スイッチの新作ラッシュに備えろ!マリオや桃鉄など、2023年秋以降に発売される大注目タイトル5選

今年の年末はスイッチが激アツ!このビックウェーブに乗り遅れるな

ゲーム Nintendo Switch
スイッチの新作ラッシュに備えろ!マリオや桃鉄など、2023年秋以降に発売される大注目タイトル5選
スイッチの新作ラッシュに備えろ!マリオや桃鉄など、2023年秋以降に発売される大注目タイトル5選 全 16 枚 拡大写真

猛暑も終盤に差し掛かり、過ごしやすい日が増えてきましたね。2023年の夏は『ピクミン4』や『マリーのアトリエ Remake ~ザールブルグの錬金術士~』など、大人気タイトルの続編やリマスターが続々と登場した年となりました。

徐々に冬の訪れを感じる季節ですが、今年の秋はまだまだ熱いビックタイトルが目白押しとなっています。本記事ではニンテンドースイッチで、2023年秋以降に発売される注目タイトルを5つピックアップしました。いずれも一度は聞いたことのある名作シリーズばかりなので、筆者自身もゲーマーとして非常に楽しみです。

2023年9月28日(木)発売 『イースX -NORDICS-』 

「イース」シリーズ最新作にしてシリーズ35周年記念としてリリースされる本作は、色んな島々が存在する北の海オベリア湾を舞台としたアクションRPGです。主人公はもちろんこの男、冒険者「アドル・クリスティン」。今回は彼が17歳の時の物語を描いており、時系列的にはかなり遡って『イースI・II 』より後のお話になります。シリーズを追うごとに成長するアドルの若かりし姿や、昔は語られなかった新たな一面が発見できるかもしれませんね。

今作の新要素の中で特に注目したいのが、アクションスタイルを切り替える「クロスアクション」と、冒険の鍵を握る不思議なちから「マナアクション」2つです。

クロスアクションは戦闘面における新システムで、アドルかヒロインであるカージャのうちどちらかを操作して戦う「ソロモード」と、2人を同時に操作して戦う「コンビモード」のうち好きな方をリアルタイムに選べるというものです。ソロでダッシュやステップを活用してスピーディに戦うもよし、コンビでド派手なアクションを繰り出すもよしと、戦況に応じた戦い方を楽しめます。強大なボスを相手に主人公が共闘する必殺技の数々はかなり格好良いので、一見の価値ありです。

2つ目の目玉要素であるマナアクションはフィールド探索中に使える特殊アクションで、ボードに乗って水の上を移動したり、普段は見えないものが見えるようになったりと、主にギミックや謎解きに一役買ってくれるシステムです。特に空中での操作はより自由度が増しているので、従来よりスタイリッシュな動きが楽しめそうですね。

他にも、海図を手がかりに自身の手で船を操縦しながら敵船と海上戦ができたり、商船と取引ができたりと、今までにない新しい要素が盛りだくさん。発売記念として出演キャストのサイン色紙が当たる抽選会も開催予定とのことなので、近くの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。


2023年10月6日(金)発売 『帰ってきた 名探偵ピカチュウ』 

今回のポケモンは名探偵!人間とポケモンが共存する街「ライムシティ」を舞台に、主人公ティムとその相棒のピカチュウが突如行方不明になった父親ハリーを探すため、様々な事件の謎を解き明かすシネマティックアドベンチャーゲームです。タイトルにも「帰ってきた」とあるように、2018年に本作の前身である『名探偵ピカチュウ』がニンテンドー3DSで発売しており、同タイトルで映画化もされているので番外編ながらも知っているという人は多いのではないでしょうか。

最初に目につくのは、なんといっても帽子を被った可愛らしいピカチュウですよね。本編ゲームである「ポケットモンスター」シリーズや、アニメにおいて「ピカァ」という鳴き声でお馴染みですが、今作にはなんと日本語音声が当てられています。CVは山寺宏一さんということで、愛らしい見た目とは裏腹のおっさんボイスで物語が進んでいく点に注目。長年いつもの声を聞いてきた身としては、ギャップと新鮮感の狭間で心が揺れつつも、ここでしか聞けないピカチュウの声に自然と笑みがこぼれそうです。

