■『スーパーマリオRPG』:11月17日発売
みんなで遊べるゲームだけでなく、『スーパーマリオRPG』のように、ひとりでじっくり楽しむ独占タイトルも控えています。本作は、27年前に発売された同名のスーパーファミコンソフトをリメイクし、この令和に蘇らせた作品です。
ベースはスーパーファミコン版ですが、その雰囲気を継承しつつもビジュアルは3Dで再現。立体的に描かれたマリオたちが、機敏な動きとダイナミックなアクションで、かつての冒険を鮮やかに綴ります。
本作はRPGですがバトルにはアクション要素もあり、攻撃する時にタイミングよくボタンを押すと与えるダメージが増加。また防御時も同じようにボタンを押せば、受けるダメージを0にすることも可能です。しかも本作では、攻撃時のアクションコマンドが大成功すると敵全体を攻撃するといった、嬉しい新効果も発動します。
懐かしくも新しい、スイッチで蘇る『スーパーマリオRPG』をお供に、長い夜を楽しんでみるのも一興でしょう。難易度は「エンジョイ」と「ノーマル」の2種類があるので、普段RPGを遊ばない方もご安心ください。
■『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』:12月1日発売
1998年に発売された『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』から始まった本シリーズは、仲間に加えたモンスターたちを育成してバトルに挑むゲーム性と、国民的な人気を誇る『ドラゴンクエスト』の世界観を組み合わせ、長年にわたって人気を博してきました。
ただし、作品の展開自体は間が空くことが多く、『ジョーカー』シリーズの最新作『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル』から数えても、6年以上の月日が経っていました。そんな満を持したタイミングで、ファン待望の最新作『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』が12月1日に登場します。
500種族以上のモンスターが存在し、時には「配合」で新たなモンスターを生み出すなど、シリーズお馴染みの要素をパワーアップさせつつ受け継いでいる本作ですが、注目すべき点はゲームシステムだけではありません。
本作の主人公は、『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』で敵として立ちはだかった「ピサロ」。彼が、エルフの少女・ロザリーと共に旅をし、父への復讐を目指したかつての冒険譚が描かれます。
『ドラクエIV』の勇者とピサロは、真逆の立場ながらも同じような悲劇を背負った者同士。そのため、彼に特別な思い入れを抱いた方も少なくないでしょう。そうした思い出を持つ人は、『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』のプレイをご一考ください。
ちなみに、『ドラクエIV』時代のピサロたちを描いた絵本ムービー「ピサロとロザリー」が公開中なので、本作をプレイする前に改めてチェックしておきましょう。愛しくも切ないこの映像は、ファンならずとも必見です。