ホロライブ運営「カバー」がLive2D・3Dモデル制作の支払い遅延などで公取委から勧告…事業急拡大で体制が追いつかず

カバーはLive2Dモデルや3Dモデルの制作委託において下請法違反があったとして、公正取引委員会より勧告および指導を受けたことを報告しています。

配信者 VTuber
ホロライブ運営「カバー」がLive2D・3Dモデル制作の支払い遅延などで公取委から勧告…事業急拡大で体制が追いつかず
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VTuberグループ「ホロライブ」などを運営するカバーは2024年10月25日(金)、Live2Dモデルや3Dモデルの制作委託において下請代金支払遅延等防止法(下請法)違反があったとして、公正取引委員会より勧告および指導を受けたことを報告しました

◆背景には事業急拡大、取引フローの改善進める

発表によると、違反の対象となったのは2022年4月から2024年2月までの一部取引で、Live2Dモデルや3Dモデルの制作委託において、仕様書や指示書等で正しい言語化による発注が行われなかった結果、修正を依頼する回数が多くなったほか、完成まで長い時間を要する案件が発生。そのほか、一部取引では支払処理漏れなども発生していたとのこと。なお、遅延損害金(遅延利息)や追加報酬に相当する金額の支払いは、すでに完了したとしています。

背景には事業の急拡大があり、取引件数の増加に対して社内体制が追いついていなかったとし、従業員の採用や取引フローの改善などを進めていく方針を示しています。


《Okano》

「最高の妥協点で会おう」 Okano

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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