■エージェントの個性と性能が、プレイの幅を大きく広げる
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ここまで紹介したバトルシステムだけでも、アクションRPGとしての要素は必要十分。しかし、『ZZZ』の奥深さはここから始まります。操作できるエージェントは、ストーリー進行で自動的に使えるようになる者もいれば、いわゆる「ガチャ」を通して手に入る者もいます。
今回の先行版では、10人を優に超えるエージェントが操作可能でした。しかも、ごく一部を除いた大半の面々が、リリース時点で実装されているとのことです。このエージェントたちは、各種攻撃やその性能、モーションや動きの特徴まで、それぞれ異なる個性を備えています。
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「近接で、手数多めの素早いアタッカー」といった、大雑把な分類で共通するエージェントはいますが、特殊攻撃ひとつで立ち回りが大きく変わるので、戦い方はエージェントの数だけ異なると言っても過言ではないほどです。
とはいえ、この説明だけではその違いはピンとこないと思います。そこで、リリース時点で実装されている16人のエージェントを抜粋し、ごく短いものですが手触りなどをまとめてお伝えします。どのエージェントを自分のメインキャラにするか、判断の一助にどうぞ。
ただし、あくまで先行版での手触りなので、リリース版で調整されている可能性もゼロではありません、また、実装されていても、ゲーム進行やガチャのタイミングですぐに使えないエージェントもいるかと思いますので、その点も合わせてご了承ください。
◆アンビー(邪兔屋)
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アンビーは素早い近接型のアタッカーで、動きも全体的に機敏。通常攻撃のコンボだけでも心地よく、アクションの基本と近接戦闘の爽快感をシンプルに感じられます。
◆ビリー(邪兔屋)
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こちらは銃を使う遠距離型のタイプ。もちろん近接戦でも射撃は可能ですが、「しゃがみ状態」で与ダメージを増やしたり、そこから「身躱し射撃」に移行したりと、スタイリッシュに戦えるガンマンです。
◆ニコ(邪兔屋)
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カバンとそこに仕込んだ銃器で戦うニコは、そのトリッキーな武器の持ち主らしく、戦い方もややクセがあります。複数の敵を一か所に集める重力を発生させる攻撃は、チームの仲間にとっても恩恵があるので、ニコで敵を集めて、他のエージェントに切り替えてまとめて攻撃する、という手もお勧めです。
◆猫又(邪兔屋)
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厳密に比較してはいませんが、フットワークの軽さも手伝って、アンビーと同等かそれ以上にスピーディなアクションを見せてくれたのが猫又です。「「回避反撃」や「クイック支援」が敵に当たると、短い時間ですが与ダメージが大きくアップするので、連携からの反撃が鍵となります。
◆クレタ(白祇重工)
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小柄な身体で大柄なハンマーを振り回す彼女は、パワフル系なので武器を振った重みを十分感じられます。動きも、決して遅いというほどではなく、彼女らしい爽快感を十分味わえます。コンボのタイミングを見極め、「爆発」を起こして炎属性のダメージを狙いましょう。
◆ベン(白祇重工)
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屈強な体に温厚な心を持つベンは、見るからにパワータイプですが、特殊攻撃は「ガード」。その力強さを守りに活かしています。ただし、ガード後に攻撃を放つことができ、ガード状態中に敵の攻撃をしっかり防いでいた場合、「ガード反撃」を発動。防御から攻撃へと繋げる、ガード型パワータイプといえるでしょう。
◆グレース(白祇重工)
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通常攻撃とダッシュ攻撃でダメージを与えると「電力」を獲得し、最大まで溜めた後に特殊攻撃で発動させると電気属性の蓄積値がアップします。いわゆる自己バフ型で、テクニカルな条件はないため、気兼ねなく戦える気軽さが嬉しいところ。
◆アンドー(白祇重工)
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ゲージが溜まった状態で特殊攻撃を発動させると、自身が「爆発状態」になり、こちらは電気属性ダメージがアップします。自己バフ型で、しかもダメージアップ系なので、こちらも使いやすいタイプです。グレースと組んで電気属性攻めもアリかもしれません。