主なゲームシステムは、街ゆく住民に話しかけ「推理ノート」を完成させて事件の謎を紐解いていくアドベンチャー形式となっています。聞き込みは調査の基本ではありますが、本作では人間だけでなくピカチュウを通じてポケモンからも情報を集められます。中には、自身の特技を生かして調査に協力してくれるポケモンもおり、ポケモン同士の協力プレイも本作の見どころのひとつです。

行き詰った時にヒントをくれる「ピカチュウヒント」や、好きなエピソードを選んで遊べる「つまみぐいモード」といったサポート機能も充実。なぜ、父親ハリーは姿を消したのか。なぜ、主人公ティムだけがピカチュウと話せるのか。物語の結末はネタバレ厳禁なので実際にプレイしてみてくださいね。


2023年10月20日(金)発売 『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』

続いての超ビックタイトル『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』は、前作『New スーパーマリオブラザーズ U』から、約11年ぶりとなる完全新作。ニンテンドーダイレクトの動画を見て、今までの常識が崩されていくような斬新さの連続に、ワクワクが止まらないという方、多いのではないでしょうか。

今回のマリオはお馴染み「キノコ王国」から少し離れた場所にある「フラワー王国」が舞台となっており、パーティーに招かれて出席していたところにクッパが出現。不思議な力をもつ「ワンダーフラワー」に触れて強大な力を手にしたクッパの悪だくみを阻止し、フラワー王国を救うというのが大まかなストーリーになります。

本作はとにかく新要素のオンパレードで、「新変身マリオ・ワンダーフラワー・過去最大のプレイアブルキャラクター数・バッジ」などがあり、本記事では主に目玉システムであるワンダーフラワーと完全新規のバッジシステムについて紹介します。

今作のテーマでもあるワンダーフラワーはコース上に咲いており、触れることでマップ自体に多種多様な変化をもたらします。例えば、マップが大量の泡で満たされたり、操作視点が変化したり、プレイキャラクターがクリボーになったりと、まさにやりたい放題。どんなワンダーが起きるかはコース毎に異なり、協力マルチプレイを更に盛り上げてくれるに違いありません。

もうひとつの新要素「バッジ」は装備アイテムのようなもので、キャラクターにつけるとそれに応じた効果を付与するというものです。穴や溶岩に落ちても戻ってこれる「復帰ジャンプ」や、力を溜めて高く飛ぶ「しゃがみ大ジャンプ」など、基本的にはコース攻略の手助けとなるものが多いですが、中にはプレイヤーからも敵からも見えなくなる「透明」のような、難易度を上げるもの存在します。アイデア次第で色んな遊び方ができると思うと今からワクワクしますね。

さて、11年ぶりの新作となる『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』ですが、今作よりマリオの声も変更となりました。それと同時に同じ声優が声を当てていたルイージ・ワリオ・ワルイージなど錚々たるキャラクター達の声も変わり、ファンとしては感慨深いものがあります。それも含めて新しい要素がたくさん詰まった今作、発売日まで待ちきれませんね。


スーパーマリオブラザーズ ワンダー -Switch
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2023年10月24日(火)発売 『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol. 1』

本作はステルスアクションの金字塔「メタルギア」シリーズが一気に楽しめるコレクション作品です。ゲームとしては「メタルギア ソリッド」シリーズの3部作に加え、初代「METAL GEAR」と「METAL GEAR 2 SOLID SNAKE」を含む計5作品を収録しており、その他サウンドトラックなどのボーナスコンテンツも充実しています。たびたび移植されてきた本シリーズですが、このように複数ソフトがまとめてひとつになったのは、今回が初なので待ちに待ったファンは多いのではないかと感じています。

