森田成一「アニメで僕が一護を演じられる最後」これまでを振り返って思う「BLEACH」が長年愛され続ける理由【ブレソル8周年記念インタビュー】

KLabが提供するスマートフォン・PC・PlayStation®4向け爽快3Dアクションゲーム『BLEACH Brave Souls(ブリーチ ブレイブソウルズ)』が、2023年7月23日に8周年! これを記念して、黒崎一護を演じる声優・森田成一さんにインタビュー。

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森田成一
森田成一 全 14 枚 拡大写真

KLabが提供するスマートフォン・PC・PlayStation®4向け爽快3Dアクションゲーム『BLEACH Brave Souls(ブリーチ ブレイブソウルズ)』(以下、ブレソル)が、2023年7月23日に8周年を迎えます。

毎回、周年イベントが豪華なことで話題の本作。今回のブレソル8周年×千年血戦篇キャンペーンも、無料ガチャやプレゼント祭などユーザーにとって垂涎ものの内容が盛りだくさん。さらに、周年キャラとして黒崎一護(8周年記念ver.)&ホワイト(8周年記念ver.)が追加となります。

それを記念して、黒崎一護を演じる声優・森田成一さんが周年キャラを使ってプレイしてみた様子や感想を掲載中。アニメ!アニメ!では、そのインタビューの完全版を独占公開します!

『ブレソル』とはどんなゲーム?

本作は、TVアニメ『BLEACH』を題材とした爽快3Dアクションゲーム。『BLEACH』ならではのカッコいい必殺技や、TVアニメでお馴染みのキャストボイス、大迫力のカットイン演出などのシステムが話題を呼び、全世界で7500万DLを突破しています。

3D空間をシンプル操作で自由自在に駆け抜けられることや、好きなキャラクターで自分だけの最強チームが作れるなど、『BLEACH』好き、もしくはアクションゲーム好きにはたまらないゲームとなっています。

そして、なんといっても本作の魅力は、千年血戦篇までのストーリーを追体験できること。 一護とルキアの出会いを描く「死神代行篇」や、尸魂界(ソウル・ソサエティ)での激闘が描かれる「尸魂界篇」、原作読者&アニメ視聴者を驚愕させた「破面(アランカル)篇」、完現術者との物語を紡ぐ「死神代行消失篇」などがゲームでも描かれます。さらに、番外編としてアニメオリジナルストーリーの「斬魄刀異聞篇」「護廷十三隊侵軍篇」も揃っているという充実っぷり! そんなストーリーを読み進め、育成・編成したキャラクターを使って虚(ホロウ)などの敵を倒してステージをクリアしていくというのが基本的なゲームシステムとなっています。

また、本作だけのオリジナル衣装をまとったキャラクターが多数登場することも人気の理由の一つです。

森田成一が抱く『ブレソル』への思い

シリーズの最終章となる『BLEACH 千年血戦篇』が、昨年の10月クールに放送。『BLEACH』のTVアニメ放送は2012年3月以来、約10年ぶりとなりました。

そんなアニメ『BLEACH』で、長年にわたって主人公・黒崎一護役を演じている森田さん。

10年という期間を空けて再び一護を演じるにあたり、「『ブレソル』があったからこそ一護の感覚を忘れなかった」と放送の際のインタビューで語っていました。そんな『ブレソル』に抱く思いとは――。

――ブレソルが今年8周年を迎えます。

森田:アプリゲームにとって8年というのは、すごく長寿にあたります。1年持たずに終了するアプリもある中で、8年間も続いているなんて本当に素晴らしいことですよね。ですが、僕にとっては「え、まだ8年?」という感覚。もっと長くやっている感じがしています。おそらく、周年ごとにいろんなキャンペーンをやったり、「“卍解”生放送(※ブレソルの生配信番組)」を行ったり、色々と積み上げてきたからこそ内容が濃くなっているんでしょうね。なので、8周年と聞いて「まだそんなもん? 俺たちは鏡花水月にかかっているのか?」と思ってしまいました(笑)。

――いまや全世界7500万DLを突破していますが、それに対してどう感じますか?

森田:“卍解”生放送を行う度に数字が上がっているのを見ると、すごく痛快でした! 実は「3000万いったら御の字だぜ」くらいに思っていて(笑)。そんな僕の思いを良い意味で裏切り、5000万、6000万、7000万~とどんどん数字が上がっていった時は「すごいタイトルになったな」と思いました。

――前シリーズから10年の時を経て、昨年はアニメ「千年血戦篇」の第1クールも放送されました。インタビューで「ブレソルがあったので一護の感覚を忘れないで演じられた」と話していましたが、実際にアニメでの一護を演じてみていかがでしたか?

