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コナミデジタルエンタテインメントから、2月27日に発売を予定しているPC(Steam)/ニンテンドースイッチ向け対戦型カードゲーム『遊戯王 アーリーデイズコレクション』。本作には1998年から2004年にかけて展開された『遊戯王』デジタルゲーム初期タイトル14作品が収録されています。
その内容はゲームボーイ『遊戯王デュエルモンスターズ』(1998)から始まり、ゲームボーイアドバンス『遊戯王デュエルモンスターズ インターナショナル2』(2004)まで。さらに『遊戯王モンスターカプセルGB』や『遊戯王 双六のスゴロク』といった“カードゲームではない遊戯王”まで盛り込まれています。
現在では『遊戯王OCGデュエルモンスターズ』や『遊戯王 マスターデュエル』などがブラッシュアップされ、成熟した印象を持つ『遊戯王カードゲーム』ですが、当時はまだまだ初期だからこその魅力や懐かしさがたっぷり。本稿では、そんな『遊戯王 アーリーデイズコレクション』を一足先に遊ばせてもらったプレイフィールをお届けしていきます!
◆梶木漁太の“激流葬”に苦しめられる…初期タイトルでは「マンモスの墓場」が効果モンスターだった!
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『遊戯王 アーリーデイズコレクション』を起動すると、ずらりと並ぶ『遊戯王デジタルゲーム』の数々!じっくり遊べばかなりの期間、やり込めるのではないでしょうか?特に筆者は原作漫画「遊☆戯☆王」のファンであるため、遊戯や海馬が鎬を削る初代はたまりません!
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さて、『遊戯王 アーリーデイズコレクション』で収録されているタイトルのカード効果は、現行の『遊戯王OCG』(以下、OCG)と同じルール・カード効果ではないといったこともしばしば。
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『遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記』(2000年)も、そんなタイトルのひとつです。ゲームをスタートすると対戦相手として「インセクター羽蛾」や「ダイナソー竜崎」などが出てきます。とりあえず「梶木漁太」とデュエル!
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いかに相手が“海の決闘者”と言えども、こっちは歴戦のデュエリストとして『OCG』でマーメイルテーマなどとやりあってきたんだ。「そんな古のカードになど負けるものか!ワハハハ!」 と挑みましたが、ゲーム開始直後なので初期デッキです。もちろん、「現れろ! 未来を導くサーキット!」とリンク召喚など出来ません。
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そんなわけで、じっくり1ターンずつ召喚権を使用して、後半の激突に備えていくことになります。今に比べると非常にゆっくりで……これも楽しいなぁっ……!
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相手も序盤とあって、ゆっくりバトルが進行します。ちなみに、1からカードを集めるのは大変だという忙しい現代人向けに、「カード全解放」というシステムも搭載されています。すぐに好きなカードでデッキを組めるので安心してください。
というわけで「カード全解放」を使用したこちらには、強力なカードが入っています。そのうちに、「ブラック・マジシャン」を召喚することに成功しました。
しかし「海の決闘者なのに全然フィールド魔法「海」を展開しないな……このまま勝てる!」と思っていたところ、まさかの「激流葬」発動……。こちらのモンスターが全部流されてしまいました。完全に忘れてた。
思い返せば、今もなお『OCG』にて活躍する「激流葬」を初めて使ったのは梶木漁太でした。こっちに“墓場に送られた時に効果を発動する”カードなんてないよ!
冒頭述べた通り、初期『遊戯王デジタルゲーム』は現行のものとルールやカードの効果などが異なります。例えば「マンモスの墓場」は『OCG』では効果を持たないモンスターですが、ここでは相手モンスターをパワーダウンさせる効果を持ちます。
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先ほどの「激流葬」を受け、慌てて「死者蘇生」をするのですが、ここでも初期と現行によるルールの違いが……!なんと本作では、“敵の墓場にいるモンスターが、ランダムでこちらのモンスターとなる”効果なのです(『OCG』では敵味方問わず、選んで復活できる)。 「ブラック・マジシャン」を蘇生させてくれ……!
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そんな流れもあって防戦一方でしたが、なんとこちらのデッキには“神”がいます。「オベリスクの巨神兵」です。この試合で使うつもりじゃなかった……! 「オベリスクの巨神兵」は、召喚したモンスターをすべて破壊したうえでLPに4000ものダメージを与えてくれます。泥試合に陥ったけど、まさしく“神頼み”でなんとか梶木漁太に勝利!
