発売前に『スプラ3』や『ピクミン4』などを不正入手しYouTubeなどで配信した海外ストリーマーを任天堂が起訴―訴状で「ゲームを体験したときの驚きや喜びを台無しにする」とコメント

任天堂アメリカが、未発売ゲームを不正入手し配信した海外ストリーマーを提訴。『ゼルダ』『ピクミン4』など10本のゲームを発売前に配信し、海賊版の入手方法も公開していたとのことです。

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発売前に『スプラ3』や『ピクミン4』などを不正入手しYouTubeなどで配信した海外ストリーマーを任天堂が起訴―訴状で「ゲームを体験したときの驚きや喜びを台無しにする」とコメント
発売前に『スプラ3』や『ピクミン4』などを不正入手しYouTubeなどで配信した海外ストリーマーを任天堂が起訴―訴状で「ゲームを体験したときの驚きや喜びを台無しにする」とコメント 全 3 枚 拡大写真

任天堂アメリカは、発売前のゲームソフトを不正に入手し、そのプレイ映像を配信プラットフォームで生放送したり、海賊版の入手方法を発信したりしたとして、Every Game Guruの名で活動するJesse Keighin氏に訴えを起こしました。海外メディアPolygonなどが報じています。

◆10年にわたる著作権侵害、1件15万ドルの賠償請求へ

訴状によるとKeighin氏は、過去10年間にわたって任天堂の未発売タイトルを含む10本のゲームを不正に入手し、YouTubeやTwitch、Kickなど多数のプラットフォームにて配信していました。具体的なタイトルは『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』や『ピクミン4』、『スプラトゥーン3』といった人気作を発売の数日前に配信。直近では11月7日発売の『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』を発売日の16日も前に放送していたとのこと。

また、同氏は海賊版の入手先などを発信していたほか、著作権侵害によってプラットフォームから停止された際に「捨てアカウントが1,000個ある」などと話していたとしています。

任天堂アメリカは権利侵害1件に対し15万ドル、著作権法の回避および不正取引防止規定違反の疑いで1件につき2,500ドルの賠償を請求しています。

訴状にて任天堂アメリカの担当弁護士はこれらの著作権侵害について「ゲームの発売を何ヶ月も何年も待っていたユーザーに害をおよぼし、オンラインでのネタバレによってゲームを体験したときの驚きや喜びを台無しにする可能性がある」と回答しています。


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《Okano》

「最高の妥協点で会おう」 Okano

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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