「スイッチ2」ローンチにユーザーが望むのは?『3Dマリオ』『ゼルダの伝説』が上位に、第1位はスイッチ史上“No.1タイトル”の新作【アンケ結果】

インサイド読者の意見を通して実態や傾向を調査するアンケート企画。今回は、「ニンテンドースイッチ2に求めるローンチタイトル」の集計結果を発表します。

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「スイッチ2」ローンチにユーザーが望むのは?『3Dマリオ』『ゼルダの伝説』が上位に、第1位はスイッチ史上“No.1タイトル”の新作【アンケ結果】
「スイッチ2」ローンチにユーザーが望むのは?『3Dマリオ』『ゼルダの伝説』が上位に、第1位はスイッチ史上“No.1タイトル”の新作【アンケ結果】 全 7 枚 拡大写真

■第3位『マリオ』シリーズ:12.2%

寄せられたローンチタイトルの希望は多岐にわたりますが、その中でも特に多くの支持を集めた3作品がありました。任天堂の顔とも言える『マリオ』シリーズを推す意見は12.2%を占め、今回のアンケートで第3位にランクインしています。

『マリオ』シリーズと一口に言っても、ジャンルだけでも多種多彩。王道のアクション、パズルにスポーツ、パーティゲームなど、代表的なものだけでも枚挙に暇がないほどです。そして、今回『マリオ』シリーズに寄せられた意見の中でも顕著だったのが、「3Dマリオ」の新作を望む声でした。

『マリオ』シリーズのアクションは、大まかにくくると2D系と3D系に分かれます。2D系は、2023年に完全新作の『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』がリリースされましたが、3D系は2017年発売の『スーパーマリオ オデッセイ』を最後に完全新作は出ていません。

『スーパーマリオ オデッセイ』はスイッチ1年目にリリースされ、盛り上がりに貢献したタイトルのひとつ。『スーパーマリオ オデッセイ』のような新たな「3Dマリオ」を、スイッチ2でも遊びたいものです。

■第2位『ゼルダの伝説』シリーズ:14.4%

任天堂のスイッチソフトだけでも、様々なタイトルが大ヒットし、1,000万本単位で売れたものも珍しくありません。そのベスト10の中に2本もランクインしたのが、『ゼルダの伝説』シリーズです。

スイッチと同日に発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、本体の販売台数を牽引するほど爆発的な人気となり、累計で3,262万本を販売。その続編となる『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』も、2,155万本という見事な販売実績を残しています。

このほかにも、『ゼルダの伝説 夢をみる島』や『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』、『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』などのシリーズ作が、スイッチ市場を大いに盛り上げました。

その人気ぶりは今回のアンケートでも明らかで、ローンチに『ゼルダの伝説』シリーズを求める支持率は14.4%になり、第2位に滑り込みました。新作を求める声が大半ですが、『ふしぎの木の実』や『ふしぎのぼうし』、「3Dゼルダ」のリメイクや、『トワイライトプリンセス』のリマスターを要望する意見も届いています。

■第1位『マリオカート』シリーズ:14.9%

今回のアンケートで堂々の第1位に輝いたのは、『マリオカート』でした。支持率は、『ゼルダの伝説』をわずかにかわした14.9%。かなりの接戦ですが、この『マリオカート』が熱烈な支持を集めて単独首位となりました。

『マリオカート』も広い意味で『マリオ』シリーズに属しますが、独立したレースシリーズとして確立されており、アンケートでも本シリーズを単独扱いで名指しする方がほとんどだったため、個別で集計したところ最多数を記録しました。その圧倒的な人気ぶりは、疑うまでもありません。

実績も目覚ましく、2017年4月にリリースされた『マリオカート8 デラックス』は、6,735万本を超える販売実績を誇っています。この数字はスイッチ史上でもダントツで、“スイッチで最も売れたタイトル”と言っても過言ではありません。

しかも、これだけ人気を博した『マリオカート8 デラックス』は、Wii Uソフト『マリオカート8』のパワーアップバージョンであり、完全新作ではありません。そのため、長らくお預けになっている『マリオカート』シリーズの完全新作を求める声が大きいのも、無理のない話でしょう。

正式発表こそまだですが、スイッチ2の紹介映像には、『マリオカート』らしき作品が含まれていました。そこまでお膳立てしておいて、新作がないとは考えにくいところ。要望も厚く、発表の気配もある『マリオカート』の新作に、期待が集まるのも至極当然です。


意見が集中した回答は以上の通りですが、『F-ZERO』、『スターフォックス』、『リズム天国』、『パイロットウイングス』、『ふぁみこんむかし話』、『ともだちコレクション』といった、近年動きのない任天堂タイトルの新展開を望む声も届いています。

また、『ゼノブレイド』シリーズで知られるモノリスソフトの完全新作や、Wiiを彩った名作アクション『朧村正』、シリーズ再始動の期待も込めた『MOTHER4』に『ベヨネッタ』新作など、要望の声は尽きません。

このほかには、サードパーティの人気シリーズを推す声も多く、その中では『モンスターハンターワイルズ』や『ファイナルファンタジーVII リメイク』シリーズ、『エルデンリング』、『黒神話悟空』、『原神』などの名前が挙げられています。

期待は膨らむ一方ですが、果たしてローンチタイトルとしてどんな作品が登場するのか。まずは、直近で最新情報を披露する「Nintendo Direct: Nintendo Switch 2 - 2025.4.2」に注目しましょう。


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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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