逆行する時代を目撃せよ!世紀末タイムリバースRPG『リバース:1999』プレイレポ【TGS2023】

中国のゲームメーカーBLUEPOCHが放つスマートフォン/PC向けゲームアプリ、世紀末タイムリバースRPG『リバース:1999』が「東京ゲームショウ2023」にプレイアブル出展されました。カードを使ったバトルの醍醐味や、独特の世界観、魅力的なキャラクターなどを紹介します。

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逆行する時代を目撃せよ!世紀末タイムリバースRPG『リバース:1999』プレイレポ【TGS2023】
逆行する時代を目撃せよ!世紀末タイムリバースRPG『リバース:1999』プレイレポ【TGS2023】 全 11 枚 拡大写真

レトロな世界観とタイムリープ、この2つにグッと来る人には是非お勧めな、モバイル端末/PC向けのRPG『リバース:1999』が2023年9月21日から開催(一般公開日は9月23日から)されている「東京ゲームショウ2023」でプレイアブル出展されました。

試遊をしてきたので、ゲーム性の軸となるカードバトルの面白さなどについてお話したいと思いますが、それよりもまず先にお伝えしなければいけないのは本作のストーリー、世界観でしょう。

2000年を目前に控えた1999年12月31日、23時59分、世界は「ストーム」と呼ばれる異常現象に見舞われます。雨が空へと降り注ぎ、世界の時間は巻き戻っていきます。主人公の少女ヴェルティは唯一ストームの影響を受けず、巻き戻っていく世界を目撃することのできる人間。ポップアートとヒッピー文化が流行する1960年代のロンドンや、ラジオでジャズが鳴り響く1920年代のアメリカなど、様々な国の様々な時代を渡って、ストームの謎に迫っていきます。

しゃべるリンゴのAPPLe

この興味を引く物語を、レトロでセンスあふれるビジュアルと、魅力あふれるキャラクターで描いていくのが、本作の第一の魅力といっていいのではないでしょうか。東京ゲームショウのブースも、本作の魅力を引き出すべく、小物やセットで彩られています。

しゃべるリンゴのAPPLeと海賊船長レグルスのかけあい

さて、肝心のゲームの方ですが、試遊では、シナリオを自由に遊ぶことができました。イベントシーンではキャラクター達のやりとりが楽しめます。ロックを愛する海賊船長レグルスや、しゃべるリンゴのAPPLe、そしてもちろん主人公である時代の目撃者ヴェルティなど、魅力あふれるキャラクター達と、奥深いストーリーの一端を覗くことができます。

バトルは、カードを使ったコマンド式ターン性バトルです。カードには、攻撃の他に、回復や、バッドステータスをつけるものなど色々ありますが、ポイントは同じカードが隣りあうと合体してランクアップすること。

両端に同じ絵柄のカードがあるので…
カードを隣に移動させると
合体して1枚の強力なカードに

1ターンの行動回数は決まっていて、カードを1枚使えば行動回数を1つ消費します。この行動回数を1つ消費することでカードの順番を入れ替えることもできるので、これで強いカードを作ることができます。また、カードは使うことで無くなり、抜けた場所をつめて並ぶので、使うことで同じカードを横にそろえることも可能です。

キャラクターの頭上にあるモキシーポイントがたまると、他とは形のちがうカードが生成
強力な攻撃を放つことができる

さらに行動していくことで、キャラクターにMP(モキシーポイント)というゲージがたまります。これを最大までためることで、強力な攻撃を放つアルティメットスペルのカードが生成されます。どのカードから消費して、あるいは行動順を一つ消費してでも移動して、強力なカードを作って攻撃するかが、バトルを大きく左右しそうです。

時間逆行を軸にした世界観とストーリー、魅力あるキャラクター達、そしてカードの使い方が勝敗を分けるバトル。『リバース:1999』はモバイル端末/PC向けアプリで、2023年の内の配信を予定し、事前登録を開始しています。ストーリーや設定にグッと来た方は、ぜひチェックしてみてください。


《田下広夢》

毎週金曜ゲームイベントしてます 田下広夢

1984年5月、埼玉県生まれ。2006年からゲームを専門とするライターに。毎週金曜、ゲームを持ち寄って遊ぶイベント「ゲームルーム」開催、2022年で10周年を迎える。メギド72攻略ブログ「メギド部!」運営。イシイジロウ氏主催のゲームクリエイター人狼会所属。たまにゲーム業界解説でテレビやラジオなどに出演したり、YouTubeなどの人狼ゲーム配信にも登場。2021年からインサイドで執筆。

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