日本ファルコム社長が明かす、2024年発売予定『界の軌跡』の最新情報!重要キーワードは宇宙軍基地、シリーズ歴代キャラも登場!?

『英雄伝説 軌跡』シリーズは、台湾でも大人気!

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日本ファルコム社長が明かす、2024年発売予定『界の軌跡』の最新情報!重要キーワードは宇宙軍基地、シリーズ歴代キャラも登場!?
日本ファルコム社長が明かす、2024年発売予定『界の軌跡』の最新情報!重要キーワードは宇宙軍基地、シリーズ歴代キャラも登場!? 全 31 枚 拡大写真

『イース』シリーズと並ぶ日本ファルコムの代表作である『英雄伝説 軌跡』シリーズ。

同シリーズは、日本ファルコムが開発したRPG「英雄伝説(英伝)」シリーズ 第3期の総称であり、2004年に発表された『英雄伝説VI 空の軌跡』から始まり、これまでに『英雄伝説 空の軌跡』、『英雄伝説 零の軌跡』、『英雄伝説 碧の軌跡』、『英雄伝説 閃の軌跡』、『英雄伝説 創の軌跡』 、『英雄伝説 黎の軌跡』 とコンシューマ向けに6作品12タイトルが発売されています。

シリーズ作品全てがゼムリア大陸を舞台にしており、主人公が変われども同じ世界観、時間軸でシナリオやキャラクターが関連し合っているため、キャラが作品を跨いで登場することもあることから、まるでオムニバスストーリーの重厚さが堪能できます。

中央が日本ファルコム代表取締役社長の近藤季洋氏、右端がクラウディッドレパードエンタテインメント代表取締役・陳 云云氏。

日本に留まらず、アジアでも多くのファンを獲得しており、1月25日~28日に台湾で開催された「台北ゲームショウ2024」では、『英雄伝説 黎の軌跡 for Nintendo Switch 』繁体字中国語版・ハングル版が2月24日に発売することから、同社作品のグローバルパブリッシングを手掛けるクラウディッドレパードエンタテインメントのブースで試遊台も展示されていました。

そして、2024年中に日本と台湾で、ゼムリア大陸での物語が激変を迎える、軌跡シリーズ20周年記念作品『英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria』が発売予定。「台北ゲームショウ2024」では、クラウディッドレパードエンタテインメントとの合同ステージに日本ファルコム代表取締役社長の近藤季洋氏が登壇し、日本に先駆けて最新情報を公開しました。近藤季洋氏によれば、いよいよシリーズはクライマックスへと進んでいくそうです。

◆「宇宙軍基地」が重要キーワード

近藤季洋氏は『軌跡』シリーズ全体の舞台であるゼムリア大陸の地図を公開し、『英雄伝説 界の軌跡 -Farewell, O Zemuria』における重要な国や地域を紹介しました。

シリーズ当初と比べて地図が真っ黒だった部分のほとんどが明かされています。地図ではエルザイム公国の上に宇宙軍基地の場所が示されており、作中では非常に重要なキーワードになるため、近藤季洋氏が思わず「もう公開しちゃって良かったんですかね?」と再確認する場面も見られました。

また、リベール王国周辺地図は、およそ20年以上も前の構想段階に近藤季洋氏が手描きした思い入れの地であり、シリーズが大陸版の地図が必要になるまで広がったことを感慨深そう振り返りました。

◆気になる女性キャラは過去シリーズにも登場していた?

続いて公開された女性キャラクターのビジュアルは、日本でも「今作の主人公では?」「過去に登場したあのキャラでは?」とユーザーをざわつかせていました。

近藤季洋氏は「新キャラクターなのか、それとも皆さんがご存知のキャラクターなのか・・・皆さんが知っているキャラであるとすれば見覚えがないはずはないですよね?ひょっとしたら顔を隠して登場していたのかもしれません」と大きなヒントを出しました。

さらに、彼女の後ろの背景に注目してみると、重要なキーワードと言われた宇宙軍基地が描かれているように見えますし、女性キャラクターの着ている服も制服に見えます。

◆機甲兵ティルフィングが登場

本ステージで世界初公開となった2体の機甲兵が向かい合うグラフィックが映し出されると、大きな歓声が。手前の白い機体のパイロットだと思われるセリフが女性のものであること、相手の機体が『英雄伝説 創の軌跡』で登場したティルフィングであることから、そのパイロットも登場するかもしれないと明かされました。

◆スウィン・アーベルの登場が決定的!?

最後に、遺跡のような場所で2人の男性だと思われるキャラクターの背中が映し出されると、青いジャケットの男性が『英雄伝説 創の軌跡』に登場したスウィン・アーベルだと明かされました。ということは、隣にいる金髪の男性は・・・スウィンと一緒にいるキャラクターといえば・・・!?

このように、クライマックスに向けて結社や七耀教会といった勢力なども加わり、これまで登場したキャラクターも多くが再び見られるかもしれません。近藤季洋氏はすでに『英雄伝説 界の軌跡』をプレイし終わった時点で、シリーズ全体のおよそ90%が終わる見込みだと明かしており、それだけ今作で多くが語られることになるのでしょう。

ステージ後の近藤季洋氏による、イラストレーター・VOFAN氏描き下ろしの会場販売グッズ・クリアポスターへのサイン会も長蛇の列ができるほどで、作品への期待値の高さは台湾でも非常に高い様子でした。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《乃木章》

現場に足を運びたい 乃木章

フリーランスのライター・カメラマン。アニメ・ゲームを中心に、親和性のあるコスプレやロリータ・ファッションまで取材。主に中国市場を中心に取り上げています。

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