『勝利の女神:NIKKE』コンサート、楽曲「Marian」で不意に涙……音楽が思い出を呼び起こす至福のひととき─来場者の熱意で、物販にフォトスポまで大行列【イベントレポ】

『勝利の女神:NIKKE』初のオーケストラコンサートの体験レポートをお届けします。

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『勝利の女神:NIKKE』コンサート、楽曲「Marian」で不意に涙……音楽が思い出を呼び起こす至福のひととき─来場者の熱意で、物販にフォトスポまで大行列【イベントレポ】
『勝利の女神:NIKKE』コンサート、楽曲「Marian」で不意に涙……音楽が思い出を呼び起こす至福のひととき─来場者の熱意で、物販にフォトスポまで大行列【イベントレポ】 全 20 枚 拡大写真

機械生命体「ラプチャー」の侵攻により、人類が地下に追いやられた近未来世界で、地上の奪還を託された美少女型兵器「ニケ」を率いる指揮官となって戦に臨む『勝利の女神:NIKKE』。昨年迎えた2周年も盛り上がり、今は3年目に突入しています。

その人気は手応えのあるバトルや魅力的なニケの存在も大きいところですが、心を揺さぶる物語の数々も本作を語る上で外せない要素です。そして物語を彩り、盛り上げてくれる楽曲も素晴らしく、没入感を高める一助となっています。

そんな数々の楽曲を、オーケストラアレンジで演奏するコンサート「MELODIES OF VICTORY」が、パシフィコ横浜の国立大ホールにて、1月11日に開催されました。

当日は、本作を楽しむ多くの指揮官たちが集い、賑わいを見せました。しかし当日足を運べなかった指揮官も多いはず。そうした方々に向け、コンサートの体験レポートをお送りし、当日の興奮や体験の一端をレポートとしてお届けします。

■開演時間に間に合わない!? 盛況過ぎて売り切れ相次ぐ物販ブース

今回参加した昼公演の開場は昼の12時30分でしたが、13時時点でも入場はスムーズでした。ただし、それはあくまで会場入りの話。併設されている物販ブースは既に長蛇の列となっています。

開演は14時予定なのでまだ1時間ほどありますが、係員からは「開演時間に間に合わない可能性があります」といったアナウンスもありました。『勝利の女神:NIKKE』の人気ぶりと、それを支える指揮官たちの熱意が窺える一幕です。

物販ブースでグッズの売れ行きを確認すると、ラインナップの中で最も高いTシャツ(3,800円)をはじめ、トートバッグや箔押し缶バッジは全てSOLD OUT。

また、ミラーアクリルスタンド(全7種)とミニアクリルスタンド(全7種)のうち、3種類が完売に。レコードアクリルキーホルダーのみ、まだ種類が多めに残っていましたが、それでも1種類はすでに売り切れていました。

ちなみに、アクリル系グッズ3種類の全てで売り切れていたニケは「ジュリア」でした。作中でも普段から音楽に慣れ親しんでいるため、、このコンサートも顔とも言えるニケのひとり。面目躍如といったところでしょう。次いで、「ディーゼル」「リター」も品切れが目立ちます。

■フォトスポットにも行列が!『勝利の女神:NIKKE』ファンの熱意高まる

来場者の多さ、物販への熱意だけでなく、会場内の活気も『勝利の女神:NIKKE』の人気を示す指針のひとつになっていました。

1階のホールには、「MELODIES OF VICTORY」のメインビジュアルやファンアートギャラリー(2種類)が掲示されており、それぞれフォトスポットになっていますが、そちらの関心度も相当なものです。

ファンアートをまとめたボードのフォトスポットには、係員の案内があり、撮影もひとり一枚と制限されており、来場者の撮影は常時スムーズに進んでいます。それでも常に10~20人程度の列が作られており、撮影して去る来場者がいる一方で、列に並ぶ来場者が後を絶ちません。

メインビジュアルの撮影スポットには、さらに多くの来場者が並んでおり、目撃した時点ではざっと40~50人ほどの列が。しかも、時間が経つごとにその列は長さを増していきます。

行列に人が並び過ぎたのか、最終的には「最後尾」を示すプラカードで整理する係員の姿も見受けられました。物販にフォトスペースと、開演前から圧倒的な賑わいです。



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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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