『東方』『ゴ魔乙』ファンに直撃間違いなし!? 国内展開も楽しみな、“魔女っ娘3Dシューティング”をピックアップ

日々数々の新作アプリゲームが登場している中国の大手エンターテイメントサービス「bilibili」。そのユーザーたちが期待を寄せる弾幕3Dシューティングに迫ります。

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『東方』『ゴ魔乙』ファンに直撃間違いなし!? 国内展開も楽しみな、“魔女っ娘3Dシューティング”をピックアップ
『東方』『ゴ魔乙』ファンに直撃間違いなし!? 国内展開も楽しみな、“魔女っ娘3Dシューティング”をピックアップ 全 8 枚 拡大写真

日々数々の新作アプリゲームが登場している中国の大手エンターテイメントサービス「bilibili」。

昨今ではハイクオリティな3Dゲームアプリが数多く登場しており、それらが少し遅れる形で日本国内、あるいは全世界に向けてグローバル展開されるケースが増えてきました。その背景には『原神』や『アークナイツ』といった名だたる人気IPの大ヒットが起因しているのかもしれません。

今までは日本で大きなヒットを飛ばしたタイトルを、模倣にも近い形で打ち出す光景がそう珍しくはありませんでした。

しかし、最近では“ゲーム性”“世界観”にしっかりオリジナリティを持たせたアプリゲームが増えてきており、日本が得意としてきた「萌えキャラクター」の見せ方にも、独自の解釈すら入れているように思えてなりません。今や美少女ゲームは研究され尽くしてきているのでしょうか。

今回紹介するのはbilibili産の新作タイトル『THRUD BROKEN HEVEN』。

こちらのタイトルは前に述べた通りのまさしくハイクオリティな3Dアプリゲームで、“空を駆け抜ける美少女魔女”“ハイスピード弾幕3Dシューティング”といった本格的な独自路線の3D美少女ゲームです。

本稿では早速どのようなゲームなのかを迫ってみたいと思います。

◆ スマートフォン向け弾幕シューティングに立体的な空戦体験を取り入れたタイトル

▲ ハイスピードで空を駆け抜けながら、無数の弾幕を回避していく3D弾幕シューティング。

弾幕系シューティングのアプリゲームなら、二次創作のアツい『東方』シリーズ、ケイブの『ゴシックは魔法乙女』、RPG要素を取り入れていますが、SEGAの『404 GAME RE:SET -エラーゲームリセット-』などが知られているかもしれません。

これらのタイトルに共通しているのは同じシューティングでも、ステージの空間が平面的であるということ。一方、本作『THRUD BROKEN HEVEN』では、立体的な3D空間を縦横無尽に駆け回りながら弾幕を避けるゲームです

モバイルアプリとしてこういったアプローチがどうなのかと問われれば、操作性だったり実際のゲーム性だったりと、さまざまな要因が絡むため一概に何とも言えないのが正直なところ。

ただ、本作は2023年2月と5月にクローズドβテスト(CBT)が開催されており、bilibiliではその際のユーザーコメントから実際の感想を覗き見ることができました。

▲ 公開されているゲームプレイ映像では“疾走感”を感じられます。

2023年2月のCBTでは「キャラクターの3Dモデル」「UI(ユーザーインターフェース)」「アニメーション」など、ビジュアル部分の好評なレビューが寄せられています。しかし、本作の持ち味となる“立体的な空戦体験”については中々厳しい意見も多かったようです。

「上下に飛ぶのは苦痛すぎる」「操作性が悪く、敵の攻撃がどこから来るかわからない」などなど、参加したbilibiliユーザーたちの辛辣なフィードバックは多数見受けられます。中には人気アニメ『魔女の旅々』とのあるかもわからないコラボについて、公式に尋ねるユーザーの姿までありました。

▲ どこかで見たことがある敵の丸い弾丸。『NieR』シリーズの“イクラ弾幕”...?
▲ キャラクターの必殺技にはカットシーン演出がある様子。3Dモデルのクオリティは全体的に高品質です。

◆ 賛否はあっても“斬新さ”は評価。本国での配信までにはまだまだかかりそう

色んな意見が飛び交う中でもやはり、モバイルゲームで立体的な戦闘が楽しめる弾幕シューティングは少ないのでしょう。地道にコメントを追っていると「斬新な3D弾幕シューティング」と評価する意見もチラホラ確認できました。

また、2023年5月に開催のCBTでは前回のテストから改善された箇所が多いのか、ゲーム内のより具体的な指摘が増えている印象です。

コアなゲーマーらしいキツめなコメントも相変わらずといったところで、ゲームシステムはまだまだ調整に調整を重ねての段階。リリースまでにはもうしばらく時間がかかりそうです。

本作が日本国内向けに展開されるかはまだ定かではありません。ただ、bilibiliで反響のあったタイトルが日本向けにやって来るケースはそう珍しくはないので、あくまで1つの可能性として希望を抱いておいても良さそうですね。

▲ 個性豊かな美少女魔女たちとの交流要素?

《そりす》

ライター そりす

東京都福生市生まれのゲームライター。そしてお酒と革靴が好物でソロキャンプが趣味のミニマリスト気質おじさん。サ終ゲームのヒロインをAIで復活させてニヤニヤしたり、国語辞典を持ち歩いて山中フラフラしたりしています。ULキャンプに傾倒しているためSNSは大体キャンプの話題が多め。

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