未だ数多くのファンが愛してやまない「メタルギアソリッド」シリーズですが、その歴史は長く最初の『METAL GEAR SOLID』が発売されたのは25年前の1998年。時代とともに進化しながら様々なハードで発売されてきましたが、いまプレイしようとすると直面するのが、「色んなハードを集めないといけない問題」です。本作はまさに、それを一挙に解決してくれるものであり、遊びたかったけど出来なかったという人に、うってつけとなっています。

また、シリーズ最新作である『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』はプレイしたけどその前後のストーリーは知らないという方にもおすすめです。ストーリーの時系列的に本作に収録されている作品の方が未来の出来事になるため、「メタルギア」シリーズへの理解がより深まるのではないでしょうか。

少しコアな紹介にはなるのですが、実は同梱されているボーナスコンテンツもマニアにはたまらない一押し作品となっています。中でも『SNAKE'S REVENGE』は1990年発売のゲームにもかかわらず、北米と欧州のみで未だ日本では未発売のタイトルとなっており、33年の時を経て今回ようやく日本で発売されるのです。さらに、映像作品である『METAL GEAR SOLID BANDE DESSINÉE』は、当時PSPで再生できるDVDとして単体で発売されていたので、見たことのある方も少ないのではないでしょうか。

本作は原作と比べてグラフィック等の変更がほとんどないので、今の時代にプレイするには画質が荒く感じてしまいがちですが、ストーリーとゲームへのこだわりは当時から変わらず一級品です。いまからVol.2以降にはどんな作品が収録されるのか楽しみですね。


2023年11月16日(木)発売 『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』

サイコロゲームの大御所「桃太郎電鉄」シリーズの最新作『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』は、鉄道会社の社長として全国を巡って物件を買い集め、より多くの資産を獲得していく人気ボードゲームです。タイトルにもある通り、今回はついに日本を飛び出して世界全国が舞台であり、マップも従来作のように平面ではなく地球を象った球体の盤面で、各国の位置関係を立体的に感じながら楽しめます。

ゲーム自体は、サイコロを振って出た目の数だけ各地を巡るというおなじみのシステムとなります。もちろん購入できる物件やイベントも世界のものとなっており、ジャンヌ・ダルクやアインシュタインといった偉人イベントから、「世界で面積が2番目に小さい国はどこでしょう?」といった、知って得する豆知識まで多種多様です。また、注目ポイントのひとつとして特急カードや新幹線カードと呼ばれる進行系カードは、プロペラカード、ジェットカードなど飛行機をモチーフとしたものに変更され、いかに今作の世界観が大きいかを物語っています。

桃太郎電鉄において、ボンビーは切っても切り離せない存在であり、シリーズ毎に個性豊かなキャラクター達が場を盛り上げてくれますよね。

今回は新たに「世界旅行ボンビー」と「ばらまきボンビー」が登場します。世界旅行ボンビーは強制的にプレイヤーを移動させ、その分の旅費を高額でむしり取る能力です。目的地のあるスゴロクゲームにおいて、強制移動というのは、ある意味お金を取られるよりキツイかもしれません。もう一方のばらまきボンビーは所有している物件を周囲にばら撒くという能力で、直接的な懐へのダメージは低めですが、折角独占した地域が崩されてしまう危険性があります。

本作の発売日は比較的年末にも近いため、家族や友達と集まる年末年始に向けて、発売直後からこっそり練習するのもいいかもしれませんね。



以上、2023年秋以降にスイッチで発売される大注目タイトル5選を紹介しました。ご覧の通り、今年の終盤は有名シリーズやビックタイトルが目白押しで、他にも『スーパーマリオRPG』や『ペルソナ5 タクティカ』など、ここでは紹介しきれないほどの作品が数多く発売されます。いちゲーマーとして、どれを遊ぼうか迷ってしまう悲鳴ほど嬉しいものはありません。皆さんもぜひこの機会に遊んでみてくださいね。


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《おべ》

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