【新作紹介】2024年1月発売の注目タイトルを5本ピックアップ!今年最初に遊ぶゲームはこれで決まり

今年も序盤から新作ラッシュが止まりません!ゲーマーたちの戦いはまだ始まったばかりだ

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【新作紹介】2024年1月発売の注目タイトルを5本ピックアップ!今年最初に遊ぶゲームはこれで決まり
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新たな年が始まってから早くも半月が過ぎようとしている今日この頃、年末年始に各種サイトで行われた大型セールで購入した作品を遊んでいる方も多いのではないでしょうか。

しかし忘れてはいけないのが、今月発売する新作ソフト。特に下旬は有名タイトルが多数登場し、ゲーマー最前線で活動する身としてはぜひとも乗りたいビックウェーブです。今回はそんな2024年1月発売予定の中から、特に注目したい作品を5つ紹介します。それぞれ対応プラットフォームを各項目の序盤に記載するので、購入を検討の際にはそちらも注目してみてくださいね。

◆2024年1月18日(木)『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』(ニンテンドースイッチ/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC

最初に紹介する『プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠』は、神秘的なペルシャの世界を舞台とした「プリンス オブ ペルシャ」シリーズの最新作。スタイリッシュな動きとスリリングな謎解きが特徴のアクションアドベンチャーゲームです。

本作は3Dモデルで作られたステージを進んでいく横スクロール方式を採用しており、いわゆるメトロイドヴァニアと呼ばれるジャンルにあたります。アクションの爽快感を前面に押し出したビジュアルになっており、操作性も良好。通常攻撃・必殺技・ダッシュ・スライディング・パリィ、といった基本動作は直感的に行えて、主人公「サルゴン」自身の動きも早いのでプレイヤーが思い描いた動きを忠実に表現してくれます。レスポンスの良さはアクションゲームにおいて、マンネリ化を感じさせないためにも重要ですよね。

特に要所に配置されているボスの攻撃は苛烈で一筋縄ではいきませんが、分かりやすい隙があったり、パリィ可能な攻撃があったりとプレイヤーが取れるアクションの選択肢が多いので理不尽さはなく、攻略法を見つける楽しさが存分に味わえるのではないでしょうか。

そして、メトロイドヴァニアと言えば広大なマップと探索の存在は欠かせません。本作にはサイドクエストやコレクションアイテム、隠し部屋といったやり込み要素や、その行く手を阻むギミックが多数登場。華麗なアクションを決めるだけでなく、純粋に頭を使って解除するタイプの謎解きもあるので、ただの横スクロールアクションで終わらない満足感があります。あえて正規ルートではない道からマップを埋めていく探索脳はゲーマーあるあるですよね。

難易度も初見では何回かゲームオーバーになるものの、慣れたらすんなり進める程よい調整がされているので、この手ジャンルを初めて遊ぶ方にもおすすめです。また、無料体験版が2024年1月12日(金)から配信開始されたので、気になる方は購入前に遊んでみても良いかもしれませんね。


◆『アナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉』(ニンテンドースイッチ)2024年1月19日(金)

ニンテンドースイッチ用ソフトとして発売される本作は、「さわれる推理小説」というキャッチコピーで発売された、『アナザーコード 2つの記憶』と、その続編である『アナザーコード:R 記憶の扉』をフルリメイクして収録した謎解きアドベンチャーゲームです。原作が発売されたのは2005年と約19年前なので、当時遊んだプレイヤーからすると待望の新作と言えます。

大まかなあらすじは、幼い頃に両親を失くした主人公「アシュレイ」の元に、死んだはずの父「リチャード」からの手紙が届き、その真相を確かめるために謎多き島「ブラッド・エドワード島」に向かう、という流れです。

物語の本筋には大きな変更はありませんが、ビジュアルとシステム面の進化は著しく、基本2Dイラストで構成されていた画面が3Dマップの採用により、自由に移動・探索ができるようになりました。その他にも、ボイスが追加されたり、一部イベントが増えたりと、より登場人物に愛着と感情移入がしやすくなっています。アドベンチャーゲームはキャラクターの境遇や、考えに心を重ねられるとプレイヤーの感動体験もより一層素敵なものになるので、こうした時代に合わせた変更は嬉しいですよね。

