『Fallout: New Vegas』の開発を行ったObsidian Entertainmentが、過去に『The Elder Scrolls』シリーズのスピンオフ作品などの提案をベセスダに行っていたことが明らかになったと、海外メディアVGCが報じています。
『New Vegas』を手掛けたクリス・アヴェローン氏の過去の投稿が注目を集める
話題の発端となったのは、クリス・アヴェローン(Chris Avellone)氏が過去にXに行っていた投稿。同氏はObsidian Entertainmentにて『Fallout: New Vegas』の開発を行っていたことで知られており、一連の投稿や返信のなかでは『The Elder Scrolls』シリーズのスピンオフ作品をはじめ、『New Vegas』の続編など多数のアイデアを提案したものの、すべて却下されてしまったことを明らかにしています。
海外メディア80Levelも氏の同様の投稿を取り上げ、提案が却下されたのは当時ベセスダで『Skyrim』の開発が進んでいたことが要因なのか、『New Vegas』の売上を見て判断したものなのかなど、いくつかの可能性を指摘しています。

海外メディア報道にアヴェローン氏も反応―「これは本当のことだ」
さらに、アヴェローン氏本人がXにて80Levelの記事を引用しつつ反応。投稿では「これは本当のことだ。私がした『Elder Scrolls』の提案は、『New Vegas』が『Fallout 3』と『Fallout 4』の間の物語を補完したのと同じような役割を果たすものだった。」と却下された提案の詳細を語っています。

また、同氏は『Call of Duty』シリーズのようなサイクルで作品を交互にリリースしていくというアイデアを持っていたことも明らかにしているほか、「ベセスダは『New Vegas』の評判に対して、"良くも悪くも"満足しているような印象はなかった」とも返信で付け加えています。