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TVアニメ『SSSS.GRIDMAN』シリーズのキャラクターデザイン・総作画監督を務める坂本勝氏が、「宝多六花」の新規描き下ろしイラストを巡り、太ももを太く描きすぎてしまったことを謝罪しています。
◆成長が止まらない「宝多六花」の太もも
本作のヒロイン「宝多六花」はもともと、界隈で「アニメ界屈指の太もも」や「太もも四天王」と言われるほどのムッチリした太ももをしており、チャームポイントの1つとしてファンから熱い視線を集めていました。
しかし、2月10日(土)に発表された新作スケールフィギュア「宝多六花 Dreamy Divas Ver.」のイメージイラストを巡り、「さすがに太すぎないか?」「ここまで太いとちょっと…」などの否定的な意見が挙がっているのです。
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問題のイラストを見てみると……なるほど、たしかに太い。顔の大きさは軽く超えていますし、なんならウエストといい勝負ができそうなほど太い。2023年10月に発表された「Hyper Body 宝多六花(GRID TECTOR Ver.)」の太ももも太いと感じましたが、今回の太ももはその上をいく太さ。想像の一歩先を行くというか、限界突破というか、とにかく凄い太ももです。
これぐらいの太さ・ムッチリ感を「堪らん!」と好む人がいる一方で、前述したように忌避感を抱く人が出てしまうのも頷けます。
◆“合法的な太もも”を描けるように頑張る
一部での否定的な意見を受け、坂本氏は自身のX(旧Twitter)で「フィギュアを買ってくれる層へのバリエーションの一つだと思ってたんですが、自分の絵の表現が下手なばっかりに不快に思われた方も見かけるのでそこは本当に申し訳ありませんでした…」と謝罪しています。
ただし、この太ももを「良い!」と好む人がいるのもまた事実。坂本氏の投稿には「むしろあれがいいと言う人もいますので…!」「あのふともも…私は好きです」「万人受けするように作品を変えないでください。表現の多様性は大切だと思います」といった意見も寄せられており、坂本氏もまた「幸いお好き方もいる様なのでそう言う方は是非ご購入検討の程、宜しくお願い致します!」とコメントしています。
また、今後の活動についても「次はもっと沢山の人が喜んでもらえるような最大公約数を考えて合法的な太ももを描けるように頑張ります…」と、パワーワード満載の意気込みを投稿しています。
キャラクターのフィギュア化においては、今回のようなオリジナル衣装・ポーズなどで商品化され、新たな魅力を表現することもしばしば見られること。坂本氏も触れているように、「フィギュアを買ってくれる層へのバリエーションの一つ」として楽しむにとどめておくと良いでしょう。
ちなみに、余談ですが宝多六花本人は、太ももが太いことを気にしているという裏設定があります。年々太くなっていく太ももに彼女は何を思っているのでしょうか……。
(C)円谷プロ (C)2023 TRIGGER・雨宮哲/「劇場版グリッドマンユニバース」製作委員会