主なゲーム展開はマップ探索と謎解き、会話から成り立っており、隠されたカギを見つけたり、秘密のコードを特定したりと、怪しそうな場所を調べることで物語が徐々に進んでいきます。今回のリメイクにあたり用意されているギミックも一新されたので、原作プレイ済みの方でも新鮮な気持ちで楽しめるのではないでしょうか。

また、現在の目的地が分からなくなった際に教えてくれる「ナビゲーション機能」や、謎解きのヒントを3段階で教えてくれる「ヒント機能」といった便利なシステムも追加されました。物語重視の作品は長期間プレイしないと内容を忘れて積みゲーになりやすいですが、各種機能のおかげてその心配もありません。本作も序盤が遊べる体験版が配信されているので、購入前に作品の雰囲気をチェックしたい方はダウンロードしてみてください。


◆2024年1月25日(木)『逆転裁判456 王泥喜セレクション』(ニンテンドースイッチ/PS4/Xbox One/PC

『逆転裁判456 王泥喜セレクション』は、急展開ストーリーが特徴の法廷バトルアドベンチャーゲームです。本作はその名の通り、『逆転裁判4』・『逆転裁判5』・『逆転裁判6』を現行ハードに合わせてリマスターした作品であり、通称「オドロキくん」こと主人公「王泥喜法介(おどろき ほうすけ)」の成長物語が丸ごと体験できる1本となっています。

「意義あり!」という決め台詞とともに、ゲーマーなら一度は耳にしたことのある本シリーズですが、まず注目したいのがリマスターにより追加されたシステムの数々です。作品の性質上1作ごとにある程度独立した物語になっているのですが、新機能としてプレイヤーの好きな作品の好きな章から開始できるようになりました。もちろん初めて遊ぶ方は最初からのプレイをオススメしますが、極論『逆転裁判6』の終盤からスタートするといった芸当も可能です。これらのシステムはシナリオを一通り読み終わった後から、お気に入りの部分だけを見直したいときに役立ちますね。

その他にも映像のHD化を始め、「ミュージアム」にてオーケストラ版BGMが聴けたり、歴代のビジュアルアートやムービーが再生できたりと、新規で楽しむ方だけでなくシリーズファンにとっても最高に嬉しいご褒美が収録されており、作中のボリュームはシリーズ最大級と言えるでしょう。

また、本作の始まりである『逆転裁判4』は前作の『逆転裁判3』から7年後の世界が舞台となっているので、興味が湧いたら同じくニンテンドースイッチ用ソフトで発売されている『逆転裁判123 成歩堂セレクション』をプレイして世界観を広げるのもいいかもしれません。本シリーズの醍醐味である、「有罪間違いなしと思われていた被告人が逆転無罪を勝ち取る」シーンを思う存分味わってください。


逆転裁判456 王泥喜セレクション -Switch
¥5,391
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

◆2024年1月26日(金)『鉄拳8』(PS5/Xbox Series X|S/PC

「この時を待っていた!」という歴代ファンの方、お待たせしました。格闘ゲームの大御所である「鉄拳」シリーズの最新作『鉄拳8』。度重なる公式YouTubeのゲームプレイトレイラーや、注目を集めたクローズドベータテストでの新機能公開を経て、ついにPS5・Xbox・PCにて発売されます。

格ゲーといえばコアゲーマー層が多い一方、なかなか新規で遊ぶには敷居が高いといったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。しかし本作はひとりで遊べるシングルプレイが、対人戦メインの作品とは思えないほど充実しており、主に「ストーリーモード」と「アーケードクエスト」の2種類が用意されています。

ストーリーモードでは、歴代のキャラクター達が「デビル因子」と呼ばれる人間を超越した能力を使い、初代主人公である「三島一八」とその息子「風間仁」、一八の父「三島平八」の3人を中心に物語が進行。まるで映画の様な迫力のあるムービーに加え、それぞれのキャラクターエピソードも収録されているので、そのボリュームは前作の約1.5倍に相当します。

アーケードクエストは自身の分身となるアバターを作成し、まるでゲームセンターで世界中のプレイヤーと遊んでいるかのようなトーナメント戦が楽しめるモードです。チュートリアルも兼ねているため、腕を慣らしつつバトルを通じて自身の着せ替えを楽しめますね。オフラインのシングルプレイのみでも何十時間も遊べる内容となっているので、対人戦が苦手な方でも本作の醍醐味を味わえます。

