2025年4月13日(日)より開幕する大阪・関西万博にて、カプコンが体験型コンテンツ『モンスターハンター ブリッジ(以下、モンハン ブリッジ)』を出展します。『モンスターハンター(以下、モンハン)』の世界観を“ARデバイス”を通して全身で楽しめる、世界でただひとつのコンテンツです。
3月30日には開催に先駆けて、実際に内容を全身で楽しめるメディア向け先行体験会が開催されました。本稿ではそのレポートをお届けします。
◆会場に入る前から『モンハン』の世界にダイブ!足跡や巨大パネルがお出迎え
本コンテンツの会場となるのは、大阪ヘルスケアパビリオンの一部として建設される「XD HALL」です。会場に至るまでに目に入ってくるのが、何者かの小さな足跡。よく見ると「アイルー」の足跡で、さらには超巨大な「リオレウス」の足跡までが見えてきます。


『モンハン』プレイヤーならすぐにピンと来る足跡を辿っていくと、大きな『モンハン ブリッジ』ロゴが掲げられたXD HALLはもう目前。広い万博内でも、ひと目で目的地を見つけられる道のりになっています。


また特に注目したいのは、ホール手前にある壁面の“水墨画風”に描かれた大きなリオレウスをはじめとするモンスターたち。黒を基調にした迫力満点な巨大パネルが設置されており、右下にはそんなモンスターを見上げるアイルーの姿もあります。

パネルの前に立ってツーショットを撮るのも良し、シンプルに画面いっぱいに撮影するも良し。万博の感想を伝えるお土産写真としてもバッチリです。万博に訪れた際には、コンテンツ体験だけでなく写真撮影もお忘れなく!

◆アイルーやモンスターたちと実際に触れ合える!本コンテンツだけの遊びを満喫
そしていよいよホール内部へ。床面直径約12m×高さ約5mの円筒形状シアターになっており、側面と天面にあるシースルーLEDおよび床面のプロジェクターから体験映像が投影されていきます。多数設置されたスピーカーからは360度から聞こえる音が、床からは演出に合わせた振動が発せられ、その没入感は一度体験したら忘れないものになるでしょう。
そして体験者が着用するのは、本コンテンツのために新開発された専用ARデバイス。対角105度の広い視野角が特徴で、頭上部に装着することで視界と耳を『モンハン』世界へ誘ってくれます。


準備が整ったら、いよいよ『モンハン ブリッジ』体験がスタート! 視界いっぱいに広がる草原エリアでは、「回復ミツムシ」が体験者の元に出現します。
抱えている蜜はぜひとも手に入れたい……と思い実際に手を伸ばしてみると、本当に触ることができます。このARデバイスは人間の手も認識するので、ゲームの世界をただ見るだけではなく実際に行動で干渉できるのです。


さらには、あの愛くるしいアイルーと実際に触れ合うことも可能。撫でたり手を振ったり、こちらの動きに反応してくれるアイルーが可愛すぎてたまりません! ぬいぐるみでもなくフィギュアでもなく、本当に生きたアイルーをひとしきり撫でられます。

また『モンハン』らしく、様々なモンスターたちが続々と登場します。なかでもリオレウスが襲ってきた際には、リアルで見るからこそ思い知らされる迫力にビックリ。

さっそく武器を振るって迎撃する……のではなく、ARデバイスを通じて“石”を投げて戦います。「石であのリオレウスを狩れるのか?」と思うかもしれませんが、同じ志を持った体験者たちと一丸になれば向かうところ敵なしです。


もちろん、リオレウス以外にもさまざまなモンスターが登場します。とにかく音に視界、そして振動と全身で味わえる内容が次々に展開されていくため、ゲームプレイで慣れた『モンハン』とは全く違う経験を味わえるでしょう。筆者も体験後から数時間が経過した執筆時点でも、まだその感覚が残っているほど真新しい感情に包まれています。
しかし本コンテンツはARデバイスを通して見る映像が主体となるため、Webメディアらしく文字や写真だけではその魅力をお届けするにはなかなか難しいものがあります。
だからこそ実際に体験してみると、見聞きするだけではわからなかった内容に感動すること間違いなし。まさに“夢”と“現実”がひとつになる瞬間を、ぜひ『モンハン ブリッジ』で味わってみてください。さあ、記事を読んだ後は「万博にひと狩り行こうぜ!」

『モンスターハンター ブリッジ』は、2025年4月13日から10月13日の期間で開催する大阪・関西万博にて展開。会場は大阪ヘルスケアパビリオンに建設されている「XD HALL」です。
体験料金は無料。なお事前予約が必要のため、興味を持ったら早めに予約しておくのがオススメです。詳細は公式サイトをご確認ください。
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