1円もかけずにダウンロードするだけで楽しめる!スイッチで遊べる基本無料ゲーム5選─アクション・MOBA・RPG

このクオリティで無料って最高でしょ!とりあえず片っ端から遊んでみよう

ゲーム Nintendo Switch
1円もかけずにダウンロードするだけで楽しめる!スイッチで遊べる基本無料ゲーム5選─アクション・MOBA・RPG
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突然ですが、皆さんは「無料」という響きは好きですか?筆者は大好きです。ゲームの価格は数百円から高いものだと1万円近くと決して安い買い物ではなく、予算がソフト選びの基準のひとつになっているといっても過言ではありません。時折行われるセールで気になるタイトルが普段よりお手軽価格になっているのも魅力的ですが、タダほど安いものはありませんよね。

そこで今回は一切お金をかけずに、ニンテンドースイッチにダウンロードするだけで最後まで遊べるソフトを、アクション・MOBA・RPGなど色々なジャンルから5つ紹介します。無料ゲームだからといって侮るなかれ、熱い対人戦やコレクション要素には一見の価値ありですよ。

『Omega Strikers』

短時間で競技性の高いオンライン対戦を味わいたいなら『Omega Strikers』がおすすめです。本作はサッカーとMOBAを掛け合わせたスポーツアクションゲームであり、プレイヤーは3人1チームに分かれて「コア」と呼ばれるボールを相手のゴール目掛けてシュートし勝敗を競います。勝利条件がシンプルゆえに取れる戦略の幅が広く、後述するこのゲーム独自の特徴がバトルをより熱いものへと昇華させてくれます。

キャラクターは通常攻撃に加え、それぞれがメイン、サブ、特殊の3スキルを保有しており、コンセプトと推奨ポジションによってその性能は大きく異なります。例えば、タイトル画像にもある褐色の女の子「ジュリエット」は、炎を宿したパンチで敵を圧倒する技を複数持っており、攻撃的なフォワードが楽しめます。巨体が自慢の「ドゥブは前方にノックバックのある丸太を転がしたり、コアを寄せ付けない障害物を扇状に召喚したりと比較的防御寄りで、プレイするならゴールキーパーが適任、といった具合です。他にも、瞬間移動が得意なトリッキータイプや、バフ・デバフ特化の支援タイプなど本記事では紹介しきれないほど魅力的なキャラクターが総勢18名登場します。MOBAということもあり各々にできることは限られているので、自分に与えられた役割をしっかりこなすことが勝利へのカギになるでしょう。色んなキャラクターに触れて、お気に入り探しを楽しんでくださいね。

本作の特出するべき点はなんといっても、サッカーなのに相手プレイヤーを攻撃してノックアウトできるという、スポーツマンガでは完全にワルの所業を大手を振ってできるところにあります。キャラクターにはそれぞれライフが設定されており、ライフが減るほど吹っ飛びやすく場外に出されるとKOとなって、一定時間退場となってしまいます。元々1チーム3人構成なので誰かがKOになった時の弊害が大きく、大量加点のチャンスとなるため、試合開始直後はサッカーでなく突如殴り合いに発展することもしばしば。サッカーをしつつ、自身のクールダウンを確認しつつ、敵の体力も減らす、実際にプレイしてみると想像以上に忙しいですがそこには確かな駆け引きがあり、対人戦ならではの緊張感が楽しさへと変わっているはずです。

長くても1試合10分程度と丁度よいボリュームかつ、戦略性も高いのでスキマ時間に遊ぶにはうってつけの本作。ランク戦やフレンドとチームを組むといった機能もあるので、友達を誘って熱いバトルに身を投じてみてはいかがでしょうか。


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『ポケモンユナイト』

日本ではあまり人気のなかったMOBAに、一石を投じたチーム戦略バトルゲーム『ポケモンユナイト』。同ジャンルには世界的に有名な『League of Legends』や『Dota 2』などがあるものの、その敷居の高さから本作が初めてのMOBAという方も多いのではないでしょうか。本項では基本的なシステムを軽くおさらいしつつ、最近あまりログインしていないプレイヤーに向けて最新情報も交えてお伝えします。