一方、プレイヤー同士の殴り合いが好みの方に注目してほしいポイントは、新システム「スーパーゴーストバトル」と「ヒートシステム」です。前者は、AIラーニングにより自身もしくは他プレイヤーの動きを学習したCPUと遊べる最新かつ画期的な機能であり、自分より少し強い相手とも自由に戦えるので、段階を踏んで徐々に上達の道を歩めます。本ジャンルにおいてトレーニングモードは最もお世話になるもののひとつだと思うので、ここが強化されたのは嬉しいですね。

後者は「アグレッシブ」をバトルコンセプトに掲げている本作ならではの要素であり、1ラウンドに1回10秒間だけ使用できるキャラクターの強化システムです。例えば、「ヒートスマッシュ」と呼ばれる強力な攻撃を繰り出せるようになるほか、特定の攻撃をキャンセルして有利な状況を生み出せる「ヒートダッシュ」が使えたりと、短時間ながら攻めを起点にできる非常に爽快な動きが楽しめます。

格闘ゲームやシリーズ歴代ファンの方はもちろん、総合的に新規プレイヤーにも遊びやすいつくりになっているので、これを機にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


◆2024年1月26日(金)『龍が如く8』(PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC

本記事最後の紹介となる『龍が如く8』は、PS4/PS5・Xbox・PCで発売される「龍が如く」シリーズ最新作です。ゲームジャンルは引き続きドラマティックRPGとなっており、新たにリゾート島を開発する「ドンドコ島」や、新ジョブなどさまざまな要素が追加されました。本項ではその中から、主に戦闘面とサブイベントについて紹介します。

まず本作のメイン人物ですが、なんと前作から続投の「春日一番」と本シリーズの代名詞ともいえる「桐生一馬」のW主人公となっています。横浜に加え、初の海外ステージ「ハワイ」で再び人生のどん底から這い上がろうとする男、春日と波乱に満ちた生涯にもう一度向き合おうとする桐生の登場により、テンションが爆上がりしたプレイヤーも多いのではないでしょうか。

主なゲーム性は、探索をしながらメインストーリーを進めていくという従来の形式を踏襲しており、戦闘面においても基本的にはコマンド方式となっています。「新ライブコマンドRPGバトル」と称されるこのシステムは、『龍が如く7』をベースに「キャラクターの移動」・「敵を壁や柱にぶつける」・「一斉攻撃」の要素が加わり、迫力ある映像も相まってより戦略的かつダイナミックな戦闘が楽しめるようになりました。中でも特に注目したいのが、主人公のひとりである桐生一馬の戦闘です。彼は覚醒モードに移行すると一定時間コマンドではなくアクションゲームへと移行し、伝説の喧嘩奥義が炸裂します。その様子はまるで以前主人公を務めていた作品の戦闘を思い出させるかのような動きであり、特に本シリーズファンの気持ちを昂ることうけあいです。

そして本作といえば、街中で起きるサブイベントやミニゲームの存在が欠かせませんよね。「プレイスポット」と呼ばれる場所では、本編以外の多種多様な遊びが用意されており、これらはマップ中の至るところに設置されています。例えば、よりクールに商品の配達を目指す「クレイジーデリバリー」、「スジモン」を育ててライバルと戦わせる「スジモンバトル」、カラオケや各種ゲームセンターとここでは紹介しきれないほどの種類が存在します。それぞれにやり込み要素があり、全ての経験は主人公の糧となっていくので、まさにプレイヤーが登場人物に乗り移ってしまうかのようなゲーム体験が期待できますね。

その他にも、人間力を高めて仲間との絆を深める「絆システム」など、魅力あふれる要素が盛りだくさんです。あらゆる場所がグレードアップした『龍が如く8』。シリーズ最大級のボリュームを誇る本作の発売日が待ち遠しいですね。



以上、今回は2024年1月発売予定のタイトルの中から、筆者が特に注目している作品を5つ紹介しました。今年の初月だけでもこんなにたくさんの大型作品が目白押しなので、いちゲーマーとしてどこから手を付けようか、嬉しい悲鳴が上がります。今年もゲーム活動をぜひ充実したものにしてくださいね。


PlayStation 5 デジタル・エディション (CFI-1200B01)
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《おべ》

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