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また、『遊戯王デュエルモンスターズ5 エキスパート1』(2001)などからは現代に続く『OCG』を踏襲したカード効果・ルールに。こちらでは「昔懐かしのOCGルール」が楽しめるでしょう! シンクロ召喚もない『OCG』を楽しめます。
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フィールド魔法「闇」を発動すれば、場の演出も変化します。初代ゲームボーイタイトルに比べて、演出の進化を感じられますね。ちなみに『遊戯王 アーリーデイズコレクション』では「画面フィルター」機能でTVモニター風のエフェクトをかけることができます。本当に、当時の感覚が再現できるのに驚き。
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『遊戯王デュエルモンスターズ インターナショナル2』(2004)では、インターナショナルの名に相応しく海外版イラストも味わえます。『OCG』ルールなのは『遊戯王デュエルモンスターズ5 エキスパート1』(2001)と同じですが、登場キャラをはじめ、当然ゲームシステムも違います。
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各ゲームでの「遊☆戯☆王」キャラとの交流で「昔自分が楽しんだ「遊戯王」ってこれだ」と感じられるのも大きな魅力ですね。
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◆『モンスターカプセル』『DDM』まで収録!『双六のスゴロク』ではブラック・マジシャン・ガールがプレイアブルキャラに!
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『遊戯王』初期デジタルゲームと言えばカードのみではありません!
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『遊戯王モンスターカプセルGB』(2000)はシミュレーションゲームのスタイルで、「カプセル・モンスター」と「モンスター・ワールド」をミックスしたオリジナルのゲームを楽しむことができます。ガチャからカプモンを出して集めていくのが楽しい!
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『遊戯王ダンジョンダイスモンスターズ』(2001)はかなり独特なゲームでした! 3Dで描かれる“置いたダイスがマップとして広がっていく姿”や、戦闘シーンなどはかなり見ごたえがあります。「DDM(DDD)編で見た!」と興奮しますね。
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筆者は今回初めて遊んだのですが、見覚えはあるもののルールがわからず……! おそらく突き詰めていけば骨太なシミュレーションを遊べるのでしょう。ちなみに、全部のゲームで当時の説明書を見ることができます。
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『遊戯王 双六のスゴロク』(2004)はまさにパーティゲーム! 名前が示すように、すごろく形式のデジタルボードゲームです。
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ブラック・マジシャン・ガールを含めたキャラクターたちで遊ぶことになるのですが、この「ストーリーの垣根を超えたパーティ感」が今のファンには一番嬉しいかも知れませんね。当時のストーリーを追体験するのも良いですが、気軽にキャラたちと触れ合えるこちらもいい感じです。
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「遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記」はオンライン対戦に対応しており、その他の一部タイトルも今後のアップデートにてオンライン対応が予定されているそう。当時は身近な友達としか遊べませんでしたが、今では世界中のデュエリストと「昔懐かしの『遊戯王カードゲーム』」を味わえます。
当時の『遊戯王カードゲーム』は、様々なジャンルのゲームが出ていたことが魅力でした。現在も『OCG』にて「DDM(DDD)」に関わるゴッドオーガスがカード化されたりと丁寧に拾ってくれていますが、現代で再展開される可能性は低いかもしれません。
そんな中でリリースされる『遊戯王 アーリーデイズコレクション』は、当時の楽しさと懐かしさがギュッと詰め込まれていて、幼いころから『遊戯王カードゲーム』に慣れ親しんだ筆者にとっては、間違いなく遊ぶ価値がある作品でした。
つい懐かしさばかりにフォーカスしてしまいましたが、本作には14タイトルも収録されているわけで、全体のボリューム感も尋常じゃありません! 『遊戯王カードゲーム』を愛する人はぜひチェックしてみてください!
PC(Steam)/ニンテンドースイッチ向け『遊戯王 アーリーデイズコレクション』は、2025年2月27日に発売予定。価格は6,050円(税込)です。詳細は公式HPを確認ください。
◆特製デュエルフィールドを2名様にプレゼント!
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『遊戯王 アーリーデイズコレクション』発売を記念して、インサイドの読者に向けて「特製デュエルフィールド」を2名様にプレゼント!
応募方法は、インサイド公式X(旧Twitter)をフォローして本記事の投稿をRTするだけ。プレゼントをご希望の方は、下記注意事項と株式会社イードの「個人情報保護方針」に同意の上ご応募ください。応募期限は2025年3月7日(金)23時59分までです。
なお当選のご連絡は、応募期間の終了後にインサイド公式Xよりダイレクトメッセージにて行います。事前にインサイド公式Xよりダイレクトメッセージを受け取れるように設定をお願いします。
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