『原神』フォンテーヌってどんな国なの?開幕前に知っておきたい“16項目”の事前情報!

8月16日の開幕に向け、「そもそもフォンテーヌってどんな国なの?」に注目。その国柄から各キーワードなど、知っておきたい事前情報を16項目にまとめてお届け!

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『原神』フォンテーヌってどんな国なの?開幕前に知っておきたい“16項目”の事前情報!
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オープンワールドRPG『原神』にて、大型アップデートVer.4.0が8月16日に配信。5つ目の国「フォンテーヌ」での物語がいよいよ幕を開けます。

目前に迫る新たな冒険に向け、本記事では「そもそもフォンテーヌってどんな国なの?」に注目。その国柄から各キーワード、水中探索に登場キャラクターまで、知っておきたいフォンテーヌの事前情報を16項目でお届けします。


◆フォンテーヌってどんな国?

フォンテーヌは、正義の神でもある「フォカロルス」こと、水神フリーナによって統治される「正義」と「審判」をテーマにした国です。現実のヨーロッパ、特にフランスからアイデアを得ており、テイワットの中でも文化や芸術、そして科学技術が繁栄しています。

◆地塊全体が上昇した、フォンテーヌの不思議な地形

ある不思議な力の影響で、フォンテーヌは地塊全体が上昇しています。例えば「数千メートルにもおよぶ高度300メートル以上の巨大な滝」など、他の国とはかけ離れた“奇観”を目にすることも。付近に設置された特殊なリフトで滝の上まで行けます。

◆主要都市はフォンテーヌ廷

主要都市の名前は「フォンテーヌ廷(またはフォンテーヌシティ)」です。バロック建築様式をベースに水、歯車、ゼンマイばねなどの要素を取り入れたアール・デコな街並みが広がっています。

主に優雅な都市部や、日常の雰囲気に包まれた居住エリアで構成。そして下水道区域には、フォンテーヌの“陰の部分”だという、苦しみが入り混じる貧民街エリアが存在します。

◆フォンテーヌ人は「審判」に夢中

フォンテーヌの名物が「審判」です。正義を掲げているだけあり、法制度も他国より厳重。罪人は法廷「エピクレシス歌劇場」にて審判にかけられます。

ただし、我々が想像するほど厳かなものではなく、水神フリーナの影響で“一種の公演”と化している模様。マジックや茶番劇など、フォンテーヌ人が夢中になる“大衆化されたエンターテインメント”として扱われています。

◆審判をすることで、暮らしを支えるエネルギーが生まれる

審判のもう1つの役割が「律償混合エネルギー」を生み出すこと。これはフォンテーヌ独自のエネルギーであり、家の照明や各種交通手段など、生活を支える様々な部分で利用されています。

律償混合エネルギーは審判の過程で登場する「諭示裁定カーディナル」という機械が、人々の正義に対する信仰心を集めてエネルギーに転換することで生成されます。フォンテーヌ人が審判に夢中なのもこれが主な理由です。

律償混合エネルギーを生みだす機械「諭示裁定カーディナル」。

◆フォンテーヌ人が持つ「アルケー」という性質

フォンテーヌの生物や土壌、大気および水脈は「アルケー」という性質を持っています。アルケーは「プネウマ」と「ウーシア」の2種類に分けられ、互いが触れると対消滅が起こり、より強いエネルギーを生成。これを「プネウムシア対消滅エネルギー(またはプネウムシアエネルギー)」といいます。

律償混合エネルギーと並び、フォンテーヌの2大エネルギーとして生活を支えているほか、対消滅の仕組みは謎解き要素などにも利用されています。

◆アルケーを利用した謎解き要素

野外には、各アルケーの要素を含んだ「プネウマクラスター」と「ウーシアクラスター」が点在。これらを取ると、次の攻撃が対応したアルケーを帯びたものに変化します。

同じく野外には、プネウマ/ウーシアエネルギの特徴を持つ装置もあり、対応するクラスターを取った状態で近づいたり攻撃したりするとギミックが起動します。

ちなみに、フォンテーヌ出身キャラは初めからアルケーを有しており、一部の技でアルケー属性の追撃が発動。クラスターを利用せずともギミックに挑戦可能です。

フォンテーヌの神の目の形状が2パターンあるのもこれが理由。そのキャラがプネウマ/ウーシア、どちらを有しているかを表しています。

上下の端が角ばっているキャラはプネウマ。
上下の端が丸っこいキャラはウーシア。

◆科学技術の発展を物語る「クロックワーク・マシナリー」の存在

フォンテーヌの各地には機械装置「クロックワーク・マシナリー」がいます。生活を支える労働ロボットであり、見張りや防衛のために作られたロボット衛兵もいれば、海底探索ができるもの、環境偵察ができるもの、発掘・採取ができるものまで様々です。

一般的なエネミーとして登場するほか、新ボス「氷風組曲」もクロックワーク・マシナリーです。

◆クロックワーク・マシナリーとの戦闘でもアルケーが活躍

クロックワーク・マシナリーの動力はプネウムシアエネルギーなので、アルケーを帯びた攻撃をすると、誤作動を起こして戦闘が有利になることも。

例えば新エネミーの「攻堅特化型マシナリー」は、危険度の上がる「警棒モード」を有するも、アルケーで追撃するとそのモードを解除できます。

◆観光にピッタリな「巡水船」

フォンテーヌには3つの巨大水路があり、そこを「巡水船」が航行しています。乗っている間は遠くまで見渡せるほか、道中のランドマークや風土を解説してくれるガイド役も同行。ゆったり心地よい旅を楽しめます。