基本的なルールは好きなポケモンを選び、レベルを上げながら制限時間内により多くのゴールを決めてスコアを獲得したチームが勝利、と文章に起こすと実に簡潔。しかし、その道中の要素を細かく掘り下げていった途端に複雑化し、それが本作の楽しさでもあります。特に仲間との連携は最重要項目といっても過言ではなく、大量の経験値が手に入るレジ系や、格段にゴールを決めやすくなるレックウザのような、ゲーム展開を大きく左右するバトルには欠かせません。勝率を上げるために時間経過によって起きる固定イベントを覚え、さまざまなポケモンに触れて、対人戦ならではの苦労を乗り越えた先には立派なポケモントレーナーになっていることでしょう。

さて、本作はリリース直後に大きな反響を生んで話題になったこともあり、サービス当初は遊んでいたけど今はやめてしまった、いう方もいるかとおもいます。当初、プレイヤーが操作できるポケモンは全20匹でしたが、度重なるアップデートの末現在はイベント限定ポケモンを合わせて全58匹と、その数約3倍にもなっています。更に来月の2023年10月19日(木)には新ポケモンとしてミミッキュが登場するなど、その勢いはまだまだ衰えません。数ある人気ポケモンを差し置いて、マッシブーンやオーロットなど斜め上のキャラクターが先に実装される読めない展開も、本作の魅力ではないでしょうか。

また、定期的に各種イベントやポケモンのバランス調整も行われているため、昔ポケモンの選択肢が少なくてあまり惹かれなかったプレイヤーもポケモントレーナーとして再び舞い戻ってみてはいかがでしょうか。

『ポケモンクエスト』

ここまでは対人戦がメインの作品を紹介してきましたが、ここで一旦小休止。『ポケモンクエスト』は、四角くなった可愛らしいポケモンとともに、カクコロ島に眠るお宝さがしをする探索アクションRPGです。メインコンテンツが簡単なアクションとコレクション要素なので、毎日ちょこっと遊びたい方や愛らしいキャラクター達を眺めて癒されたいという方におすすめの作品となっています。

全体的なゲームの流れは、カクコロ島にある各地のフィールドにポケモンを送り出して探索を行い、獲得したアイテムを使って強化もしくは新たな仲間を加え、さらに難度の高いステージにチャレンジする、というシンプルなものです。本作の大部分を占める探索では、移動は基本自動で行われ、操作はタッチで技を出すだけというシンプルさ。単純かと思いきや、技を出すタイミングや野生のポケモンとの距離感は重要で、後半のステージともなってくると手動操作にしないと負けてしまうこともあります。いかに相手の攻撃を避けながら戦うか、いつの間にかゲームに引き込まれ真剣になってしまいますね。

おなじみの「くさ」や「でんき」といったタイプの概念もあり、それぞれが近距離攻撃と遠距離攻撃の区分に分けられているため、想像以上に色々な組み合わせの戦術が試せます。ステージに適したポケモンを送り出すのがセオリーだと分かっていながらも、可愛らしい姿をみるためについついお気に入りのポケモンを選んでしまう、本作の醍醐味のひとつですね。

同シリーズのコレクション要素といえば、やはり欠かせないのがポケモン図鑑の存在です。探検で集めた食材を自由に組み合わせて大鍋でコトコトと料理をつくり、寄ってきたポケモンを仲間にできるというシステムなのですが、これが一見簡単そうに見えて奥が深いのです。使用した材料やその比率によってできる料理が毎回変わるため、現れるポケモンのタイプも変わってきます。始めのうちは何を作っても図鑑が埋まっていくのですが、後半になるにつれて徐々に被っていくようになり、狙ったポケモンを仲間にするのがより一層難しくなっていくでしょう。中には攻略サイトを見ないと分からないような隠し要素もあるかもしれませんよ。本作では『ポケットモンスター赤・緑』で登場した第1世代の全151匹が登場するので、長い道のりではありますが、ぜひコンプリートを目指してチャレンジしてみてください。


『ドーントレス』

『ドーントレス』は、イラストをそのまま3Dモデルに落とし込んだようなファンタジーなグラフィックによって描かれる共闘アクションRPGです。舞台はエーテルをエネルギー源として浮遊する島々「砕かれた大地」。プレイヤーはエーテルを喰らう巨大生物「ベヒモス」を狩るスレイヤーとしてこの地に降り立ち、フレンドやオンライン上の見知らぬプレイヤー達と狩りに赴きます。ニンテンドースイッチの無料タイトルの中ではあまり知名度が高くないので、知る人ぞ知る隠れ家的な作品ですね。

