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『ポケモン』の公式X(旧Twitter)であるポケモン情報局が、本日10日10日の“釣りの日”に合わせ『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール(以下、ポケモンDP)』におけるある釣り動画を投稿しました。
◆ただ釣りをするだけでなく、「ヒンバス」に出会うまで1マス1マス丁寧に移動……一体なぜ?
投稿された動画は、『ポケモンDP』の「テンガン山」にて延々と釣りをするといったもの。動画時間は約1分ほどですがなんと60倍速で流れており、「ヒンバス」を釣り上げる場面で終わっています。
それまでは1マス1マス移動して釣り糸を垂らし、コイキングまたはドジョッチを釣り上げている様子を延々と撮影。ヒンバスがただ低確率で出現するポケモンなら同じスポットで釣りを繰り返せば良いものの、マスを移動する理由は一体何なのでしょうか。
この謎の儀式とも取れる行動の理由は、ヒンバスがテンガン山の水辺の特定マスでしか出現しないから。『ポケモンDP』では1マスずつ、まるで雑巾をかけるかのように地道に釣りをして出現スポットを当てることしか、ヒンバスと遭遇する方法がありません。
しかも特定マスは日替わりでランダムに変更されるため、その日見つけられなければ翌日またイチから探り当てる……というなかなかに過酷な作業をする必要がありました。ちなみに、リメイク版である『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』でも同じ条件で出現します。
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◆自力ゲットを目指したポケモントレーナーたちの思い出も蘇る―「懐かしい」
当時は便利なGTSも存在していため交換でも手に入れることが出来たものの、自力でゲットしようとしたプレイヤーたちは投稿された動画を見てノスタルジックな気分に。「動画再生せずともテンガン山と水辺見ただけでヒンバスって分かるんだよなぁ」「懐かしい…今だいぶ楽になったよね」「ヒンバスより先に色違い出たとき溜め息出たわ」など、さまざまな思いが集まりました。
また当時は進化系「ミロカロス」になるにも“うつくしさコンディション”を上げた状態でレベルアップして進化といった方法であったため、「捕まえるだけじゃなく進化させるのも一苦労」とヒンバス共々苦戦させられた思い出も上がっていました。
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なおヒンバスが初登場した『ルビー・サファイア』はオンライン通信がない上に、さらに過酷な条件が設定されています。『ブラック・ホワイト』以降のシリーズでは低確率出現ながらも特定マスという制限は外れており、随分と入手しやすくなったものです。
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