◆可愛らしい種族「メリュジーヌ」

元々は俗世と離れた村落で暮らしていた、獣人のような見た目の小柄で可愛らしい種族です。生まれながら“特殊な視覚”を持っており、人間が観察できないものを見えるのだとか。

その視覚のおかげで悪人の手がかりも探しやすく、最高審判官直属の特別捜査機関「マレショーセ・ファントム」のメンバーはほどんどがメリュジーヌで構成されています。

◆水中探索が可能に

フィールド探索では「水中探索(ダイビング)」が新登場。海はもちろん、空中に浮く特殊な水域や、水没した古代遺跡なども探索できます。全キャラに潜水モーションも用意されているので、キャラを変えて潜ってみるのも楽しそうです。

◆スムーズな探索のために、酸素ゲージはなし

酸素ゲージのような要素はなく、いつまでも自由に探索可能。ただし、ダッシュに使用するスタミナは水中専用のものに置き換わります。スタミナを回復できる「リカバリーオーブ」もあちこちに配置されており、スムーズに探索できます。

◆水中固有の戦闘システム

戦闘は水中固有のものに変化。水中に生息する「原海アベラント」からスキルを獲得し、敵と戦ったり、謎解きに挑んだりします。

例として原海アベラントの一種「重甲ヤドカニ」からはシールドスキルを獲得可能。敵の攻撃を跳ね返してダメージを与えたり、強力な水流で移動を妨害する「高圧水流噴き出し口」なるギミックも影響を受けずに突破できたりします。

なお、原海アベラントには友好的なものもいれば、敵として登場するものも。新ボスの「鉄甲溶炎帝王」も原海アベラントの一種です。

◆フォンテーヌの登場キャラクターたち

Ver.4.0の魔神任務では、フォンテーヌより「リネ」「リネット」「フレミネ」「ナヴィア」「クロリンデ」「ヌヴィレット」「フリーナ」「シャルロット」らが登場予定。各キャラについて紹介します。

■リネ、リネット、フレミネ

Ver.4.0でプレイアブルキャラとしても実装される3人。長男リネ、妹リネット、その弟フレミネという3人兄妹であり、リネとリネットは大人気のマジシャン、フレミネは腕利きの潜水士としてフォンテーヌで知られています。

魔神任務では、エピクレシス歌劇場でリネとリネットのマジックショーを見るところから物語が始まるといいます。


■ナヴィア

「棘薔薇の会(スピナ・ディ・ロースラ)」の現会長で、お嬢様にしてポジティブでフレンドリーな性格の持ち主。ルールにとらわれずに物事を進める人物であり、ストーリーでは彼女と共に行動し、重要な事件について調べていきます。

PVでは岩元素の神の目や、両手剣を構える姿も確認できました。

■クロリンデ

フォンテーヌの特殊な職業「決闘代理人」の中でも腕利きで知られる女性です。その実力は「タルタリヤ」が手合わせを熱望するほど。ナヴィアとも何か複雑な関係にあるらしく、PVでは対立するような場面を確認できました。

身につけているのは雷元素の神の目で、片手剣や拳銃を構える様子も見て取れます。

■ヌヴィレット

厳粛で公正な最高審判官という、フォンテーヌでも最高権力者に近い人物です。自由気ままな水神に苦労しているようで、神相手にも容赦ない苦言を呈していました。


■フリーナ

フォンテーヌを統治する水神その人。一人称は「僕」で、前述したように自由気ままな性格の持ち主です。ヌヴィレットから苦言を言われたり、純水精霊たちも彼女を新たな水神として認めていなかったりと、色々問題のある神のようです。

■シャルロット

フォンテーヌ廷の大手新聞社「スチームバード新聞社」の記者です。他のフォンテーヌキャラに先駆け、Ver.3.7のイベント「決闘!召喚の頂!」でも先行登場。ついに本国でも出会うこととなります。

■タルタリヤ、アルレッキーノ

また、ファデュイ執行官より「タルタリヤ」と「アルレッキーノ(召使)」の登場も示唆。特にタルタリヤは、ヌヴィレットと対立するようなシーンや、腰ベルトに付けているはずの神の目が紛失しているのを確認でき、本編での動向が気になるところです。

◆ワープポイントで簡単にフォンテーヌへ!

魔神任務序章・第三幕「龍と自由の歌」をクリアしていると、スメール北東部の「ファラクケルトの園」で新たなワープポイントが開放。そこから近くのウェーブボートに乗り、すぐにフォンテーヌへ行けます。


正義と審判をテーマに、水中探索や科学技術の繁栄が目覚しい第5国目「フォンテーヌ」での冒険は、いよいよ8月16日に開幕します。プネウマ/ウーシアの仕組みなどを理解し、順調に冒険を進めましょう!


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《茶っプリン》

ゲームライター 茶っプリン

「ゲームの新情報を一番に知りたい、そして色んな人に広めたい」そんな思いからゲームライターに。インサイドではニュースライター、時々特集ライターとして活動。関係者、ユーザーから生まれるネットブームにも興味あり。

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