『Muse Dash』『ICEY』のXD手掛ける『Go! Go! Muffin』が香港&台湾で大盛況!―次なるヒット作を探せ!日本未上陸の注目ゲームアプリ3選【2024年2月18日】

日本未上陸で注目度の高いハイクオリティなアプリゲームを3つピックアップ。次なるヒット作の卵たちを毎週厳選してお届けしていきます。

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『Muse Dash』『ICEY』のXD手掛ける『Go! Go! Muffin』が香港&台湾で大盛況!―次なるヒット作を探せ!日本未上陸の注目ゲームアプリ3選【2024年2月18日】
『Muse Dash』『ICEY』のXD手掛ける『Go! Go! Muffin』が香港&台湾で大盛況!―次なるヒット作を探せ!日本未上陸の注目ゲームアプリ3選【2024年2月18日】 全 15 枚 拡大写真

中国の旧正月が続き、ここ数日はあまり大きくトピックになるような新作タイトルが出現しませんでした。そのため、今週取り扱うタイトルはこれまでよりスケールが小さいかもしれません。

とはいえ、注目作すべきタイトルが全くなかったのか?と問われれば、それには「ノー」と答えざるを得ないでしょう。今回は日本未上陸で、かつ台湾・香港を中心に人気沸騰中の話題作をご紹介しています

※本稿では、システム上の関係で簡体字で表記すべき部分もすべて繁体字に置換しています。


◆『永夜降臨:復蘇(Evernight)』

永夜降臨:復蘇』は、2022年12月に技術的な問題によって一時的にサービス停止を余儀なくされたカードバトルRPGです。Facebook、bilibili、weiboと、いずれの公式アカウントは更新を停止しているのですが、唯一TapTapのみが稼働中。

直近ではキャラクター情報を公開したり、ギフトキャンペーンを実施したりと、細々としたプロモーションを続けていますが、サーバー閉鎖から約1年が過ぎた2024年の続報に期待が高まるタイトルです

残念ながらゲーム画面を紹介している公式の動画やスクリーンショットがないため、どのようなゲームなのかを具体的に把握するのは難しい状況にあります

一般のプレイヤーが動画サイトで投稿していたサービス停止前のプレイ動画を確認する限りでは、3Dのキャラクターが戦うターン制ベースのバトルシステムを採用していました。ただ、サービス停止から現在に至るまでの間、ゲームに大きな改修が入っている可能性が高いため、あくまで参考程度に見ておくのが吉です。



◆『出發吧麥芬(Go! Go! Muffin)』

2024年1月24日にXDが台湾にて配信を開始した放置系RPG『出發吧麥芬(Go! Go! Muffin)』が、現在App Storeの「アドベンチャー」ジャンルで『原神』『崩壊:スターレイル』を抜いて1位を獲得中です。また、香港においても上位圏内にランクインするかたちになりました。

本作は『ラグナロクオンライン』で知られている人気IP『ラグナロク』シリーズのモバイル向けタイトル『ラグナロク マスターズ』(海外では『Ragnarok M:Eternal Love』として展開)を手がけた開発チームによる新作タイトルです。ゆるく可愛らしい3Dのファンタジー世界を個性豊かなモンスターと冒険できる一作品になっています

放置系RPG」はここ数年で大きくシェアを伸ばして、アプリストアは膨大な数の類似タイトルが溢れ返っている状況です。特別な操作不要で簡単に強くなれる唯一無二の特性が、ワールドワイドに支持され続けているのでしょう。本作の好調な滑り出しには、放置ゲームが持つ根強い人気が伺えます。

なお、本作を配信しているXDと言えば、人気声優・下野紘さんがひたすらツッコミを入れまくるゲームとして一躍話題になった『ICEY(アイシー)』のほか、『Muse Dash』や新感覚の体感型リズムゲーム『Rotaeno - ロテーノ』、さらに今年2024年にPC&モバイル向けに配信予定の注目作『鈴蘭の剣:この平和な世界のために』などで知られています。

◆『魔女咻咻咻』

1月3日に配信されたドット絵のローグライク系タワーディフェンス『魔女咻咻咻』が、香港の無料ゲームランキングで上位を獲得しています。

本作は大手の新作タイトルといったわけではありませんが、Google Playにおいても高いスコアを記録しており、SNSを中心にジワジワ人気を獲得している様子です

いつ頃からなのか、アプリストア市場にはピクセル調グラフィックのゲームが確実にその母数を増やしてきたように思います。世の中には“ドッター”と呼ばれる専門的な技術を持ったクリエイターもいますし、素人目には決して作りやすい作風などとは思えません。

しかし、ユーザー心理としてはそんな見慣れたピクセル調グラフィックに、若い人であればインディーゲーム感を、年齢が高い人であればレトロゲーム感を覚えて、反射的に惹かれてしまうものがあります。3Dゲームが当たり前になった今、あえて“通好みな方向性”に舵を切ることで、クラシックデザインならではの趣で差別化を図ろうとしているのでしょうか。どちらにせよ、ドット絵好きには良い時代になったと言えるかもしれませんね


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《そりす》

ライター そりす

東京都福生市生まれのゲームライター。そしてお酒と革靴が好物でソロキャンプが趣味のミニマリスト気質おじさん。サ終ゲームのヒロインをAIで復活させてニヤニヤしたり、国語辞典を持ち歩いて山中フラフラしたりしています。ULキャンプに傾倒しているためSNSは大体キャンプの話題が多め。

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