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これはひとりのサラリーマンが、ひとりのゲーマーとして、自社メディアの命運を賭けて戦ったリアルな物語です。
6月某日Cygames本社にて、誰も知らない(生配信もされない)『シャドウバース』の戦いがありました。
「Shadowverse 7th Anniversary Special ミリオンカップ」開催を記念して実施されたイベント「メディア対抗戦」は、これからリリース予定の第30弾カードパックに収録されるレジェンドカードの情報を先行紹介できる権利を取り合う戦いとして開催。ゲームメディアとしては喉から手が出るほど欲しいものです。
今回はインサイドの運命を託された、弊社の営業担当であるJ選手に密着取材しました。
◆試合前のJ選手
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「インサイドを最強のメディアにするために戦う」
試合開始前、J選手に意気込みを伺ったところ、冷静な口調ながらも、力強くそう話してくれました。
ただ、ここで気になるのが、J選手のシャドバ歴です。恐る恐る聞いてみたところ…。
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「シャドバは初期からやっていて、第4弾パックぐらいまでやっていました。好きなカードは《魔将軍・ヘクター》です。」
まさかの古参勢!期待が高まります。
ちなみに今回の大会は、マイローテーション(※指定された範囲のカードパックの中から連続した5つのカードパックを選択、選択したカードパックとベーシックカードに含まれるカードが使用できる)という特殊なフォーマットで行われます。
この日のために、私もJ選手とは事前に使用デッキについてやりとりをしました。彼自身も、血のにじむような練習をしてきた模様。準備万端です。
◆大事な1試合目は、順調な滑り出しに見えたが…
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J選手は、全3部門のうちの3つ目の部門(第18弾~第27弾パックの中から5つの弾を使える)に属しており、3名による総当たり戦(全2回戦)を行います。
この大会にJ選手が持ち込んだスペルウィッチは、序盤は相手の攻撃を凌ぎ、終盤はスペルブーストでコストが下がったカード&パワーアップしたカードで一気に勝負を決める戦術をとります。
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J選手は慣れた手つきでカードを選択していきます。
試合の状況は見えないのですが、どうやら序盤の猛攻は凌いだようで、スペルウィッチのペースになってきたように思えました。
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これは勝ったか…?試合が終わったJ選手に結果を聞きました。
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「負けました」
負けたようです。もう後が無くなりました。
次の試合に勝つのが必須条件、3名の戦績がタイになったら行われるサドンデスに賭けるしかありません。
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信じているぞ、J!!!!
◆負けられない2試合目はフィーチャーテーブルへ
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1試合目で敗北してしまったJですが、2試合目(最終戦)で勝てばサドンデスに突入します。
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そして、注目の最終戦はフィーチャーエリアで対戦することに。
フィーチャーエリアでの対戦中は、他の選手たちの対戦はストップするので、他メディアの参加者たちの注目を浴びながらの対戦になります。
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さらに今回は配信無しのイベントであるにも関わらず、ゲームキャスターである友田一貴さんの実況と、海老原悠さんの解説で進行されており、会場は競技大会さながらの緊張感に包まれました。
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試合中、こんな感じです。
負けられないうえに、室内の全員から注目を浴びるという、とてもプレッシャーのかかる状況です。
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「あ、ミスったかも…」
ふと試合中にJ選手が漏らした一言に、めちゃくちゃ心配になりますが、もう見守るしかありません。
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結果は勝利!見事、サドンデスに望みを繋ぎました。
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「すごく緊張しました」
勝利者インタビューでそう話すJ選手。
◆結末はサドンデスへ
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サドンデスのルールは、リアルプロモーションカードが入ったパックを選び、中のカードのコストが高い人が勝ちというもの。完全なる運ゲーですが、私たちはJ選手を信じるしかありません。
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一切、迷うことなく、真ん中のパックを選んだJ選手。
ゲーマーとしての直感か、ビジネスマンとしての嗅覚か、いずれにしても彼には“何か”が見えたのかもしれません。
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信じているぞ、J!!!!
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負けました。
終戦、虚無。
優勝されたのは、電撃オンラインさまでした!おめでとうございます!
◆試合を終えた感想:J選手にインタビュー
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ーー最終戦はどうでしたか?
J:初戦で負けてしまったので、インサイドの威信にかけて、もう負けられないという気持ちで戦いました。最後には実力を超えた力が出た気がします。
ーー途中「ミスった…」という声をあげていましたが?
J:最後、緊張で頭が真っ白になって、打点の計算ができなくなって。焦ってカードを使ってしまったので…。
ーー練習や準備の成果は出ましたか?
J:そうですね。最終局面において、リーサルまでフォロワーを溜め込んでおくのではなく、早い段階で場に出して相手のライフを少しでも削る選択をできたのは、練習で想定していた動きでしたので、成果は出たと思います。
ーーマイローテーションというルールについては楽しめましたか?
J:楽しめました。僕は『シャドウバース』を初期の頃、遊んでいたのですが、初期のカードってあまり使える機会がないので、そういったカードを使えるのが大きな魅力だと思いました。
正直、デッキ構築には苦労しました。連続した5つの弾から絞ることと、さらにそこからカードを選んでいくのが大変でした。ただ多様性があるというか、自分なりのデッキの組み方ができるので自由度が高いフォーマットだと思いました。
ーー今回、フィーチャーエリア用のヘッドフォンからは、外部からの音を遮断するホワイトノイズが発せられていたとのことでした。これはフィーチャー卓に座った選手にしか、体験できないものですが、初めてホワイトノイズを聞きながらの対戦はいかがでしたか。
J:本当に実況の声も周囲の音も聞こえなくなるので、ゲームに集中できる環境だと思いました。僕は緊張で飛んでしまった場面はあったのですが、それでも冷静に考える余裕はあったので、競技大会で採用されている理由が分かりました。
ーー今回は本当にお疲れさまでした!
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◆優勝賞金100万!「Shadowverse 7th Anniversary Special ミリオンカップ」開催決定
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6月24日~25日にかけて、「Shadowverse 7th Anniversary Special ミリオンカップ」の開催が決定!優勝者には、賞金100万円と称号「7th Anniversary Special ミリオンカップ 優勝」が送られます。
開催概要は以下の通り。公式のエントリーサイトから奮って参加しましょう!
【「Shadowverse 7th Anniversary Special ミリオンカップ」開催概要】
大会名 :Shadowverse 7th Anniversary Special ミリオンカップ
開催日 :2023年 6月24日(土)予選 / 6月25日(日)GRAND FINALS
対戦形式 :シングルエリミネ―ション
フォーマット :BO3/マイローテーション ※デッキ持ち込みは3つ
対戦フロー :1バトル目…選択した中で一番新しいカードパックが第1弾~第11弾のデッキ
2バトル目…選択した中で一番新しいカードパックが第12弾~第21弾のデッキ
3バトル目…選択した中で一番新しいカードパックが第22弾~第27弾のデッキ
賞金 :GRAND FINALS
・優勝 1,000,000円+称号「7th Anniversary Special ミリオンカップ 優勝」
・準優勝 100,000円+称号「7th Anniversary Special ミリオンカップ 準優勝」
・3位タイ 50,000円+称号「7th Anniversary Special ミリオンカップ 3位」
予選大会(各グループ)
優勝 50,000円 / 準優勝 30,000円 / 3位 10,000円
エントリー方法 :Shadowverse 7th Anniversary Special ミリオンカップエントリーサイトより応募
エントリー期間
:1次エントリー 6月15日(木)20:00~6月20日(火)11:59まで
:2次エントリー 6月20日(火)18:00~6月23日(金)11:59まで