B’z結成35周年を“ゲーム”と振り返る!テーマ曲を担当した『真・三國無双8』『ドラゴンズドグマ』、まさかの『ときメモGS』まで計6作品を紹介

B’zが今年2023年で結成35周年!これまでの活動を、関わったゲーム1997年発売の『INDY500』から2018年発売の『真・三國無双8』までの計6作品と共に振り返ります。

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B’z結成35周年を“ゲーム”と振り返る!テーマ曲を担当した『真・三國無双8』『ドラゴンズドグマ』、まさかの『ときメモGS』まで計6作品を紹介
B’z結成35周年を“ゲーム”と振り返る!テーマ曲を担当した『真・三國無双8』『ドラゴンズドグマ』、まさかの『ときメモGS』まで計6作品を紹介 全 34 枚 拡大写真
「B'z Official Twitter.」より引用

B’zは、ギター及び作曲、プロデュースを担当する松本孝弘氏と、ヴォーカル及び作詞を担当する稲葉浩志氏からなるロックユニット。1988年にシングル「だからその手を離して」とアルバム「B'z」を同時発売するという鮮烈なデビューを果たし、今年2023年で結成35周年。

6月17日から全国ライブツアー「B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-」を開催し、7月12日には54枚目のシングル「STARS」をリリースするなど、いまもなお活躍を続けています。

ギター及び作曲、プロデュースを担当する松本孝弘氏。「House Of Strings Official Website」より引用
ヴォーカル及び作詞を担当する稲葉浩志氏。「en-zine」より引用
1st Single「だからその手を離して」
54th Single「STARS」
▲6月17日SAGAアリーナの様子
▲6月17日SAGAアリーナの様子

B'zは、ドラマや映画、アニメなどさまざまなタイアップをして、数多くの名曲を輩出してきました。その中には、“ゲーム”の主題歌やイメージソングも。

本稿ではB'zの35年を、ゲームに使用された楽曲の印象を筆者の感想交えて、計6作品を紹介しながら振り返ります。

1997年発売のPS向けソフト『INDY500』

1997年トミーより発売のPS向けレースゲーム『INDY500(インディ・ファイブハンドレッド)』は、同年3月5日リリースされた21作目のシングル「FIREBALL」に収録されている「哀しきdreamer」をイメージソングに起用。同年には、いまもライブで披露される人気曲で22作目のシングル「Calling」、9作目のアルバム「SURVIVE」をリリースしました。

21st Single「FIREBALL」
9th Album「SURVIVE」

INDY500』は、アメリカで開催されている歴史あるレース「インディアナポリス500」を再現したゲーム。楽曲「哀しきdreamer」は、哀愁漂うギターのイントロからはじまり、サビまでイントロの雰囲気そのままにボーカルが入ります。サビからはアップテンポで激しい曲調になったりと、緩急の激しい曲です。

歌詞には、「街を走って」「古いページをめくりかえして」「夢見ていいだろうちょっとくらい」といった、歴史あるビックレースイベントを思わせるようなものがあります。

「米国インディアナ州政府駐日代表事務所」より引用

◆2002年発売、PS2向けソフト『ときめきメモリアル Girl's Side』

2002年コナミより発売のPS2向け恋愛シミュレーション『ときめきメモリアル Girl's Side(ときメモGS)』は、同年7月3日リリースされた12作目のアルバム「GREEN」より「SIGNAL」と「美しき世界」をそれぞれOP、ED曲として起用。前年2001年には誰もが知っている有名曲「ultra soul」をリリース、アルバムには「ultra soul (Alternative Guitar Solo ver.)」が収録されています。

12th Album「GREEN」

ときメモGS』は、高校入学から卒業までの3年間を勉強やクラブ活動をして過ごし、その中で出会った男の子たちと恋愛をする人気シミュレーションゲーム。「Girl's Side」シリーズおなじみの「はばたき市」にある「私立はばたき学園」を舞台に、デートを重ね、少しずつ彼との距離が近くなった卒業の日、感動のエンディングを迎えます。

2007年にはニンテンドーDSで『ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love』が発売されました。

「 ときめきメモリアル Girl's Side ポータルサイト」より引用
「ときめきメモリアルGirl's Side 1st Love Plus」 システム紹介

本作にはなんと、OPだけでなくEDにも楽曲を起用する豪華さ。OP曲「SIGNAL」は、ゆったりとした曲調。歌詞は、ストレートな恋愛ものというよりは、倦怠感の中にある関係性での恋愛を表現しているような印象です。また、「ときめき」という言葉が使われています。

ED曲「美しき世界」は、OP同様ゆったりとした曲調。歌詞は、ゲーム内の学園生活、サビには卒業の日の告白を思わせる印象に。曲調と相まって、物語が終わった時の寂しさと多幸感を感じられます。


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《T.Yuta》

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