グリーは、ライトフライヤースタジオ × Keyが展開する『ヘブンバーンズレッド(以下、ヘブバン)』について、英語版のリリースが決定しYostar Gamesから配信すると発表しました。
◆英語版『ヘブバン』がYostar Gamesより配信予定
本作は、原案・メインシナリオを『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』などの麻枝准氏が手がけ、キャラクターデザインを『アトリエ』シリーズや『マギアレコード 魔法少女まどか マギカ外伝』で知られるゆーげん氏が担当しているドラマチックRPGです。
宇宙から飛来した謎の敵「キャンサー」に立ち向かう少女たちの日常が、麻枝氏やKeyが得意とする「泣きゲー」を踏襲した筆致で描かれており、特にシナリオ面で好評を博しています。
今回の英語版配信について麻枝氏は、自身もサブライターとして参加したKeyの処女作『Kanon』のアニメ版が海外で「たい焼きブーム」を巻き起こしたことに言及。同タイトルのメインシナリオライターだった久弥直樹氏が描き出した「泣けるノベルゲーム」を20年以上にわたって追求してきた結果、自身の最新作である『ヘブバン』に英語版が実装されグローバルに展開することに運命を感じているとコメントを綴っています。
「たい焼きブーム」とはアニメ版「Kanon」に登場するヒロイン「月宮あゆ」が、大好物のたい焼きを美味しそうにほおばる姿が印象的なあまり、海外のアニメファンが「あの食べ物はなに?」と注目。日本からたい焼き機を取り寄せて、オリジナルのたい焼きを作り出したことがきっかけで巻き起こったブームのことで、2017年にNHKの番組「所さん!大変ですよ」でも取り上げられた過去があります。こうした背景を把握すると今回の麻枝氏のコメントにも、より一層感慨が生まれるのではないでしょうか。
麻枝准氏コメント
たい焼きブームがあったと思いますが、その要因となった『Kanon』という作品の原案・メインライターを務めた久弥直樹くんをご存じでしょうか。自分はその作品でサブライターを務めていました。彼が始めた「泣けるノベルゲーム」を20年以上追求し、その果てに辿り着いたのがこの「ヘブンバーンズレッド」という作品です。彼はテクニックで泣かせましたが、自分は力業でそれを行います。ヘブバンとはそれがすべてです。彼がたい焼きブームを巻き起こした地で、奇しくもリリースされる日が来るとは!運命を感じざるをえません。『Heaven Burns Red』をこれからどうぞ、よろしくお願いします。
英語版『ヘブンバーンズレッド』のリリース日は未定、配信開始日は決定次第改めてお知らせするとアナウンスされています。
©WFS Developed by WRIGHT FLYER STUDIOS ©VISUAL ARTS/Key Published by Yostar Games
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