◆ライカン(ヴィクトリア家政)
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通常・特殊ともに、長押しするとチャージに移行。通常攻撃の場合、氷属性ダメージを与えられるようになります。また、通常攻撃ならどの段数でも長押しで派生できるため、自分好みのタイミングでチャージできるフレキシブルさを心地良く体験しました。
◆エレン(ヴィクトリア家政)
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条件の成立に手順がかかるものの、その分リターンが大きく、与ダメージ役として頼りになります。武器が長物なので、速攻系のエージェントと比べると若干遅めですが、1コンボ内で複数ヒットする技もあり、爽快感は削がれていません。テクニカルなキャラ好きなら、一考する価値アリ。
◆リナ(ヴィクトリア家政)
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オプション的な「ドリシラ」と「アナステラ」と共に戦うリナ。通常・特殊ともに、このふたりに指示を出して攻撃するという、支援的な立ち回りで戦います。ふたりの攻撃中にも行動できるうえに、移動や回避も浮遊で軽やかに動くので、その機動性も快適でクセになります。
◆カリン(ヴィクトリア家政)
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小さな身体で、円状に回転するチェーンソーを振り回すメイドさん。武器が武器なのでザクザク手早く斬るタイプではないものの、姿勢を維持してチェーンソーを多段ヒットさせるのが快感です。連続ヒット自体は簡単な操作で行えるので、隙あらば繰り出したくなる常習性にヤラれました。
◆「11号」(オボルス小隊)
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連打ではなく、わずかに間隔を置くタイミングでコンボを繰り出すと、攻撃に火属性が加わります。そのタイミングは難しいというほどではなく、アクション好きならほどなく慣れる程度。火属性はエフェクトも加わるので、ちょっとの手間で満足感が桁違いです。
◆蒼角(対ホロウ6課)
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蒼角の戦い方は、軽快なコンボと特殊攻撃の長押しを状況に合わせて使い分け、小気味よく敵を打ち倒すスタイル。範囲の広い攻撃もあるので、集団戦にも向いています。
◆ルーシー(カリュドーンの子)
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ルーシーは、βテストなどには出ず、正式サービスに合わせて参戦したエージェントです。特殊攻撃でイノシシを呼び出し、このイノシシをバットで振り抜く攻撃が非常に印象的です。しかも、直線でかっとぶライナーと高く打ち上げるフライがあり、使い分けも可能。こちらも、使っていてクセになるキャラです。
◆パイパー(カリュドーンの子)
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パイパーも、本日の正式サービス版から参戦します。特殊攻撃を長押しすると、遠心力で武器と自分をまとめて回転させ、範囲内にいる全ての敵にダメージを与えます。スティックを倒せば移動も可能なので、文字通り台風のような暴威を周囲一帯に振りまくキャラ。こちらも、隙あらば回転したい欲求に抗えません。
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基本的なバトルシステムだけでも、十分なアクションRPGとして仕上がっていますが、そこに立ち回りが異なるエージェントたちが加わることで、戦略性やプレイの爽快感がより多彩に変化します。その幅広いアクションを、自ら取捨選択し、手持ちの戦力で難敵に挑む。そのトライ&エラーが、『ZZZ』の魅力であり、最も手ごたえを感じる部分です。
もちろんこのほかにも、ポストアポカリプスな世界観ながら、活気のある「新エリー都」に生きる人々のドラマ、展開していく物語、侮れないミニゲームやエージェントとの交流など、プレイ心をくすぐるコンテンツも多数用意されています。
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今後もさらに発展していくであろう『ZZZ』の始まりを、その目で見届けてみるのも一興です。PS5やスマートデバイス、PCと、アクセス手段が多いのも魅力のひとつ。お好みのプラットフォームで、「新エリー都」に乗り込みましょう!
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