森田:これは僕だけじゃなく、キャスト全員が言ってることです。『ブレソル』がなければ、一護の“感覚”を忘れてしまっていたと思います。

――“感覚”というのは、声とは別のものなのですか?

森田:映像を見れば“声”は思い出せるし、出せるんですよ。でも“感覚”を取り戻していなければ、それは“モノマネ”になってしまう。「一護はどんな人間だったんだっけ?」「どんな思想を持っていたっけ?」ということを理解して演じないと、“黒崎一護”にはならないんです。

――それは声と同様に、映像を見て思い出せるものではないと?

森田:その通りです。何故なら、演じ手が歳を取ってしまうから。歳を取り、経験を積んだことによって、当時感じていた強さや優しさの意味合いが変わってしまうんです。それこそ『BLEACH』は一護の成長物語なので、一護自身も経験を積むごとに抱く思いの割合も変わっていく。忘れてしまったらもう二度と思い出せないのですが、『ブレソル』のおかげでその“感覚”をずっと保ち続けることができた。これは本当にありがたいことだと、キャストみんなが言っていました。

――『ブレソル』はファンにとっても、アニメ放送がない間にも『BLEACH』の世界観を楽しめる貴重なコンテンツになっていました。ヨーロッパなどでも非常に人気が高いと聞きましたが、ファンの声は森田さんに届いていますか?

森田:もともと『BLEACH』という作品自体がとても海外人気が高いんですよ。コンベンションなどに行くと、本物さながらの護廷十三隊や破面(アランカル)のコスプレイヤーがたくさんいて毎回驚きます。日本人と骨格が違うから、「まんまじゃん!」というヤミー・リヤルゴとかティア・ハリベルがいたり(笑)。刀や侍に憧れがあるようで、そういった部分に『BLEACH』がバチッとハマったんでしょうね。

――日本のファンと、何か傾向の違いなどは感じますか?

森田:海外ではデザイン・アート性に重点を置いて見ている人が多いと思います。また、日本だとイベントで声優がメインになることが多いですが、海外だとスタッフさんがゲストの方が喜ばれます。「どういう考えを持ってこの作品を作ったのか?」「このシーンの描写はどこから着想を得たのか?」という質問が多く寄せられるのを見て、創作の過程や考え方が知りたいという点が日本のファンと違いを感じますね。

――アニメより先にブレソルで演じることがあった声優さんも。アニメで動く姿が楽しみだったキャラクターはいますか?

森田:多すぎて絞るのが難しい…! キャラクターはもちろんなのですが、『ブレソル』はオリジナルの部分が大きいので、アニメでは描かれなかった描写をブレソルチームがどう作って来るのかというのが非常に楽しみでした。僕は山本元柳斎重國が大好きなので、彼の“卍解”をずっと見たいと思っていました。あと零番隊も! 兵主部一兵衛が出てきた時には、「ついに来たか!」と思いましたね。また、ゲームだとキャラの頭身が低く描かれていますが、頭身の低さを感じさせないのが『ブレソル』の演出の妙だなと感じています。

――8周年を記念する一護のビジュアルも公開されました。

森田:先ほどPVを見せてもらいましたが、本当にかっこよかった! だいたい周年キャラは2名並ぶことが多くて、昨年は一護と雨竜だったのですが、今年は一護とホワイト! どっちも僕のキャラ(笑)! 8周年キャンペーンは、「森田祭り」と付けても良いのではないでしょうか。

ブレソル8周年記念キャラクター PV

――そんな一護やホワイトを使って実際にプレイしてみて、いかがでしたか?

森田:すごく線がキレイになっていると思いました。見間違いかな? とか、スマホの性能が良いのかな? と思ったのですが、先ほど開発の方から「そうなんです」と言われたので、「俺も長くこの画面を見ているんだな~」と思いました(笑)。動きももちろんなめらかですし、爽快感がアップしているように感じます。まだ開発途中ということで、これからもっとパワーアップするでしょうし、完成版が本当に楽しみです。まだSEも入っていなかったので、これまでにない迫力のあるSEを付けてもらいつつ、僕の声も良く聞こえるように調整してほしいですね(笑)!

――森田さんが先ほど言った通り、『BLEACH』は一護の成長物語でもあります。確かに第1話に比べると、今の一護はかなり成長した姿となっていますが、森田さんにとって「この時の一護が好きだった」という思い入れのある一護はいますか?

