ユービーアイソフトがX(旧Twitter)への広告掲出を「一時中断」―イーロン・マスク氏の”反ユダヤ”投稿騒動の影響か

ユービーアイソフトが、X(旧Twitter)での広告掲出を一時停止していることが明らかになりました。米メディアAxiosが報じています。

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ユービーアイソフトが、X(旧Twitter)での広告掲出を一時停止していることが明らかになりました。米メディアAxiosが報じています。

ユービーアイソフトが一時停止したのは、同社のMeta Quest専用新作タイトル『アサシン クリード ネクサスVR』の広告で、11月20日(米国時間)の朝までは表示が確認されていたとのこと。

ユービーアイソフトの担当者はAxiosの取材に対し、広告を一時停止した理由を明らかにはしていませんが、Xを所有するイーロン・マスク氏の言動が背景にあると考えられています。マスク氏は、『アサシン クリード ネクサスVR』の配信が開始される前日の11月15日、あるユーザーが投稿した「ユダヤ人コミュニティは、白人に対して憎悪を押し付けている」と反ユダヤ陰謀論を唱えるポストに対し、「あなたは本当のことを言っている」とコメント。「反ユダヤ主義である」として批判が集まっています。

その後、米メディア監視団体「メディア・マターズ(Media Matters)」は、「Xに表示されている大手ブランドの広告が、親ナチスの投稿と並んで表示されている」という旨の報告書を発表し、AppleやIBM、ディズニー等の大手企業がXでの広告掲出を中止していました。

Xはゲーム業界においても重要な広告プラットフォームですが、マスク氏の言動により、広告主流出の危機に晒されています。

※ UPDATE:見出しの誤字を修正しました。

《GameBusiness.jp》

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