と少し引いてみたり、山口さんが「でも、次は俺たちが(ゲームの中で)ぶっ飛ばされる側になるよね(笑)」とツッコミを入れたりなど、和気あいあいとした雰囲気の中にもそれぞれが思い入れやポジティブな印象を抱いていることが伝わってきました。

《蚩尤》

汎用性あるザク系ライター(が目標) 蚩尤

1979年生まれのファミコン直撃世代。スマホゲームもインディーズも大型タイトルも遊びますが、自分と組ませてしまって申し訳ないという気持ちやエイミングのドヘタさなどからチーム制のPvPやFPS、バトロワが不得手です。寄る年波…! ゲームの紹介記事に企画記事・ビジネス寄りの記事のほか、アニメなど他業種の記事もやれそうだと判断した案件はなんでも請けています。任天堂『ガールズモード』シリーズの新作待機勢。

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