森田:死神代行になる前、護廷十三隊、破面(アランカル)との闘い…それぞれ物語の区切りがある度に一護に対する思いは強くなっています。そういう意味では、やっぱり“今”の一護が一番好きだな。

アニメの第1話を見返すと、一護の声は今とまったく違うんですよね。実は当初の一護の声は、僕のイメージしているものに声帯が追い付いていないんです。一護用に特別に開発した声で、喉に負担がかかる発声の仕方をしているため、音圧に負けて喉を傷つけてしまい、最初の頃の台本には血が飛んでいます。当時は辛かったですが、それを経て一護は出来上がっている。それでも、僕の頭の中で鳴っている理想の一護の声には今も到達できていないんですけどね。

しかし、10年ぶりに『BLEACH』が復活した際、昔アニメを見ていた人たちが「画面から一護の“卍解”が聞こえてくるのが嬉しい」と言っているのを聞き、僕が未完成だと思っている一護の声で育った人が知った瞬間、「何かを一つ作り上げた」という気持ちが芽生えました。

――その作り上げたものは、ファンの思う“理想の一護の声”だと思います。森田さんにとっては、理想に到達できていなくても近づいてきているとは感じますか?

森田:いや、近づいていないです。「週刊少年ジャンプ」で第1話を読んだ時に頭の中に流れた声は、全然違う声でした。「こういう声」と上手く説明もできないし、他の声優さんでもあの声は出せないと思います。

でも、この最終章が、アニメで僕が一護を演じられる最後なので、最終話までには完成させたい。完成はしなくても、ギリギリまでは到達したいと思っています。

――『ブレソル』には『BLEACH』の物語を追えるストーリーモードもあります。森田さんにとって、思い入れのあるエピソードは?

森田:僕は初期の空座町にいた頃の『BLEACH』がすごく好きなんです。アニメ「千年血戦篇」の第1話でも一護たちの背景に電柱が映っていて、すごく嬉しくなりました(笑)。電柱が出てくるとホットするんですよね。「現世にいる!」って(笑)。今回に関しては現世にいても安心できないですけど、昔は現世に帰ってくると安心していたことを改めて思い出して「好きだな」と思いました。

――原作の連載完結から約7年経った今でもアニメ、ゲームが盛り上がる『BLEACH』。森田さんが思う、長年愛される『BLEACH』の魅力とは?

森田:久保先生のデザイン性、ストーリー、そしてこれまでの歴史、すべてにおいて愛される要因がある作品だと思います。また、これまでやってきて一番思うのは、「無理なくやってきた」ということ。これは、力を抜いているという意味ではありません。コンテンツが売れると、もっと売るためにゴリ押しするじゃないですか。そうすると作品は摩耗してしまうんです。作品が摩耗すると、ファンも疲れてしまうんですよね。だけど『BLEACH』はそれがなかった。久保先生が先頭に立っているからこそ、そのやり方もおしゃれだと思います。だからこそ、長年愛されているのではないでしょうか。

――最後に『BLEACH』、そして『ブレソル』ファンに向けてメッセージをお願いします。

TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』が7月より放送開始しました。それに合わせて『ブレソル』も一緒に熱気を高めていきたいので、チーム一体となってキャンペーンを盛り上げていきたいですね。TwitterのRTキャンペーンでは、豪華景品が1500名様に当たるということで、ここでも“一護”にかけていただいてありがたいです。皆さんも一緒に「森田祭り」……ではなく、ブレソル8周年を盛り上げていきましょう(笑)!

ブレソル8周年キャンペーン情報

【ブレソル8周年×千年血戦篇キャンペーン第1弾】
・8周年大感謝!★6確定選べるガチャ
・8周年記念無料ブレイブソウルガチャーMIXー
・8周年×千年血戦篇キャンペーン第1弾ログインボーナス
・1日1回限定 ウルル&ジン太のお宝プレゼント祭
・1日1回限定 コンのお宝ザクザク超大作戦
・8周年記念指令 第1弾
・雫の試練・雫の重霊地の雫ドロップ量2倍
・8周年記念クエスト
・8周年記念共闘クエスト
・8周年記念ステップアップガチャ
黒崎一護 (8周年記念ver.)、ホワイト (8周年記念ver.)が登場!
・8周年記念パック
・8周年記念パックGolden

【ブレソル8周年記念RTキャンペーン】
ブレソル8周年を記念して、抽選で1500名様にプレゼントが当たる超豪華なRTキャンペーン。ブレソル公式Twitterから投稿される指定ツイートをRTすると、リプライですぐに当選結果がわかります。参加してくれた方の中から抽選で1500名様にブレソルオリジナルプレイマットやAmazonギフト券をプレゼント。期間中毎日参加できるので、ふるってご参加ください。


ブレソル公式サイトブレソル公式ツイッター

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(C)KLabGames

《米田果織》

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