本作はハンティングアクションを基本とし、「モンスターハンター」シリーズの影響を各所に大きく受けています。例えば、武器はソードやハンマーといった全7種から好きなものを選び、それぞれが炎や雷など属性を纏っているという点。狩猟対象となるベヒモスにも同様に属性の概念があり弱点や耐性が存在し、部位破壊があるという点などです。しかし独自のシステムも多くあり、装備強化とは別に武器種ごとの経験値を稼いで強くする「再強化」や、その経験値と素材を使ってキャラクター自身を強くするスキルツリー「スレイヤーの道」などが差別化点として挙げられます。このように育成要素が多く盛り込まれているので、狩りゲー+RPGの様な少しずつ強くなっていく楽しさが味わえます。

ハンティングアクションといえば、他のプレイヤーとの共闘も楽しみのひとつですよね。本作は最大4人同時プレイが可能であり、クロスプレイ対応の自動マッチングシステムなので比較的パーティーを組みやすく、フレンドとハード違いで一緒に遊べないなんてこともありません。協力プレイならではの「マッチングしない問題」が少ないのも嬉しいポイントですね。狩猟中は定型文のクイックチャットやエモート、自身の場所を知らせる信号弾などコミュニケーションツールも豊富で、ベヒモスにやられて救助しながらやっとの思いで倒した暁には達成感に満たさせること間違いなしです。

本作はリリース当初と比べて大きく仕様変更が行われている作品なので、復帰するプレイヤーは思いのほかめり込んでしまうかもしれません。新しく始めるプレイヤーは、前述した「スレイヤーへの道」の攻略がチュートリアル兼、当面の目標になってきます。友達を誘って一緒に狩猟生活というのも楽しそうですよね。


『メガトン級ムサシX(クロス)』

最後に紹介する『メガトン級ムサシX(クロス)』は、異星人に侵略された地球を舞台に、選ばれし若者たちが巨大ロボット「ローグ」に乗って、地球を取り戻すべく奮闘するロボットアクションRPGです。こちらもあまり有名ではないタイトルですが、進めるたびに気になるハイクオリティなストーリーモードや、遊びだしたら止まらないクリア後のハクスラ要素など、大いにポテンシャルを秘めている作品だと言えます。

多くのプレイヤーはまずストーリーモードから遊び始めると思うのですが、進めていくうちに「やけに映像が多い作品だな」ということに気付くはずです。それもそのはず、本作の元ネタはYouTubeにアップロードされている公式アニメに準拠しており、それを意識するかのようにアニメシーンが大変豊富なのです。壮大なSFを舞台に戦いの中で友情と裏切り、希望と絶望が入り乱れる展開となっていて、一見子供向けの物語かと思いきや実際にプレイすると大人向きの印象を受けます。随時メインストーリーは追加されているので、クリア時間は始める時期や個人差によって変わってきますが、他のミッションに寄り道しながら遊んで約30時間ほどで攻略できるでしょう。正直、基本無料のゲームでここまでストーリーとボリュームに力を入れている作品は滅多にお目にかかれませんよ。

そして本作の第2の矢とも呼べるコンテンツにストーリークリア後のハクスラ要素が挙げられます。プレイヤーが搭乗するローグとその装備にはレアリティーが存在し、最高レアリティーを「アイコニックレジェンダリー」と呼びます。当然アイコニックレジェンダリーで全身を固めた方が強いので、それらを生成するための素材やパーツ集めをする必要があるのですが、最難関の超弩級ミッションを攻略しなければなりません。このように初期の貧弱な状態からより強い装備を目指して、段階を踏んで徐々に力をつけていく様は、まさに正統派ハクスラと呼べるのではないでしょうか。

また、本シリーズ最新作である『メガトン級ムサシW(ワイアード)』が2023年に発売を予定しており、先日行われた東京ゲームショウ2023でも新たにトレーラーPVが公開されました。どんな作品に仕上がるのか、今から楽しみですね。


以上、ニンテンドースイッチにダウンロードするだけで遊べる基本無料ゲームを5つ紹介しました。どれもタダとは思えないクオリティのものばかりで、それぞれの個性がキラリと光っていましたね。百聞は一見にしかずということで、気になった作品があったらどれも今すぐ遊べるタイトルなので是非プレイしてみてください。


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《おべ》

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