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2月10日から旧正月が始まり、各地には多くの外国人観光客が訪れていることでしょう。特に中国でも盛大なお祭りムードといった様子で、数多くの中国系ゲーム会社が旧正月目前からお休み感満載の空気を出していました。
我々日本人としては、年末年始の正月気分は既に忘却の彼方。文化的にもあまり旧正月に馴染みがないことから、嬉しいことといえばせいぜいこの3連休と、(ゲーム好きなら)PS StoreやSteamなどで実施中の「旧正月セール」くらいのものでしょう。さて、これ以上だらだら書き連ねても仕方がないので、早速今週の注目作を3つピックアップしていきます。
※本稿では、システム上の関係で簡体字で表記すべき部分もすべて繁体字に置換しています。
◆『Kingdom: The Blood』
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『Kingdom: The Blood』は、Netflixで配信されている韓国の人気ドラマ『キングダム』を原作とした、スマートフォン&PC向けのタイトルです。現在TapTapでは両プラットフォーム向けのデモバージョンが公開中で、PC版はSteamでの配信が予定されています。日本展開されるとは微塵も思っていなかったのですが、公式サイトが存在していて日本展開も正式に決定しました。
ゲームは古朝鮮の世界に蔓延るゾンビと戦う3Dアクションゲーム。早速デモ版をプレイしてみると、戦闘システムや陰鬱としたフィールドの雰囲気、奇襲を仕掛けてくる敵など、非常にソウルライクなアクションゲームになっています。
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今回デモ版で体験したステージは序盤の数ステージですが、スマートフォンでも遊べるよう従来のソウルライクに見られるアイテムリソースの管理要素は少なめです。直感的なボタン操作でどちらかと言えば、“フィールド探索<バトル”な作風に感じます。
敵の攻撃を弾いたスキを突いて大ダメージを狙える“パリィ”もありました。触れたのが序盤のステージという事情があってのことか、そこまで高難度には感じません。製品版ではより手応えあるバトルを楽しみたいところでしょう。
◆『彗星戦団 COMET BRIGADE』
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こちらは昨年6月27日にSteamとTapTapで配信されたSFビジュアルノベル『彗星戦団 COMET BRIGADE』。2024年2月6日にダウンロードコンテンツで新たなストーリーがリリースされたばかりの一作です。現在本編&DLCどちらも日本語化はされていません。
物語の世界観は26世紀の遥か未来。冥王星が巨大軍事企業の植民地になっている世界で、妹と共に生きる1人の傭兵「白狼」が、とある暗殺任務を引き受けたことを機に、大きな戦いへと身を投じることになるというもの。
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骨太なロボット系のSFビジュアルノベルで、男心を鷲掴みするような重量感溢れる兵器が登場。フロム・ソフトウェアの『アーマード・コア』シリーズが好きなプレイヤーには刺さりそうな雰囲気です。
開発・配信を手がけるのは星火工造。今作がスタジオにとってのデビュー作であり、シナリオ脚本は幾度となく練り直されたそうです。
◆『夢遊病』
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『夢遊病』は、夢の世界を舞台にしたローグライト系のアクション。バトル中に出現したスキルを選択して強化を積み重ね、強力かつ爽快感溢れる攻撃を繰り出しながら、無数の敵をサクサク薙ぎ倒すタイトルです。
ゲームタイトルに「夢遊病」なんて名称が付くだけあって、夢の世界で戦うのはクセの強そうなキャラクターたちばかりです。
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公開中の映像を見ると、アクション性がかなり高く、プレイヤーのテクニックが求められる作風に思えます。
昨年登場してからずっと気になっている作品なので、ベータテストの機会を伺っているのですが、公式が出す情報の頻度は決して高いと言えず、ゲームを遊ぶ機会が訪れるのは、まだまだ先になりそうです......。